なぜアクビは伝染するのか?それは人が〇〇することが好きだから

2020.01.30

 

あくびのメカニズムで営業もうまくいく

 

 

今日は
「人が本当は好きなこと」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

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①アクビが伝染するのはなぜ?

②同調効果を明らかにした視覚認知テスト

③ビジネスの世界でも同じことが起きている

 

 

■アクビが伝染するのはなぜ?

 

アクビは人に伝染すると言います。

それはなぜでしょうか?

 

 

映画館でみんなが笑うと笑いやすくなります。

それはなぜでしょうか?

 

 

スタジアムで周りが盛り上がると自分も盛り上がります。

それはなぜでしょうか?

 

 

これはすべて同じメカニズムから来ています。

 

 

理由は
「人は他人に従うのが好きだから」

です。

 

 

強い意志を持っている人は
「自分はそんなことはない!」
と思うかもしれませんが、実はそうなのです。

 

これは1つの「行動科学」です。

脳が自動的に意思決定をしているメカニズムです。

 

 

こんな話は良く聞くことです。

 

例えば成績優秀な子供がいます。

両親の仕事の関係で転校をすることになりました。

転校先の学校は、前の学校よりも学業レベルが低い学校です。

成績優秀だった子も、次第に転校先の学校のレベルになる。

 

 

同じ学校でも成績は
「周りの友人に左右される」
というのもこの行動科学の1つです。

 

 

このメカニズムを
「同調効果」
と言います。

 

このメカニズムをわかりやすく示した研究があります。

 

 

■同調効果を明らかにした視覚認知テスト

 

以下の実験を一緒に想像してみてください。

 

 

あなたはある視覚認知テストを受けている
「6人の集団」
のなかにいます。

 

笑ってしまうほど単純な課題が出されます。

 

白い大きなカードに描かれた線と同じ長さのものを
「スクリーンに映し出された3本の線」
から選び出すといったものです。

 

あなた以外の5人が先に答えます。

3回目のテストまでは何事もなく順調に進みます。

 

 

しかし4回目のテストで
「思いがけないこと」
が起きます。

 

「5人とも明らかに間違った回答」
をしました。

 

そして今度はあなたが答える番です。

どうしますか?

 

 

普通の人であれば
「自分が思ったこと、見た通りのことを答える」
というでしょう。

 

しかし本当に実験に加わっていたら・・・

 

この実験では
「実に75%の人が誤った回答」
をしました。

 

 

別のグループでは
「他人の判断を見せずに自分だけで判断」
した場合は1度も間違えはありませんでした。

 

それだけ簡単な問題です。

 

それにもかかわらず
「間違った回答を選択する」
という結果でした。

 

 

この実験のポイントの1つは
「参加者に全く繋がりがないただの他人」
ということです。

 

関係性があれば
「回答に忖度」
があってもわかりそうですが、そうではありません。

 

 

人は間違っていると思っていても
「他人の判断に従う」
というメカニズムで意思決定をしているということです。

 

 

この実験のテーマの
「線の長さ」
というのは非常に簡単な問題です。

 

別の実験では
「もう少し難しい課題」
を出してみました。

 

そうすると
「さらに高い同調効果」
が見られるという結果になりました。

 

 

■ビジネスの世界で使われる脳のメカニズム

 

テレビをつけると
「似たような番組が多い」
ことに気づきます。

 

本屋に行けば
「新刊の本のタイトルが似ている」
ことに気づきます。

 

流行の源流は
「人が他人に従うのが好き」
ということから来ているのかもしれません。

 

 

ビジネスでも同様です。

「社内の会議である1つの意見」
がでました。

 

自分は違うなと思っていても
「それに従ってしまった」
ということはなかったでしょうか?

 

 

ここには上司部下などの
「パワーバランス」
もあったかもしれません。

 

しかしその根底では
「無意識に同調してしまう」
ということが起きていたのかもしれません。

 

 

なぜこんなことが起きてしまうかと言うと
「楽だから」
です。

 

我々は1日に瞬きよりも多い回数の意思決定をしています。

その意思決定を都度考えていたらどうなるでしょうか?

 

「脳が疲弊して活動が停止する」
こととなります。

 

これは生物界では
「死」
を意味することになります。

 

そうならないためにも脳は
「自動システム」
という機能を備えています。

 

深く考えずに
「自動的に意思決定をする」
というメカニズムです。

 

つまり人間は自動システムにより
「楽な選択を無意識に行う」
という生き物であるということです。

 

同調効果は感がることそのもの加えて
「自分だけの考えを通すための労力」
も瞬時に計算されているのかもしれません。

 

 

営業やマーケティングで
「みんなも使っています」
「みんな喜んでいます」
とプレゼンテーションをするのは科学的な根拠があるということです。

 

対人営業をするときには
「同調効果」
を加えるとクロージングの後押しになるでしょう。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動科学

 

これらの数多くの研究や知見を「ビジネスにおける行動」
に体系的に落とし込んだものです。

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「売上に繋がる研修を実施したい」
「確実にスキルが上がる研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。

 

ビジネスで成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「人が本当は好きなこと」というテーマに触れてみました。

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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