本日の記事の見出し
人は重要な仕事より、ルーチンワークを優先してしまう
今日は
「行動の優先順位」
について触れてみたいと思います。
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■あなたにとって重要な仕事はどっち?
あなたに1つご質問です。
A 日々のルーチンワーク
B 長期的な展望や革新的な解決策を考える
どちらが企業活動において重要でしょうか?
どちらを優先的に行うべきでしょうか?
もちろん、どちらも欠けてはいけないですね。
ただ人は
「目の前のルーチンワークを優先する」
という法則で動いています。
人の行動メカニズムを明らかにした
「計画のグレシャムの法則」
というものがあります。
経営行動と意思決定に関する研究です。
■人は無意識のうちにルーチンワークを優先している
計画のグレシャムの法則とは
「ハーバート・サイモン」
が提唱したものです。
アメリカの大組織の経営行動と意思決定に関する研究で
「ノーベル経済学賞」
を受賞した研究です。
この法則の基になったのは
「悪貨は良貨を駆逐する」
というものです。
少し掘り下げてみていきましょう。
時代は
「金本位の時代」
にさかのぼります。
当時の政権の都合で
「金貨が2種類」
存在してしまいました。
1金の含有率が多い金貨
2金の含有率が少ない金貨
では生活者は、どちらから使うと思いますか?
金貨の貨幣としての価値は
「同じ価値」
です。
しかし人々は
「金の含有率が多い金貨を手元に残す」
という選択をします。
その結果
「金の含有率が低い(悪貨)」
が流通することになります。
この法則を基に
「計画のグレシャムの法則」
が提唱されました。
重要な金貨を手元に残す行動を
「組織の行動」
に当てはめてみました。
「戦略的で革新的な計画」
「死活問題となるような重要な計画」
上記のような重大な決定は
「手元にとっておき、先送りされる」
ということです。
逆に言えば、ほとんどの組織や人は
「目の前のルーチンワークを優先する」
ということです。
もっと言えば
「こなすことで満足している」
という状態です。
ルーチンワークをこなす状態は
「非常に危険な状態」
といってもよいでしょう。
■グレシャムの法則から逃れる、たった1つの方法とは?
ルーチンワークをこなすだけになると
「変化」
に対応ができない人間や組織になります。
変化に対応できないとどうなるでしょうか…
あなたの組織を振り返ってみてください。
「計画のグレシャムの法則」
に陥ってはいないでしょうか?
この法則にはまらないためには、どうしたらよいでしょうか?
一番の方法は
「マネジメントの変化」
です。
従来の結果だけを見ていたマネジメントではなく
「行動マネジメント」
に変化する必要があります。
行動マネジメントを成功させる条件は
「行動を俯瞰して計画する」
ということです。
行動を俯瞰できれば
「スコア化」
が可能になるからです。
スコア化して
「必要な行動と不必要な行動」
を分ければよいだけです。
スコア化できれば
「あるひとが特定の業務を優先的に行っている」
ということがわかります。
行動のフィードバックだけでなく
「最適な役割分担やポジションを考える」
といった対策が可能です。
行動マネジメントは
「大きな効果が出る」
ことは知られています。
海外の超一流企業では採用されています。
しかし日本ではまだ浸透されていません。
まして
「具体的な方法を知っている」
という人は少ないでしょう。
ただ、行動のメカニズムから考えれば、それほど難しくはありません。
行動創造理論による研修では
「2枚のシート」
を使って行動マネジメントができるようになります。
ただ、人は無意識のうちに
「計画のグレシャムの法則」
に囚われてしまうということです。
「変化に対応できる環境を整える」
ことが重要です。
なぜならば
「人は無意識の行動をとり続けてしまう習性」
があるからです。
無意識の行動に任せた組織は
「変化に取り残される」
ことになるでしょう。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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行動科学
上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動変革スキルを身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人のを本能の行動に合わせる」
ことが一番早く、大きく成果が出せます。
プログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「行動の優先順位」について触れてみました。