本日の記事の見出し
人は自分の心に耳を傾けて進化してきたわけではない
今日は
「感情の分析」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①「自分の心の言葉に耳を傾けるべき」は本当は間違った自己対応法だった!?
■「自分の心の言葉に耳を傾けるべき」は本当は間違った自己対応法だった!?
人には様々な感情があります。
そして多くの自己啓発では
「あなたの感じた通り」「あなたの心に従って」
と助言をくれます。
悲しい
うれしい
怒り
イライラ
楽しい
ただ感情に従えといいますが
「あなたは自分自身の感情の分析」
を正しくできると思いますか?
実は人の認識力では
「自分の感情を分析するのは難しい」
という結論が出されています。
感情というのは大抵
「思い込み」
のレベルであることがほとんどです。
だから、感情に従おうとしても
「定まっていないコンパスを頼りにする」
ようなものなので、期待した未来を手にするのは難しいかもしれません。
行動科学的に見ると、感情は非常にあいまいなものとなります。
■あなた自身よりも他人のほうがよっぽど感情を分析できる
なぜ自分の感情を分析するのが難しいのでしょうか?
そもそも人間の
「進化の過程」
にヒントがあるようです。
人は集団生活によって、繁栄をしてきました。
そして集団から外されれば、死につながることを遺伝子レベルで知っています。
そのため
「人間は自分の感情より、他人の感情を読むほうが得意」
ということが数々の研究で立証されています。
自分の感情を知りたいのであれば
「自分で分析する」
ことはあきらめたほうが良いでしょう。
自分で分析するよりも
「他人に聞いた方が正確」
だからです。
あなたの分析より、客観的に分析をしてくれるはずです。
友人や恋人、家族に聞いてしまう方が早いでしょう。
進化を支えてきた人間の本能のチカラを借りるべきです。
■あなたにとって耳を傾けるべきは「感情ではなく〇〇」
「感情」が指針とならないとするなら、自分自身では何をあてにすべきでしょうか?
あなたに蓄積されてきたのは
「過去の経験」
です。
人の意思決定のメカニズムは
「目の前の情報」と「過去の記憶の情報」
を組み合わせて行われます。
2つの情報が組み合わされると
「連想記憶」
が作られ、想像が生まれます。
そしてポジティブな想像ができれば
「やる」
という行動が選択されます。
逆にネガティブな想像が生まれれば
「やらない」
という行動が選択されます。
何かが起きたときに耳を傾けるのは
「感情」
などではありません。
過去の経験に寄り添ってみましょう。
感情による選択よりも、よっぽど正しい選択を導いてくれます。
さて、あなたの人生で
「繰り返し起こること」
は何でしょうか?
出来事の経緯を分析をしても
「自分の都合の良いカタチ」
にしか、あなたの脳は分析をしません。
出来事に対しての解釈は
「未来の結果に対してあまり意味を持たない」
と割り切ってしまうのも良いでしょう。
役に立たないのであれば
「心に耳を傾ける」
なんてことはやめたほうが良さそうです。
特にネガティブな感情は、すぐにでも手放してしまう方が良いでしょう。
ネガティブな感情の波が押し寄せても
「すぐに沖に帰してしまう」
ことが、次の意思決定を正しく導くことになります。
自己啓発的な考え
行動科学を基軸とした考え
あなたはどちらを選びますか?
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今日は「感情の分析」というテーマに触れてみました。