シナジーは効果的?それが魔法の杖ではない4つの理由

2018.09.21

 

今日は

「シナジー効果」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

あなたは

「シナジー」

という言葉を聞いて

 

 

ポジティブな印象

ネガティブな印象

どちらを持ちましたか?

 

 

恐らくは

「ポジティブな印象」

を持ったと思います。

 

 

シナジーは

相乗効果

提携

というように捉えられています。

 

 

言い換えれば

「事業効率を高めるために有効な経済活動」

としても良いかもしれません。

 

 

シナジーの種類として

「4種類」

あります。

 

1販売シナジー

顧客やチャネルを共同で行う

新規客数向上を実現

このシナジーパターンは簡単に比較的容易にすすめられますね。

 

 

2生産シナジー

生産設備や生産要員を共有する

生産コストの抑制

 

 

3投資シナジー

研究開発の投資を共有

新技術や新サービスの開発

オープンイノベーションの取り組みが増えています

 

 

4経営管理シナジー

マネジメントや経営ノウハウの共有

M&Aの成功はここにかかっているかもしれません。

 

 

このように

「シナジー効果」

と呼ばれるように効率的な仕組みとしてとらえられています。

 

 

ですから

「シナジー」

と聞くとポジティブなイメージを持つことが多いでしょう。

 

 

ただこれには

「落とし穴」

があります。

 

 

なぜポジティブにとらえられているかというと

「成功事例しか耳に入ってこない」

からです。

 

 

これはシナジーに限らず

「あらゆるもの」

がそうです。

 

 

そもそも失敗したことはわざわざ記事にはなりません。

あっても不祥事レベルの時だけではないでしょうか?

 

 

「シナジーの幻想」

と言われるものがあります。

 

 

シナジーはそれほど投資が必要ではなく効果を生みだす

「魔法の杖」

と思得るかもしれません。

 

 

しかしビジネスはそんなに簡単なものではありません。

 

 

シナジーの落とし穴として

「シナジーコスト」

というものが4つあります。

 

 

1調整コスト

他事業との様々なすり合わせ作業の手間

業務レベルではなく、事業レベルのすり合わせは大変

 

 

2妥協コスト

部品の共有化のために製品特長を犠牲にする

共同配送のために、配送の頻度に制約を受ける

 

 

3非柔軟性コスト

シナジーのスキーム通りに進める必要がある

これにより柔軟性や対応スピードが失われる

 

 

4無責任のインセンティブ

上手くいかない場合の一番の理由かもしれません。

責任の所在が明らかでないため、できるだけ楽をしようとする。

 

 

いかがでしょうか?

 

 

ざっとあげただけでも

「コスト」

がこれだけ発生します。

 

 

シナジーも手段の一つです。

 

 

最終目的は何か?

ということを明確にすることが大切です。

 

 

これがはっきりしていれば

「無責任のインセンティブ」

が誰もつかむことはないでしょう。

 

 

この部分はビジネスの

「全ての共通点」

ですね。

 

 

今日は

「シナジー効果」

というテーマに触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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