【ビジネス寓話シリーズ】墨子と占い師「あなたが占いを信じてしまう理由」

2020.11.15

 

大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。

 

 

「墨子と占い師」
というお話です。

 

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

———————————

 

ある日、墨子は
「北の国」
に行こうとしました。

 

 

墨子は行く前に
「占い師」
に会いました。

 

 

占い師はこんな占いをします。

 

 

「今日は天帝が北方で穀粒を殺される。先生は色が黒いから北に行くのはよくない」
と言いました。

 

 

墨子はこの言葉に従わず、北に向かいました。

 

 

しかし途中までは行けたものの
「目的地にはたどり着けず」
帰ってきました。

 

 

占い師は
「北に行くのは良くないと言いましたよね?」
と言いました。

 

 

すると墨子はこう反論しました。

 

 

「南方のもので北に行けなかった者には、色の黒い人も白い人もいる」

「北方のもので南に行けなかった者にも、色の黒い人も白い人もいる」

 

———————————

 

墨子が途中までしか行けなかったのは
「川が氾濫していたから」
と推測がされています。

 

 

川が氾濫していたら
「誰も渡れない」
でしょう。

 

 

墨子は
「占い師の非論理性」
と反論をしているというお話です。

 

 

占いというのは
「日本人」
は好きなようです。

 

 

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占いなどで相手を信用させるのは
「テクニックである」
ということはご存知ですか?

 

 

占い師が使うテクニックは
「コールドリーディング」
という対話技術です。

 

 

コールドリーディングという技術は
「人を信じ込ませるものなので
悪い印象を持たれる」
ことが多い技術です。

 

 

私はコールドリーディングの技術のすべてを否定するつもりはありません。

 

 

「こういう対話技術がある」
という事前知識を持っておくことは自己防衛になるかと思います。

 

 

コールドリーディングとは
「事前準備無しに相手のことをわかっていると信じさせる技術」
のことです。

 

 

「あいまいな表現」

「2つの意味で取れる表現」

 

 

このような会話術です。

 

 

例えば
「あなたの性格は内向的な面もあり、外交的な面もあります」
と言った言い回しです。

 

 

「あなたのその性格は、時には優しさであり、強さにもなります」
なんて言い方のことです。

 

 

人はどちらか一方ということはほとんどありません。

両面あるという言い方をすれば、必ず当たります。

 

 

いずれにせよ
「大切な決断」
は自分自身で行うべきだと思います。

 

 

なぜなら
「結果に対しては自分自身でしか責任が取れない」
からです。

 

 

何かを行う

何かを変える

何かをやめる

 

 

上記の意思決定は
「誰かに選択してもらう」
ことではないと思います。

 

 

もし誰かの助言に従って失敗しても
「誰も責任はとらない」
でしょう。

 

 

全ては
「自己責任」
で済まされます。

 

 

とはいえ
「人は迷うと変化しないという選択」
を取ります。

 

 

変化を続ける市場では
「現状維持はリスク」
ということも常に頭に置いておくと良いのではないでしょうか?

 

 

今日はビジネス寓話シリーズ
「墨子と占い師」
をお送りいたしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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