恐らくリスキリングに取り組んでも上手く行かない…最大の理由は「〇〇の欠落」

2022.10.26

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたの想像する「学習」とはどんなものですか?

 

 

今日は
「学習の定義」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①ビジネスの世界における”学習”とはどんなものでしょうか?

②書籍やビデオ、普通の講師の話では「学習にならない」

③「リスキリング」に取り組んだとしても、きっと変わらないでしょう

 

 

■ビジネスの世界における”学習”とはどんなものでしょうか?

 

 

あなたは
「学習」
と聞いてどのようなイメージを持ちますか?

 

 

辞書で調べると、以下のように記されています。

「ならい学ぶこと。特に、学校などで系統的に勉強すること」

 

 

後半の文章に着目してみましょう。

 

 

「学校などで系統的に勉強すること」
と記されています。

 

 

では社会人においての学習とはどんなことでしょうか?

 

 

私は、答えのないビジネスにおける学習とは
「行動上の変化が作り出されるもの」
と定義されるべきと考えています。

 

 

つまり
「昨日と違うことが出来るようになること」
がビジネスの世界の学習ではないでしょうか?

 

 

■書籍やビデオ、普通の講師の話では「学習にならない」

 

 

私が研修の中で良くあげる例があります。

野球のバッティングを例にしたものです。

 

 

「打撃の基本」
といった書籍やビデオを見て学習をします

 

 

又は打撃コーチが教室で
「打撃のコツ」
を教えてくれたとします。

 

 

さて、あなたはすぐに打てるようになるでしょうか?

 

 

恐らく投手が投げる球は打てないでしょう。

 

 

上記の学習で身につけられるのは
「打撃の概念だけ」
だからです。

 

 

ビジネスの学習も一緒です。

例えば営業のやり方で見てみましょう。

 

 

営業に関する書籍を読む

イーラーニングで営業について学ぶ

講師が営業ノウハウを伝える

 

 

さて、明日から売上は変わるでしょうか?

 

 

せいぜい変わるのは
「知識や態度」
でしょうか?

 

 

交渉を伴う営業の学びは座学では身につくことはありません。

投手の投げる球が毎回違うのと一緒で、交渉も毎回違うからです。

 

 

よくある営業研修は
「普通の講師が普通のことを話すだけ」
のものばかりです。

 

 

行動科学を応用している立場から見れば
「役に立たない正論」
を並べているだけにしか見えません。

 

 

■「リスキリング」に取り組んだとしても、きっと変わらないでしょう

 

 

ビジネスの世界の学習は
「昨日できなかったことが出来るようになる」
と定義しています。

 

 

ただし、人の変化を妨げるものがあります。

 

 

もしあなたが生まれて初めて
「バッターボックス」
に立ったとします。

 

 

どんな気持ちになるでしょうか?

 

 

恐らくはどんなボールが来るのか…

何が起きるのか…

何をすれば良いのか…

 

 

これまでに経験したことがないため
「不安な気持ち」
になることでしょう。

 

 

ただし不安になるのは
「生物として正常な反応」
です。

 

 

未知のことに対しては本能が警戒し
「逃走」か「闘争」
のどちらかを選択させるように、脳から指示が出ます。

 

 

ビジネスの世界の学びも同様です。

これまでとは違う方法を選択しなければならなくなります。

 

 

ただし、当たり前のことですが
「昨日と違う行動をしなければ、違う結果は得られない」
ということもわかっているはずです。

 

 

ビジネスの学びで重要なのは新たな知識や方法を
「試してみたい」
と思うことです。

 

 

そして
「試してみる機会とフィードバックが得られること」
が重要です。

 

 

しかし営業で売上をあげるための行動は
「すぐに身につくものではない」
ということも事実です。

 

 

バッターボックスに2回~3回立っただけでは打てるようにならないのと一緒です。

 

 

その為
「こんなのやっても意味が無い」
とすぐに手放してしまう人が出てきます。

 

 

そこで重要になってくるのは
「短期的に成果を得られること」
です。

 

 

人の脳は
「長期的な利得よりも、短期的な利得を好む」
からです。

 

 

短期的な利得は
「マネジメントの工夫」
で得ることが出来ます。

 

 

少なくとも
「ビジネスにおける学習」
についてはこの程度の仕掛けは必要です。

 

 

「リスキリング」
という言葉が着目され、補助金もつくようになります。

 

 

しかし重要なのは
「ビジネスにおける学習の基本的な仕組み」
が備わっているプログラムかどうかです。

 

 

行動科学の知見が取り入れられていないものは、避けた方が賢明でしょう。

なぜならば、学んだ気になるだけで全く役に立たないからです。

 

 

私の提唱している行動創造理論は
「営業とマネジメントにおける行動を創り出す」
となっています。

 

 

ただし行動を変えるには
「行動を変えるためのアプローチ」
にも行動創造理論が使われているということです。

 

 

同じ時間営業研修をしたとしても
「成果が全く異なる」
のは行動科学を基軸としたプログラムが構成されているからです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「省略することで生じるミス」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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