自己紹介に「不必要」な情報

2017.07.24

 

今日は

「自己紹介」

について触れてみたいと思います。

 

 

先日展示会に行った時の話です。

個人や小さいお店が集まる展示会のお話です。

 

1つ1つのブースが小さく表現できることにも限りがあります。

そんな中、それぞれの展示に工夫が見られました。

 

 

そこでとある

「焼き菓子屋さん」

のブースに目が留まりました。

 

一番目立つように

「ホテル、レストランで働いていたパティシエが作りました」

黒板に書いてありました。

 

 

この文言はたまに聞きます。

 

 

食事に行ったときに

「ウチの料理人は〇〇ホテルにいた」

という紹介話を聞くことがあります。

 

 

 

さて、皆さんはこんな紹介を見た、されたときどう思いますか?

 

 

 

私は正直

「So What」

と思ってしまいます。

 

 

過去の経験や経歴は人を判断する上において必要なことかもしれません。

例えば、人を採用するときに履歴書の経歴は誰しも注視すると思います。

 

 

 

ただ、どうでしょうか?

「〇〇にいた」

という経歴だけをみて採用するという人事責任者はいるでしょうか?

 

 

恐らく少ないと思います。

 

 

 

「過去にどんなことをしてきたか?」

ではなく

 

「今何ができるか」

が重要です。

 

 

 

過去にしてきたことや経歴は

「今できることの根拠」

という位置づけになります。

 

 

製品紹介に置きかえると

「こんな実績があります」

ということを羅列するというのと同じです。

 

 

採用実績は

「1つの信頼を示すもの」

としては有効な情報です。

 

 

ただそれだけでは

「購買決定要因」

にはなりにくいと思います。

 

 

圧倒的なブランド力まで昇華させれば話は別ですが・・・

「持っているだけで満たされる」

という情緒的ベネフィットが生み出されるので、そこまでいけば購買要因になるでしょう。

 

 

 

過去に

「〇〇をやっていた」

「どこどこにいた」

「あの人を知っている」

という自己紹介はよく聞きます。

 

 

大切なのはそのこと自体ではなく、それによって

「目の前にいるお客さんの未来に何ができるか」

ということです。

 

 

そしてそれを

「想像させる表現」

が重要です。

 

 

自己紹介や製品紹介ではその点に気をつけたいですね。

 

 

展示会の小さなブースで見つけた

「気づき」

でした。

 

 

今日は

「自己紹介」

について触れてみました。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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