新任リーダのあなたが「組織文化」を理解するために、青信号に例えてみました

2023.01.10

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

「組織文化は戦略を凌駕する」という有名な言葉を知っていますか?

 

 

今日は
「組織文化」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①「組織文化とは?」という問いにあなたは答えることが出来ますか?

②データが示す「組織文化があると無いとでは業績に大きな違い」

③それでもピンとこない人は「青信号に例える」ことで理解できる

 

 

■「組織文化とは?」という問いにあなたは答えることが出来ますか?

 

 

組織文化とはなんでしょうか?

字面から何となくのイメージは持てると思います。

 

 

では明確に
「組織文化とは?」
という問いにあなたは答えることは出来るでしょうか?

 

 

また
「あなたが属している組織文化は?」
という問いに答えるのは難しいかもしれません。

 

 

組織文化という言葉を定義すると
「事業目的を達成するため共有された行動原理や思考」
といえるでしょう。

 

 

ただし
「固定され、反復されていなければ文化とは言えない」
とも言えます。

 

 

企業理念やビジョン、行動指針を掲げている組織は多いでしょう。

しかし、社員やメンバーが実践できていなければ、ただの標語です。

組織文化とは呼ぶのはおこがましいかもしれません。

 

 

■データが示す「組織文化があると無いとでは業績に大きな違い」

 

 

組織文化のある無しは
「業績」
に非常に密接に結びついています。

 

 

【業界内のある無し】

 

強い組織文化を持つ会社は
「株式市場で3倍の企業価値」
を示している

 

 

【企業同士のある無し】

 

組織文化の変革に注力した企業は
「EBITAが9%向上」
となる

 

 

【社内のある無し】

 

部署間で
「パフォーマンスが50%の差が出る」
ことがわかっている

 

 

しかし気を付けるべき点もあるようです。

 

 

組織文化が強い企業に
「外部から優秀な人材を登用したとき」
に起こります。

 

 

多くの場合は
「期待より失望の方が多い」
という結果になっているということです。

 

 

組織文化というものは
「本質的にコピーできないもの」
だからと言われています。

 

 

ドラッカーも伝えています。

「組織文化は戦略を簡単に打ち負かす」

 

 

組織文化は明文化されていたとしても
「読むだけで理解し、行動が創られるものではない」
ということです。

 

 

■それでもピンとこない人は「青信号に例える」ことで理解できる

 

 

もっとわかりやすく言えば
「青信号」
のようなものでしょうか?

 

 

あなたが交差点にいて
「目の前の信号が青信号になる」
とすぐに行動を起こすでしょう。

 

 

青信号の意味は
「一方の交通を止めているので、一定時間安全に渡れる」
ということを示しています。

 

 

ただの青い丸を見るだけで、正しい行動が創られます。

しかも複数の人が、同じように正しい行動を取ります。

 

 

では、青信号の理解が無い世界だったらどうなるでしょうか?

警察官があらゆる交差点に立って、1人1人に説明をしなければなりません。

 

 

当然、伝え漏れる人も出てくるでしょう。

もしかしたら、間違って伝わる可能性もあります。

言葉や会話のロスはいたるところで起きます。

すると事故も起こりますし、交通インフラは瞬く間にマヒをするでしょう。

 

 

実際に災害や停電などで信号機が機能しない時があります。

すぐに大渋滞を引き起こしてしまった記憶は誰もが持っているでしょう。

 

 

たった青信号1つでも、ものすごい違いがあります。

ではそれが高度な企業活動だったらどうでしょう。

大きな差異が生まれるのは容易に想像できます。

 

 

ただし組織文化は
「事業目的を達成するため共有された行動原理や思考が固定され反復している」
ということが条件です。

 

 

「行動が創られている」
という状態でなければ、ただの標語を掲げているだけです。

 

 

組織文化を創り出すには
「行動を創り出す仕組み」
が必ず必要になります。

 

 

その時に私の提唱している
「行動創造理論」
を役立てている組織もたくさん存在しています。

 

 

基本的には
「営業」「マネジメント」
に特化した行動理論です。

 

 

ただ人の脳のメカニズムを先回りするので
「行動マネジメント」
にも大きく役立ち、コンサルティングでも活用しています。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「組織文化」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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