負けず嫌いもほどほどにした方が良い「あの境界線」を超えると大きな失敗に

2021.05.22

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

負けず嫌いの境界線を越えてはいませんか?

 

 

今日は
「負けず嫌い」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①負けず嫌いの「ある境界線」とは

②負けず嫌いの人の「行動の特徴」

③あなたの行き過ぎた負けず嫌いを簡単に克服する方法

 

 

■負けず嫌いの「ある境界線」とは?

 

 

あなたはご自身で
「負けず嫌い」
だと思いますか??

 

 

解答は「世代」によっても異なるでしょう。

 

 

今のビジネスマンで
「一番の負けず嫌いの世代」
は団塊ジュニア世代です。

 

 

この世代の経営者が
「No.1が好き」
ということからもわかります。

 

 

さて
「負けず嫌い」
にはある境界線があります。

 

 

どんな境界線でしょうか?

 

 

 

単なる負けず嫌い

————————–

極度の負けず嫌い

 

 

この線が存在しています。

 

 

■負けず嫌いの人の「行動の特徴」

 

 

物事には
「勝つことが重要な時」
「そうでも無いとき」
どちらも存在します。

 

 

極度の負けず嫌いの人は
「必死になる必要が無いこと」
でも勝とうとします。

 

 

必死になる価値が無いにもかかわらず勝とうとすると
「問題」
が発生してしまいます。

 

 

負けず嫌いが持つある種の
「悪癖」
と言っても良いでしょう。

 

 

実は経営者や幹部など
「ポジションが高い人」
によくみられる癖です。

 

 

自分に当てはまるかどうか、確認してみてください

悪癖はこんな場面で顔を出します。

 

 

①議論をしすぎる

 

負けず嫌いは
「他の人を自分の考えで説き伏せたい」
と考えがちです。

 

 

②他の人をけなす

 

負けず嫌いは
「こっそり他人を自分より下に置いておきたい」
という願望を持っています。

 

 

③人を無視する

 

これも勝ちたい欲求です。
「他の人を自分の視界から消す」
ことによって勝った気になっているようです。

 

 

④えこひいきする

 

味方に引き込んで
「我々の陣営」
を強くするために行いがちです。

 

 

「自分には当てはまらない」
と思ったでしょうか?

 

 

それも
「負けず嫌いの傾向」
です(笑)

 

 

上記の全ては一見すると
「負けず嫌い」
とは関係がなさそうです。

 

 

しかし
「勝ちたい」
「負けたくない」
という願望が働いているため、上記の行動をとるということです。

 

 

■あなたの行き過ぎた負けず嫌いを簡単に克服する方法

 

 

無意識に他人を不愉快にさせてしまうのは
「必要以上に勝とうと努力すること」
から生じることがあります。

 

 

勝とうと思い始めると
「あらゆる場面で有害な考え」
が頭をもたげてきます。

 

 

最終的に有害な考えは
「自分に不利になる」
と分かっていても勝とうとします。

 

 

その結果
「相手を議論で押さえつけてしまう」
「相手の意見を無視してしまう」
ということになります。

 

 

ではこの後どうなるでしょうか?

経営者や幹部には良くない状態が待ち受けています。

 

 

あなたにとって都合の良い情報

あなたにとって都合の良い報告

 

 

こればかりが上がってくるようになります。

 

 

実際に
「市場」「自社」「競合」
で起きていることが分からなくなる

 

 

こんなことが日常的に横行します。

 

 

わからなくなってしまうというこてゃ
「本当に勝つべき時に勝てなくなる」
となることは明白です。

 

 

しかし根本にある原因が
「負けず嫌いの悪癖」
であることはほとんどの人は知りません。

 

 

報告が上がってこないのは
「あなたの負けず嫌いが要因」
かもしれません。

 

 

なぜなら少しでも成功してきた人は
「負けず嫌いの自分によって勝ってきた」
という自負が必ずあるからです。

 

 

経営者や幹部は
「少なくともどこかで勝ってきたから」
そのポジションにいる人ばかりです。

 

 

負けず嫌いを意識的に行っていれば、まだマシかもしれません。

 

 

人はただでさえ
「確証バイアスの働き」
によって、都合の良い情報しか集めない生き物です。

 

 

どんどん
「勝てなくなる状況に陥る」
ことになります。

 

 

多くの人は
「勝とうとするDNA」
が成功の一番の大きな理由と考えています。

 

 

勝とうとしすぎるのは
「成功を制限する突然変異の遺伝子」
とでも扱えばよいでしょう。

 

 

あなたは
「負けず嫌いの欠点」
を理解する必要があるかもしれません。

 

 

その上で
「対人関係で負けず嫌い抑える」
ことをすれば、さらなる成功を手にできるでしょう。

 

 

無意識のうちに引き起こす
「負けず嫌いの行動」
を自分で見つけるようにしてみてください。

 

 

見つけようとした瞬間
「克服している状態」
になるかもしれません。

 

 

なぜなら意識した瞬間
「脳が熟考システムに切り替わる」
からです。

 

 

しかし
「意識しよう!」
と思っているだけでは、明日には忘れているはずです。

 

 

机の上に
「負けず嫌いの行動を見つける」
とメモでも置いておいてください。

 

 

あなたの脳のアンテナが、絶えずキャッチしてくれます。

ちょっとした環境を整えるだけで、十分変化は作れます。

 

 

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今日は「負けず嫌い」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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