「それで行こう!」全会一致が危険を招く本当の理由

2018.11.21

 

今日は

「全会一致」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

1そもそもの会議の目的

2心理学で明らかになった会議中の心理

3不祥事が起きる遠因

 

 

会議で何かを決めるとき

「全員の意見が一致する」

というのは理想的だと思われます。

 

 

「会議が荒れた」

というのは異なるいろいろな意見が出た時を言います。

 

 

ちょっと立ち止まって考えてみてください。

 

 

そもそも

「会議の目的」

はなんでしょうか?

 

 

みんなで知恵を出し合う

あらゆる角度から検討する

違う立場から議論を行う

 

 

そして

「組織で最適な解を見つける」

ためのものです。

 

 

しかし正常な会議のカタチが

「荒れた」

という表現をされてしまいます。

 

 

十分な議論がされずに

愚策が通る

失敗が確実視されたアイデアが採用される

と企業にとって好ましくないことが起きます。

 

 

これは

「人は気まずくなるのを避けようとする」

という心理が働くことが原因です。

 

 

心理学者アッシュの

「同調圧力」

の研究で実証されています。

 

 

この実験では

「簡単な課題」

に回答してもらいます。

 

 

一人で回答した時は

「誤答率は1%以下」

だったにもかかわらず。

 

 

サクラが誤答をわざとすると

「誤答率は32%」

まで跳ね上がるという結果が出ました。

 

 

特に日本人であればもっと数字が上がるように思えます。

 

 

「多くの人が本気で議論をした」

のであれば異論が出ないわけがありません。

 

 

本来ならば

「全員の意見が一致する」

なんてことは現実に起こりません。

 

 

それでも

「全会一致」

で決まったとすれば、異論を出しにくい雰囲気があるのかもしれません。

 

 

「ちょっとおかしくないか?」

と思っても口に出せない組織というのは誤りが起きてしまいそうです。

 

 

「企業で不祥事が起きる」

のはこういった状態になっているのかもしれません。

 

 

今日は

「全会一致」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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