人はなぜこんなに先送りすることが好きなのか…「2つのタイプであなたはどっち?」

2022.11.12

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたはどちらのタイプ?多くの人はあっちのタイプだった!?

 

 

今日は
「人間の2つのタイプ」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたはどちらのタイプ?賢明なタイプか、単純なタイプか?

②賢明タイプだけの世界であれば、産業や警察機構はいらない

③行動のメカニズムを理解するだけで「同じ策でも効果に雲泥の差」

 

 

■あなたはどちらのタイプ?賢明なタイプか、単純なタイプか?

 

 

行動経済学者から見ると
「人間は2つのタイプに分けられる」
とされています。

 

 

1つは「賢明なタイプ」

もう1つは「単純なタイプ」

 

 

あなたはどちらのタイプでしょうか?

 

 

大勢の人は
「単純タイプ」
に分類されています。

 

 

では2つのタイプの違いは何でしょうか?

 

 

ダイエット中に甘いものを食べてはいけない

禁煙をしているが、吸いたくなる

ジムに行く計画を立てたが疲れている

 

 

自制が必要な時は誰もがあります。

そして流されないように、抑制するように手段を講じます。

しっかりと自制できる人は賢明タイプです。

 

 

しかし多くの人は流されがちです。

 

 

それでもほとんどの人が
「自分だけはちゃんと自制をしてコントロールできる」
と思い込んでいます。

 

 

こんな人を
「単純なタイプ」
と呼んでいます。

 

 

誰もが賢明なタイプと思いこみたいが実際は
「単純なタイプだらけ」
というのが現実です。

 

 

■賢明タイプだけの世界であれば、産業や警察機構はいらない

 

 

単純なタイプの人の方が
「自制をする策を講じない」
という傾向にあります。

 

 

理由は自信過剰だけではありません。

 

 

「失敗したときの自分が怖くて、意図的に策を講じない」
という恐れから来ています。

 

 

ものすごい矛盾が生じています。

 

 

「自分は出来ると思っているのに、できない自分を受けれないからやらない」
ということです。

 

 

しかし世の中が賢明なタイプだけだったら
「いくつかの産業は失われている」
こととなるでしょう。

 

 

そもそも警察機構もいらなくなるかもしれません。

 

 

スピードは守るでしょうし、飲酒運転もしません。

他人を傷つけることもしないでしょう。

騙してお金を奪おうともしません。

 

 

しかし、抑制するために法律や罰則が定められています。

犯罪や法律違反は自制が聞かないというレベルではないですが、多くの人は自制が聞かずに、ルールや製品とサービスに頼って過ごしています。

 

 

仕事のレベルで見てみましょう。

 

 

納期に間に合わなかったら評価を下げる

勤務中に関係ないWeb閲覧が出来ないように成約をかける

一部を貯蓄に回すように給与から天引きをする

 

 

制約をかけると、間違った行動は取れなくなります。

しかし、ある意味過保護な環境といっても良いかもしれません。

 

 

■行動のメカニズムを理解するだけで「同じ策でも効果に雲泥の差」

 

 

経営者が従業員に対してをかけることで
「環境を整える」
ことで、行動の自制を促すことになり、大きな効果があります。

 

 

しかし、自己決定感の欲求は満たされないため
「モチベーションが上がり切らない」
という可能性も含んでいます。

 

 

賢明な経営者は
「自制手段を用意した上で、従業員に選ばせる」
ということを行っています。

 

 

「余計なページを閲覧しないアプリをいれるか?」
という判断を従業員に委ねるのです。

 

 

「必要だ」という社員には入れさせ、行動を自制させる

「必要ない」という社員は、自分でコントロールすればよいだけです。

 

 

自分で必要ないと選んだ人は
「ある意味誓約書にサインをした」
のと同じ状態です。

 

 

自らの意思で行動をコントロールをする
「賢明なタイプ」
に一瞬で変化できるということです。

 

 

人の行動のメカニズムを理解していると
「効果的な制度」
を組織の中に導入することが出来ます。

 

 

同じ策を講じたとしても
「効果の差は歴然となる」
ことを実感するでしょう。

 

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今日は「人間の2つのタイプ」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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