あなたが見ているデータはウソだらけ!?「ビジネスで起こる劇的な2つの変化」

2021.12.31

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

当たり前の情報を手にするだけで起こる劇的な変化とは?

 

 

今日は
「標本の大きさ」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①サイコロで「1」が出る確率を正しく言えますか?

②壺の中の石を何百回と引き続けると「偶然」はどうなるか?

③当たり前の情報を手に入れたあなたは、何が出来るようになる?

 

 

■サイコロで「1」が出る確率を正しく言えますか?

 

 

サイコロを振って
「1が出る確率」
を正しく言えますか?

 

 

答えは
「1/6(16.6%)」
です。

 

 

ではサイコロを10回振ったら
「1」
は何回出るでしょうか?

 

 

答えは…

 

 

「わかりません」

 

 

偶発現象により
「サイコロの目に偏りが出る」
としてもおかしくありません。

 

 

当然、偶発現象が
「なぜ起こるか?」
はわかっていません。

 

 

しかし何百回と繰り返したらどうなるでしょうか?

 

 

■壺の中の石を何百回と引き続けると「偶然」はどうなるか?

 

 

別の例で見てみましょう。

 

 

1つの壺の中に
「赤い石」「白い石」
が半分ずつ詰まっています。

 

 

一度に
「4個」
取り出してみます。

 

 

取り出した4つの医師の中で
「赤がいくつ、白がいくつ」
と数えていきます。

 

 

根気よく何度も何度も続けていきました。

 

 

結果を集計すると
「赤2+白2」「赤4 or 白4」
の割合はどうなるでしょうか?

 

 

続けていくと、赤2+白2の割合が
「6倍」
多く発生することがわかるはずです。

 

 

これは数学的に
「明らかな事項」
です。

 

 

抽出数が多ければ多いほど
「数値が確率論に近づく」
というのは当たり前の話です。

 

 

もう少し例を見てみましょう

2人が同じ壺から同時に取り出します。

 

 

Aさんは4個

Bさんは7個

 

 

一番極端なケースの
「全て同じ色」
だった場合のみ記録をします。

 

 

この場合もある程度の回数を繰り返せば
「Aさんは8倍多く4個の同じ色を引く」
ことになるでしょう。

 

 

逆に言えば
「回数が少なければ極端なケースの割合はばらつきが出る」
ということです。

 

 

先日の記事

なぜあなたの仮説は、正しいと思うほど間違えてしまうのか?

では農村の腎臓がんの発生率について触れました。

 

 

同じことを
「壺に入った石」
に置き換えてみます。

 

 

腎臓がんを示す記号として
「KC」
と書いた石を壺に入れます。

 

 

人口密度が低いので
「壺の中の石の数」
は少なくなります。

 

 

さて
「腎臓がんを示すKCと書かれた石」
はどれくらいの確率で出現するでしょうか?

 

 

この確率は
「サイコロを10回程度振る」
というのと変わりがありません。

 

 

人の生命に関わることだとしても
「極端な例の偏り」
は十分に発生します。

 

 

もちろん
「繰り返しKCの石が出る」
こともあります。

 

 

逆に
「全くKCの石が出ない」
ということもあるでしょう。

 

 

最大の理由は
「壺に入っている石が少ない」
からです。

 

 

つまり
「標本の大きさに結果が関わることが多い」
ということです。

 

 

・標本が大きければ「正確」

・標本が小さければ「極端な例が出る」

 

 

単純にどちらかに当てはまるということです。

 

 

 

■当たり前の情報を手に入れたあなたは、何が出来るようになる?

 

 

記事をここまでご覧いただいたあなたは
「極端なケースが発生する」
という情報を手にしたことになります。

 

 

一言で言ってしまえば
「当たり前」
のことです。

 

 

では手にした情報を
「ビジネス」
において活用するとしたら、何に活用できますか?

 

 

それは
「目の前の出来事に対して無意識で反応しない」
という選択を取れるようになるということです。

 

 

例えば
「人口密度の低い農村で腎臓がんの発生率が低い」
というデータを見たときの判断が変わるということです。

 

 

・きれいな空気

・新鮮な食物

・おいしい水

 

 

自然に恵まれ環境が良いから
「がんの発生率が低いんだ!」
と直感的な考えに飛びつかないようになるということです。

 

 

データというのは
「見る視点」
によっていくらでも変えることができます。

 

 

そのために私たちは
「都合の良い解釈」
ばかりをすることになります。

 

 

特に
「自分の意見を通すための営業」
においては顕著です。

 

 

しかし
「直感的な印象と事実は異なる」
ことなどたくさん存在しています。

 

 

今日の記事の気づきを大切にしてみてください

 

 

営業であれば
「お客様の言葉に飛びつかなくなる」
ため本質を突いた提案が出来るようになります。

 

 

直感的な印相ではなく
「より強いデータとなる根拠の抽出」
ができるようになるでしょう。

 

 

経営者であれば
「提案してくる営業、報告してくる社員」
に対しての見極めができるようになるでしょう。

 

 

あなたも
「目の前の情報に飛びつない」
とするだけです。

 

 

脳のメカニズムでいえば
「熟考システムで問題を処理することができる」
ということです。

 

 

事実を知り、少しの訓練をするだけで
「ビジネスで劇的な変化」
を手にすることが出来ます。

 

 

今日ご紹介したのは
「行動創造理論」
の一部となります。

 

 

あなたが思い描く結果を手にするには
「脳のメカニズムを先回りする」
ことが一番の近道となるでしょう。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。

 


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 認知心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

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「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

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今日は「標本の大きさ」というテーマに触れてみました。

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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