今日も
「ビジネスモデル」
について触れてみたいと思います。
3連休の記事は
「ビジネスモデルシリーズ」
になりました。
これが過去2日間の記事です。
そして今日の第3弾は
「共有」
というビジネスモデルに触れてみたいと思います。
海外では
「共有ビジネス」
が盛んです。
日本よりも規制が緩いという点が発展のスピードを早めています。
例えば
「airbnb(エアビーアンドビー)」
があります。
空き部屋オーナー
安価な宿泊先をさがす宿泊者
をマッチングするサービスです。
爆発的な伸びを見せているサービスです。
数年間で8,000万件の宿泊を実現させたそうです。
オーナーとゲストからの
「手数料」
が収益となります。
多くの宿泊先と宿泊者の
「ネットワーク」
が商材となります。
また個人間では得られない、
「部屋と宿泊者の信用」
を評価という形でサービスを担保しています。
これがこのサービスのビジネスモデルです。
他には、自動車と運転手をシェアする
[UBER(ウーバー)」
があります。
暇をもてあそばせたドライバー(登録者)
移動したい利用者
これをマッチングするサービスです。
1 暇なドライバーがウーバーに登録する
2 移動したい利用者はウーバーでドライバーを探す
3 位置情報を勘案しリアルタイムにマッチング
このようなサービスです。
登録者は空き時間の収入
利用者は移動手段
企業は手数料収入
3者がそれぞれ、これらの利益を得るというビジネスモデルです。
そんなウーバーは
「自動運転技術開発」
に力を入れています。
将来は登録者への手数料も、自社に入るビジネスに発展させる狙いです。
最後に昨日の記事で答えをあいまいにしていた
「物流のマッチングサービス」
もウーバーのビジネスモデルに近いですね。
荷物を運びたいトラック運転手(登録者)
荷物を発送したい利用者
この2つをリアルタイムにマッチングするサービスです。
人を乗せるのか
荷物を載せるのか
の違いです。
ただそれだけではない大きな違いがあります。
それは何でしょうか?
それは
「収益モデル」
が大きく異なるということです。
シェアモデルの収益源は
「手数料」
です。
しかし物流マッチングサービスは
「無料」
で利用できます。
ではどこで収益を上げているのでしょうか?
答えは
「ビッグデータ」
です。
誰が
何を
どこに
いつ
どれくらいの頻度で
といったようなデータを保有することになります。
実際のモノの動きをデータで可視化することで
「価値」
を生みだしています。
国などの公共機関や民間企業にデータの販売とコンサルティングを行っています。
これがこの会社の収益源となっているようです。
無料ビジネス
共有ビジネス
それらを組み合わせた新しいビジネスモデルと言えるかもしれません。
このように様々なビジネスモデルが誕生しています。
皆さんも周りを見渡してみてください
使わないもの
空いている時間
「これらを収益に変えるとしたら?」
ということを考えてみてはいかがでしょうか?
今日は
「シェアモデル」
に触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤