私たちのコーヒーの入り口 この商品だけが許されたこと

2018.03.11

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「ロングセラーシリーズ」

です。

 

 

 

皆さんは

「500mlパックの飲料」

といわれたら何を思い浮かべますか?

 

 

オレンジジュース

牛乳

紅茶

 

などでしょうか?

 

 

今日はその中の

「コーヒー飲料」

について触れてみたいと思います。

 

 

紙パックのコーヒーで思い浮かべるのは

「雪印コーヒー」

ではないでしょうか?

 

 

茶色のパッケージに

黄色と赤のアクセント

は多くの人が想像できると思います。

 

 

この商品には

「唯一のモノ」

があります。

 

 

それを見ていきたいと思います。

 

 

雪印コーヒーは

「1963年生まれの55歳」

です。

 

 

当時は

テトラパック

と呼ばれる三角形のパックに入っていました。

 

 

その後

500mlパック

1リットルパック

が販売されて広く親しまれてきました。

 

 

雪印といえば

「2000年代の問題」

を記憶されている方も多いと思います。

 

 

2000年

雪印集団食中毒事件

 

2002年

牛肉偽装事件

 

この事件での

経営幹部たちの発言

も大きな波紋を呼びました。

 

 

この事件により

「グループ全体の再編」

が余儀なくされました。

 

 

その後、日本ミルクコミュニティに移管され

「メグミルクブランド」

として再出発を図ることになります。

 

 

その中で

「雪印コーヒー」

はそのままの商品名で継続して販売されました。

 

 

「メグミルクコーヒー」

という商品も販売してもほとんど売れなかったそうです。

 

 

この時

「雪印コーヒー」

というブランドの偉大さを痛感したそうです。

 

 

その後、2011年には

日本ミルクコミュニティ

雪印

が経営統合しました。

 

 

そして

「雪印メグミルク」

として完全一体化しました。

 

 

同社のほとんどの商品は

「雪印メグミルク」

のブランドを冠しています。

 

 

しかし

「雪印コーヒー」

だけはこのままのブランドです。

 

 

再編などいろいろなことがありましたが

「ユーザーに支えられたからこそ」

今の形があるのだと思います。

 

 

この商品は私たちの

「コーヒーの入り口」

といっても良いかもしれません。

 

 

これからも

「子供たちにとって忘れられない味」

として親しまれていくことでしょう

 

 

今日は

「ロングセラーシリーズ」

をお届けいたしました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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