【ビジネス寓話シリーズ】「キツネとカラス」物語に隠された営業スキルを見つけられる?

2021.08.21

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

あなたはキツネの営業?それともカラスの営業??

 

 

今日は人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。

 

 

「キツネとカラス」
というお話です。

 

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

———————————————-

 

腹の空いたカラスが、イチジクの木に止まりました。

 

実を食べようとしましたが、よく見るとまだ実が青いのです。

カラスはイチジクが熟すまで待つ事にしました。

 

 

じっと待っているカラスを見たキツネが言いました。

「きみは、どうしてそこにいつまでも止まっているの?」

 

 

カラスがそのわけを話すと、キツネはこう答えます。

 

 

「だめだめ。待てば良い事があると思っては。

待つ事は夢を与えるけど、エサは与えてくれないよ。

ちょっと別の所へ行けば、熟した実の木があるのに」

 

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この寓話はイソップ物語の一節です。

 

 

「キツネとカラス」
というお話は他にもありますが、この寓話は待っているだけではダメというお話です。

 

 

ではビジネスの視点で見ると、どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

■最初の教訓は「だから営業は疲弊していく」

 

 

一見すると
「キツネはもっともらしいこと」
を言っています。

 

 

待つことは夢を与えるが、エサは与えてくれない。

動かなければだめだ。

 

 

確かにその通りかもしれません。

営業に置き換えても同様です。

 

 

待っているだけでは、売上はあがりません。

ダメな営業ほど待ちの姿勢が強いでしょう。

 

 

ただし多くの営業は
「熟した木の実」
を探して活動をしています。

 

 

「緊急の課題を持っていて、今すぐに解決したい」
というお客様を探しています。

 

 

しかし上記のような
「営業にとって都合の良いお客様」
はどれほどいるでしょうか?

 

 

大体数値化されていて
「全商談の中の5%程度」
しか存在していません。

 

 

実は昔は
「すぐに決まる商談」
はもっとありました。

 

 

しかし課題は複雑化し
「単純な解決法では満たされない市場」
となっており、割合は低くなりました。

 

 

あなたは5%の商談を探して
「毎日疲弊をしてる営業」
となっていませんか?

 

 

特に営業によって売上をあげている会社によく見られます。

結局、営業の活動量によって、売上を支えています。

 

 

もしかしたらそのような会社は
「社員の定着率」
もよくないかもしれません。

 

 

あなたの会社はどうですか??

 

 

■カラスが実を熟させるスキルを備えているとしたら…

 

 

さて、この寓話のカラスは
「実が熟すまで待つ」
という行動を取っています。

 

 

その時キツネが話しかけてきたというお話です。

そこで話は終わっています。

 

 

ではもしカラスに
「木の実を熟させるスキル」
が備わっていたら、話の内容は変わってきます。

 

 

青いイチジクの実を、一定の期間で熟させることができたら…ということです。

 

 

さて、感の良い方は気づきましたね。

 

 

スキルを持ったカラスは
「一流営業と一緒」
ということです。

 

 

課題が顕在化していないお客様に対して
「商談を通じて案件化し、契約を取る」
という営業スキルです。

 

 

今の市場で一番活躍できる営業スキルです。

 

 

もしかしたら
「キツネは足で稼ぐ古い営業」
なのかもしれません。

 

 

または
「古い考えのままの上司」
なのかもしれません。

 

 

本当はカラスは
「実を熟させるスキル」
なんて持っていないのかもしれません。

 

 

しかしあなたが
「営業スキル」
として身につけることは可能です。

 

 

理由は
「8,816人が一流営業に変貌した営業理論」
があるからです。

 

 

あなたがその理論に触れることができたら
「一流営業」
になることは難しくありません。

 

 

科学を基軸とした営業理論なので
「誰もが再現できる」
モノです。

 

 

その理論は
「行動創造理論」
と呼ばれるものです。

 

 

もしあなたがキツネの営業だったとしても
「翼をもったカラスの営業」
となることができます。

 

 

見込みすらなかったお客様が
「あなたを一番信頼のおけるパートナー」
として、末永くお付き合いをいただけるようになります。

 

イチジクの木の実が、毎年実をつけるように…。

 

 

あなたはキツネのままですか?

それともカラスのスキルを身につけますか??

 

 

今日はビジネス寓話シリーズ
「キツネとカラス」
をお送りいたしました。

 

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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