報酬が時に人のやる気をそぐ・・・

2019.03.29

 

今日は

「お金とモチベーション」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

①内発的モチベーションと外的モチベーションの違い

②お金により人の行動が消える

③3つの中で一番成果を残した施策は?

 

 

これまでも

内発的モチベーション

外的モチベーション

のテーマには数多く触れてきました。

 

 

過去の記事は

カテゴリ「モチベーション」

からご覧ください。

 

 

内発的モチベーションはいわゆる

「社会的な世界」

です。

 

 

外的モチベーションは言わば

「金銭的な世界」

と言えます。

 

 

今日は

「この2つは共存できない」

ということを改めて整理してみましょう。

 

 

人の行動を

「大金を払って創る」

ことは可能です。

 

 

しかし

「お金によって消える行動」

もあるということです。

 

 

ある私立学校の施策が一例です。

 

 

教師になる人の多くは

「もともと子供たちのために教育のことを真剣に考える」

人たちです。

 

 

ある学校で

「子供たちの成績が上がったら年収をあげる」

としました。

 

 

そうすると

「頑張ってもこれだけしか上がらないのか」

とがっかりし、教育の質が下がってしまうということが起きました。

 

 

最初に持っていた

「内発的モチベーション」

 

後から

「外的モチベーション」

を導入した瞬間に消えてしまうことがあるということです。

 

 

経営者やマネージャーたちが気を付けなければならないのは

「報酬制度」

を軽々と導入しないほうが良いということです。

 

 

生産性を5倍以上向上している企業に

「全員平社員」

としている会社があるようです。

 

 

「役職」

という外的報酬を完全に排除した結果

 

 

助けあいによる

「他者貢献」

「自己肯定感」

という内的報酬が高まった結果です。

 

 

「タテヨコの組織の壁」

がなくなったため不要な会議もなくなったようです。

 

 

とはいえ

「報酬」

に頼るほうがマネージメントは楽かもしれません。

 

 

その時に

「お金」

というのはいったん立ち止まったほうが良いかもしれないですね。

 

 

非常に頑張った結果で

 

A「1万円」の臨時ボーナスをもらう

B「1万円相当のもの」をもらう

 

どちらがモチベーションが高まるか?

という実験があります。

 

 

その結果

「B」

の方が成果が上がり続けました。

 

 

お金をもらうと次のボーナスのタイミングまで

「成果が落ちる」

という結果がでました。

 

 

私の知り合いの会社でも

「報酬」

に工夫をしている経営者の方々がいます。

 

 

営業には

「名前入りのオーダーシャツ」

をプレゼントする。

 

 

事務員の誕生日に

「オリジナルのケーキ」

をプレゼントする。

 

 

先ほどの

「報酬の実験」

には続きがあります。

 

 

C 感謝のメッセージを伝える

という方法です。

 

 

実はこの方法が

「一番成果を出し続ける」

という結果になりました。

 

 

コミュニケーションのチカラ

の偉大さを思い知らされました。

 

 

今日は

「お金とモチベーション」

というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー