9,000人超の研修で気づいたこと、仕事が出来ない人に共通する「〇〇〇の欠落」

2022.09.03

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

仕事が出来ない人に共通するものとは何でしょうか?

 

 

今日は
「現実と想像」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①イメージトレーニングに効果があるのは、脳のメカニズムによるもの

②仕事が出来ない人に共通するのは「想像力の欠落」

③想像力の効果的な鍛え方「全てを視覚情報に変換する」

 

 

■イメージトレーニングの効果は脳のメカニズムから来ている

 

 

スポーツの世界では
「イメージトレーニング」
が用いられています。

 

 

オリンピックに出場するようなトップアスリートの
「ほとんどの人がイメージトレーニングを行っている」
ことでしょう。

 

 

数十年も前から取り入れられているトレーニング法です。

 

 

ゴルフの帝王と呼ばれる
「ジャック・ニクラウス」
はこのような言葉を残しています。

 

 

『私は頭の中で、くっきりと鮮明にショットをイメージ出来るまでは、練習の時でも決してショットを打たない』

 

 

良いプレーをするにはイメージをすることが大切ということです。

 

 

最大の理由は
「脳は現実と想像の区別がつかない」
からです。

 

 

■仕事が出来ない人に共通するのは「想像力の欠落」

 

 

あなたが成功に近づくために必要なのは
「想像力」
です。

 

 

私も研修を通じて9000人以上のビジネスパーソンと出会ってきました。

 

 

その中で、上手く行っていない人の多くは
「想像力の欠落」
が原因となっている人です。

 

 

もっと言えば
「想像すらしていない人」
といったほうが良いでしょうか?

 

 

研修のロールプレイの実演のフィードバックで
「なぜ、そのようにやったか?」
と聞いても意図すら出てきません。

 

 

「自分が選択した行動による結果がどうなるか?」
ということを想像せず、意思決定をしているということです。

 

 

上司の指示に対する対応も同様です。

これは経営層や管理職から良く愚痴を聞くことです。

 

 

「〇〇してほしい」
と依頼をされて、何を期待しているか想像できない仕事が出来ない人です。

 

 

あなたの周りにもいるのではないでしょうか?

 

 

言われたこととしかできない

言われたことすらできない

自分のやり方だけでやる

 

 

全ては
「想像力の欠落」
から来ていることです。

 

 

もしくは
「想像の仕方が間違っている」
ことも原因の1つです。

 

 

達成している状況を想像して
「気が緩んでしまう」
ということも想像からは起きがちです。

 

 

優秀な人の想像力というのは
「目標達成までに起こりうる挫折や障害も想像できる」
ものです。

 

 

そしてそれを
「どのように乗り越えるか?」
を考えられることが正しい想像力です。

 

 

■想像力の効果的な鍛え方「全てを視覚情報に変換する」

 

 

想像というのは文字通り
「イメージする」
ということです。

 

 

イメージするのは
「文字ではなく映像」
であるはずです。

 

 

文字で考えても想像とは呼べません。

映像で想像することが大切です。

 

 

想像力が無い部下に指示を出すときには
「言葉ではなくイメージを共有する」
ことが効果的です。

 

 

人が5感で得る情報の
「84%が視覚情報」
です。

 

 

つまり視覚情報を処理する訓練を一番受けているということです。

 

 

言葉だけで理解されないのは
「部下の責任だけでなく、指示を出す側の責任でもある」
とお伝えしておきます。

 

 

あなたが想像するよう結果になるように、伝えていないからです。

 

 

ただし、想像力はトレーニングで期待得ることは可能です。

 

 

その際には
「フレーム」
を用いてトレーニングすると効果的です。

 

 

フレームを用いることで
「視覚情報」
に変換することが出来ます。

 

 

人の脳は同じ情報でも
「枠や区切りがあるだけで理解度が変わる」
という性質があります。

 

 

09074923481

 

 

11桁の数字の羅列です。

一目で覚えることは出来るでしょうか?

 

 

では下記はどうでしょうか?

 

 

090-7492-3481

 

 

3つに区切っただけで
「見慣れた携帯番号と同じ形」
となり視覚情報に変換されます。

 

 

簡単に処理できる世になったはずです。

1つ目は文字情報で、2つ目は視覚情報に変換したからです。

 

 

人の脳は
「意図した区切りを持、合わせようとする」
という傾向があります。

 

 

ビジネストレーニングで
「フレーム」
を用いることが多くなるのは、脳の性質を活用しているからです。

 

 

コンサルタントもフレームを好むのは
「自身の仮説をわかりやすくし、イメージを共有させるため」
です。

 

 

そこまで考えている研修講師やコンサルタントがどこまでいるかわかりませんが(笑)

 

 

脳のメカニズムを先回りすることで
「ビジネス力を効率よく向上させることが出来る」
ということです。

 

 

そして営業とマネジメントの領域で確立したものが
「行動創造理論」
となります。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

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「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

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今日は「現実と想像」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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