目先の見返りが魅力的すぎる!?「私は悪くない」の口癖で自分を守る人

2023.03.16

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

メリットだらけなことがわかっていても、目先を優先する理由とは?

 

 

今日は
「習慣化できない自分をマネジメントする方法」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①早起きをしてジムに通うメリットをあげてみてください

②朝5:30に目覚ましが鳴ってつぶやくこと「私は悪くない」

③あなたを現在バイアスから逃す「最も簡単で単純な方法」

 

 

■早起きをしてジムに通うメリットをあげてみてください

 

 

「早起きしてジムに行くメリットをあげてみてください。」
と聞かれたらいくつ上げることができますか?

 

 

カロリーが消費できる

筋肉が増える

ダイエットができる

持久力がつく

 

 

上記のような身体的変化のメリットがあります。

 

 

困難に挑戦し続ける

自身との約束を守る

継続する自信を得る

 

 

身体的だけでなく
「GRITと呼ばれる継続力」
も身につけることができます。

 

 

また新たなコミュニティへの参加など、人との出会いもあるかもしれません。

 

 

早起きをしてジムに通うメリットはたくさんあります。

では、あなたはなぜやらないのでしょうか?

 

 

スキルや習慣を向上させることはわかっているのに…。

 

 

■朝5:30に目覚ましが鳴ってつぶやくこと「私は悪くない」

 

 

ほとんどの人は
「朝5:30に目覚ましが鳴る」
ときに思うことがあります。

 

 

決して上記に挙げたメリットのことではありません。

 

 

今日ぐらいいいか

また明日やればいいか

1日伸ばしたって変わらない

 

 

確かに1日延長したところで体力の衰えはありません。

 

 

しかし次の日も同じように
「今日はいいか」
を繰り返していきます。

 

 

否定的な言い方になりましたが
「人間の持っている本能の反応」
なので仕方がないのかもしれません。

 

 

「現在バイアス」
と呼ばれるものです。

 

 

現在バイアスは
「目先のことにとらわれ、将来のことを軽んじる」
という心理効用です。

 

 

長期的な利得よりも短期的な利得を優先させます。

得るメリットが短期的なもののほうが大きいと感じてしまいます。

 

 

実際はまったくそんなことはありません。

長期的利得のほうが大きなメリットであることは間違いありません。

 

 

しかし人は言い訳をし正当化します。

「私は悪くない」とつぶやけば、その場の心が救われるからです。

 

 

短期的利得を優先し、正当化を続ける人が
「変化ができず成長できない人」
です。

 

 

■あなたを現在バイアスから逃す「最も簡単で単純な方法」

 

 

あなたが
「現在バイアス」
から逃れる方法はあるのでしょうか?

 

 

本能の選択なのだから仕方がないことでしょうか?

もし逃れる術がなければ、習慣が続く人がいないことになります。

 

 

もっとも簡単にできることは
「自分の行動を認めてしまう」
ということです。

 

 

嘘でもいいので正当化をせずに
「私が間違っていました」
と鏡に向かってつぶやいてみましょう。

 

 

自分自身に面と向かって言うだけでよいのです。

本当に反省する必要はありません。

 

 

脳に対して
「視覚情報と聴覚情報として知覚をさせる」
だけです。

 

 

人の脳は目の前に存在していない想像よりも
「目の前で見た現実」
を重視します。

 

 

自分の過ちを認めるのは心が痛みます。

しかし認めないままであれば痛みません。

それでも良いのです。

十分に効果が見られます。

 

 

繰り返していくといつの間にか
「偏見を持つ思考」
も消えていきます。

 

 

情報に触れたときに
「事実を確認する」
という習慣が身につくようになります。

 

 

常に
「短期的利得を優先したことが間違いだった」
ことを確認し続けている人であれば当然です。

 

 

脳のメカニズムに逆らおうとしても困難なだけです。

それならば受け入れて先回りすることで、簡単に物事変えることができます。

 

 

今日の記事は
「セルフマネジメント」
におけるアプローチです。

 

 

もちろんビジネスの世界でも通用します。

通用するどころか、相当な効果をもたらします。

 

 

特に人の行動を創り出す
「営業」と「マネジメント」
の領域においては最も強力な武器となします。

 

 

それが行動想像理論です。

 

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「習慣化できない自分をマネジメントする方法」というテーマに触れてみました。

 

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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