変化をしようとした組織のほとんどが「少しの腕試しの後、元に戻ってしまう理由」

2022.12.21

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

変化を妨げている最大の理由とは??

 

 

今日は
「変化」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①変化の重要性は、数多くの偉人も語っている言葉である

②組織の変化を妨げていたのはあなた自身の「脳」かもしれない

③変化をするために必ず押さえておくべき点とは?

 

 

■変化の重要性は、数多くの偉人も語っている言葉である

 

 

変化の重要性というのはビジネスパーソンなら誰でも知っていることでしょう。

そして変化に関しては数々の言葉も残されています。

 

 

最も知られているのはダーウィンの言葉の引用でしょうか?

「生き残るのは最も強いものでも賢いものでもなく、変化に最も適用できる者である」

 

 

ナポレオンも
「優位性を維持し続けるには変化をするしかない」
と語れば

 

 

J・F・ケネディは
「変化は人生の法則である」
と語ります。

 

 

フィリップ・コトラーも
「変化をしなければ、その場にとどまることすらできない」
と言葉を残しています。

 

 

あなたが生き残り人生を楽しみたいのであれば
「変化」
は避けて通れない選択となりそうです。

 

 

■組織の変化を妨げていたのはあなた自身の「脳」かもしれない

 

 

変化の重要性はわかっているけれど
「実際に変化することが出来ない」
ということもわかっていることです。

 

 

とりわけ組織レベルの変化は非常に難しい問題でもあります。

 

 

組織のパフォーマンスをより高いレベルへ移行する試みは
「少しの腕試しの活動の後、元のレベルに戻ってしまう」
と表現されます。

 

 

変化に対する議論が尽きないのは
「成功する変革プログラムが少ない」
ことが最大の原因です。

 

 

正しいプロセスが確立されていれば
「どうすれば変化できるか?」
など議論する必要もありません。

 

 

ただ、成功するプログラムを導入すればよいだけです。

 

 

そしてもう1つ挙げられるのは
「変化に対しての期待が大きすぎる」
という点もあります。

 

 

変化は困難なため、見えていない想像ばかりになります。

人が想像する場合は、自分の知っている情報から導かれます。

 

 

つまり自分が知っている
「変化の成功例」
から想像することとなります。

 

 

するとほとんどの人は
「困難な局面からの大逆転劇」
を想像します。

 

 

理由は生き残った物語しか残されていないからです。

99%の例は表に出てこないからです。

 

 

そして人は
「生存者バイアス」
にとらわれ、変化は逆転劇だと錯覚します。

 

 

しかしほとんどの組織の変化は、大逆転劇を目指すものではありません。

68点を75点にする変化です。

 

 

そしてここでも1つ大きなハードルが生じます。

劇的に変えることは無いので、現状を引きずることとなります。

現在行っている業務をしながら、変化の道を模索します。

 

 

すると見事に
「日々の業務だけを行っている」
という状態になります。

 

 

仕方がないことでもあります。

 

 

人の強い行動特性で
「現状維持バイアス」
が働くので、無意識に昨日と同じ行動を取り続けてしまいます。

 

 

脳が
「昨日と同じことをしている方が安全だ」
と認識をしてしまうからです。

 

 

■変化をするために必ず押さえておくべき点とは?

 

 

変化をするため抑えておくべき点ががあります。

 

 

まず
「変化を行動レベルに落とし込む」
ということです。

 

 

結果の変化を求めると
「変化を実感するまでに時間がかかる」
こととなります。

 

 

人の脳は
「やったことに対してすぐに見返りが欲しい」
という性質があります。

 

 

しかし行動レベルの変化にフォーカスをすれば
「すぐに成果を実感できる」
こととなるでしょう。

 

 

先ほど触れた言葉で
「少しの腕試し」
を成果としてしまえばよいでしょう。

 

 

常に脳は満たされ、行動が継続され、最終的に変化につながります。

 

 

ではどのくらいの行動を変えればよいでしょうか?

 

 

わたしがいつもお伝えしているのは
「1%の変化で十分」
ということです。

 

 

もしかしたら
「たった1%変えたところで変化は起きない」
と思われたかもしれません。

 

 

しかし本当でしょうか?

 

 

1%とというのは時間に換算すると
「15分の行動」
となります。

 

 

1日のうち15分間だけ行動を変化させてみてください。

15分なら簡単にできそうですよね?

 

 

今日15分、明日も15分、明後日も15分

10日後も15分、45日後も15分…

100日後も15分、260日後も15分…

 

 

さて1年後にはどうなっているでしょうか?

約370%の変化が積みあがっていることになります。

年間で100時間近くの変化が実現できていることになります。

 

 

たった1%であれば、誰もが変化できそうではないですか?

 

 

もしそれでも1%が難しいというのであれば
「変化ができないのではなく、あなた自身が変化をしないと選択をしている」
ということでしょう。

 

 

その場にとどまることすらできず、楽しめない人生を選択したということなら良いでしょう。

 

 

変えることは難しいかもしれませんが
「脳のメカニズムを先回りする」
ことをすれば、かなり簡単に実現できます。

 

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「変化」というテーマに触れてみました。

 

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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