今日の寓話には2つの教訓が隠されています。あなたは気づくことはできますか？
「貧乏神と福の神」と言うお話です。
・ビジネスの教訓を知りたい
・偉大なる営業テクニックを知りたい
・営業の朝礼ネタが欲しい
あなたは売れる営業に変えるにはどうしたらよいかとお考えではありませんか？
私は期間限定で営業無料コンサルティングをやっているので、すぐに解決したい方はまずこちらをご覧ください。
それではビジネス寓話から隠された教訓と偉大な営業テクニックを見つけに行きましょう！。
本日の記事の見出し
ビジネス寓話シリーズ「貧乏神と福の神」
昔ある村にものすごく貧乏な男が住んでいました。
いくら働いても、全く楽になりません。
貧乏から抜け出せない理由は「貧乏神」が住んでいたからです。
男の嫁さんも働き者でした。
毎日毎日せっせと働き続けます。
ある時天井から鳴き声がしました。
男が天井裏を見てみると「汚い身なりのじいさん」が声を張り上げて泣いていました。
「あんたは一体だれかね？」と男が尋ねます。
「わしは貧乏神じゃ。お前さんらがよく働くから、今夜福の神がやってくるという」とじいさんは答えます。
「福の神が来たら、わしはこの家を出なければならん」と続けます。
男は家の守り神が貧乏神と聞いて残念に思いました。
しかし「せっかく長いこと居てくれたんだ、このままいてくだせえ。」と男は言いました。
どこに行っても嫌われ者だった貧乏神は、初めて優しい言葉をかけられました。
今度は大きな声でうれし泣きを始めました。
そんな時「トントントン」と戸を叩く音がしました。
「お待たせ、私は福の神じゃ。神の国からはるばるやってきたぞ」と声がして扉があきました。
福の神は貧乏神をみて「なんだ！まだおったのか」と力づくで追い出そうとします。
だが貧乏神も負けてはいません。福の神に突進をしていきました。
しかしやせ細った貧乏神ではでっぷり太った福の神と勝負になりません。
その時、なんと夫婦が貧乏神の助けに回りました。
3人が力を合わせて福の神を倒しました。
福の神は「わし福の神だよね。中にいるのは貧乏神」わけがわからず、首をひねりながら神の国に帰っていきました。
次の日は正月でした。
質素ではありましたが夫婦と貧乏神でささやかなお祝いをしました。
それからこの家はあまり金持ちにはなりませんでしたが幸せに暮らし続けたそうです。
貧乏神と福の神のお話には2つの教訓が隠されている
通常の家であれば福の神が来ることを喜ぶはずです。
そして貧乏神が出ていくのは大歓迎のはずです。
しかし物語に登場する夫婦は貧乏神を応援しました。
貧乏神と福の神のお話には2つの教訓が隠されています。
・貧乏神と福の神はあるものに置き換えられる
・貧乏神を守った夫婦と営業の関係
福の神を追い出した夫婦の変な行動に隠された教訓とは？？
ビジネス寓話「貧乏神と福の神」の教訓①「先天的な才能」
この寓話にでてくる神様は「先天的な才能」と捉えることができます。
自分の中に福の神が住んでいる人は「先天的な才能に恵まれている」という人かもしれません。
もしかしたら「世界的なトップアスリート」たちに福の神がいるのかもしれません。
そう考えると、ほとんどの人は貧乏神が住んでいるということになるでしょうか。
こう考える方が楽かもしれません。
「自分だけが才能に恵まれなかった」などと考える必要がなくなるわけです。
この寓話の夫婦の結末は幸せで締めくくられています。
才能がないから…。
運がなかったから…。
機会がなかったから…。
上記の理由で幸せになれないなんてことはないということです。
逆に生まれたときに福の神に恵まれていたからと言って幸せになるとは限りません。
「才能や環境」に恵まれていたからと言って、上手くいくとは限らないでしょう。
そもそもビジネスにおいては先天的な才能は必要ない
ビジネスの世界においてなによりも重要なのは才能ではありません。
最も重要なことは「小さくても行動をし続ける」ということです。
貧乏神が福の神に突進していったようにです。
そもそもビジネスにおいて先天的に必要な能力はほとんどありません。
ビジネスで必要な能力の全ては「後天的な努力」で身につけられるものです。
・ビジネスのアイデア
・対人コミュニケーション
・信念をもって続けるチカラ
上記には先天的な才能など全く必要ありません。
それよりも大切なのは一歩踏み出す力だけです。
ビジネス寓話の夫婦は「働き続ける」という行動を取り続けました。
そうすればどんな神様がいようと幸せになれるというお話でした。
ビジネス寓話「貧乏神と福の神」の教訓②は営業テクニックに関するもの
貧乏神と福の神の寓話には営業に関する教訓が隠されています。
貧乏神を支持することが教訓でしょうか？
全く違います。
人の脳のメカニズムが隠されています。
そしてビジネス寓話に隠された教訓は偉大な営業テクニックで非常に重要なポイントとなります。
普通に考えれば福の神を招き入れたほうが良いでしょう。
恐らくより簡単に生活が楽になったことでしょう。
しかし夫婦は貧乏神を守りました。
とても不合理な行動ですが、これが人の脳のメカニズムの1つということです。
お客様にとってメリットばかりの良い提案も決まらない理由
福の神を招き入れるよりも、貧乏神を追い出すほうがマイナスと脳は反応したのです。
損失回避性
ビジネス寓話の夫婦は2つのメカニズムによって意思決定をしています。
現状維持バイアスは文字通り「今の状態を保とうとするメカニズム」です。
人の脳はそもそも変化を嫌う性質があります。
ビジネス寓話の夫婦は長年いた貧乏神がいなくなる変化に恐れを無意識に抱いたのです。
中々、人は今を手放すことができません。
そして変化を嫌う理由は「変化をした後の損失」を想像しています。
貧乏神がいる明日は容易に想像できます。
しかし福の神が来た明日は想像できません。
人は想像できないものに対して恐れを抱くようになっています。
だからビジネス寓話の夫婦は貧乏神を支援したのです。
さて、あなたの営業の提案も同様です。
こんなに良い提案なのになぜ受け入れないのだろうと思ったことがあるでしょう。
ビジネス寓話の夫婦と同様に、現状維持バイアスと損失回避性が発していたのです。
脳のメカニズムを先回りした営業テクニックの基本の1つです。
営業は脳のメカニズムを先回りする営業テクニックを使うと、驚くほど売上があがることが明らかにされています。
それが私の提唱している行動創造理論です。
本日のまとめ
本日はビジネス寓話シリーズ「貧乏神と福の神」をお送りしました。
このお話には2つの教訓が隠されていました。
2人の神と才能とビジネスの関係
隠されている営業テクニックの教訓
2つの脳のメカニズム
脳のメカニズムを先回りすることで売上があがる
ビジネス寓話「貧乏神と福の神」は日々の行動と営業テクニックの教訓が詰まったお話です。
特に脳のメカニズムを先回りする営業テクニックについては、初めて聞くことだったのではないでしょうか？
あなたの営業力を飛躍的に上げる方法は脳のメカニズムを先回りすることです。
最後にその方法について触れておきましょう。
脳のメカニズムを先回りした行動創造理論による「営業研修」
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回り出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
「現状維持バイアス」「損失回避性」もその1つです。
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
脳科学
心理学
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけて、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
営業研修
マネジメント研修
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
一度でも思ったことのある営業責任者には、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには「人の本能の行動に合わせる」だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
あなたの営業組織の中の普通の営業がトップセールスに変貌していきます。
行動創造理論による営業研修では、すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
そしてその成果が認められ、導入企業からは100%のリピートを維持し続けています。
しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
研修効果を担保するために年間100回の登壇に限定しております。
もし売上向上にご興味がある営業責任者、研修担当者は早めのアプローチをお願いいたします。
著者
行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる
