警告!「マネジメントの崩壊」人の目が前を向いているから起きる!?

2020.06.16

 

ビジネスでも関わる「人の目が前についている理由」

 

 

今日は
「目標抑制」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①人の目は正面に、馬の目は横についている理由

②目標に集中できる習性があると、ビジネスで何が起きるのか?

③正面の目を持っている私たちに「最適なマネージメント」とは?

 

 

■人の目は正面に、馬の目は横についている理由

 

 

朝起きて鏡を見た時
「自分の目」
を見ると思います。

 

 

あなたの目は、正面についていますか?

それとも、横についていますか?

 

 

人間の目は必ず
「正面」
についています。

 

 

これは目標(獲物)に対して
「集中させるため」
と言われています。

 

 

馬の目が横についているのは
「ほぼ360度見渡せるため」
です。

 

 

どこから敵が来るかわからないため
「常に視野を確保できるため」
と言われています。

 

 

つまり人というのは
「目標を集中して捉える」
という習性が身についているということです。

 

 

■目標に集中できる習性があると、ビジネスで何が起きるのか?

 

 

「目標に集中できる習性」
と聞くと良いことばかりのような気がします。

 

 

あなたもそう思いますか?

 

 

果たしてそうでしょうか…

 

 

「目標に集中」
するとある弊害を同時に起こしています。

 

 

そして
「マネージメント」
の領域で重大な問題として現れています。

 

 

 

それが今日のテーマの
「目標抑制」
という症状です。

 

 

この目標抑制というのは
「重要なものをとらえた瞬間、他のことが目に入らなくなる」
というものです。

 

 

集中しすぎて
「他の人の呼びかけに気づかない」
という症状がこれにあたります。

 

 

ある研究結果があります。

 

 

2つのグループに
「個人的な目標をできるだけ多く出しましょう」
という課題を与えます。

 

 

Aグループは「好きなように」

Bグループは「重要な目標から書き出す」

 

 

このような条件を設けました。

 

 

この結果
「Bグループは列挙された目標が30%少なかった」
ということになりました。

 

 

「重要な目標」
と事前に設定したことで、多くの目標が失われてしまったということです。

 

 

これが
「目標抑制」
です。

 

 

多くの組織のマネージャーは
「必ずと言っていいほど重要な目標」
としてメンバーに指示を出していることでしょう。

 

 

実はこのマネージメントが
「メンバー個別の目標と行動を奪う」
こととなっていたのです。

 

 

■正面の目を持っている私たちに「最適なマネージメント」とは?

 

 

多くのマネージャーは
「最重要目標」
を設定しメンバーに指示を出します。

 

 

営業であれば
「売上」
であることがほとんどです。

 

 

そして
「後はメンバー任せ」
としていないでしょうか?

 

 

このとき経営陣が思うのは
「マネージャーが部下の面倒を見ない」
という視点になりがちです。

 

 

ただここで一番問題なのは
「最重要目標を与えている」
ということです。

 

 

「目標抑制のメカニズム」
から考えれば大変危険なマネージメントを行っていることになります。

 

 

メンバーから
「個性や個別の目標」
を奪っているマネージメントです。

 

 

当然、モチベーションも上がりません。

その結果、成果も上がりにくいでしょう。

 

 

そしてマネージャーは
「悪いのはメンバーだ」
といいます。

 

 

経営者は
「悪いのはマネージャーだ」
というでしょう。

 

 

しかし。悪いのは
「マネージメントシステム」
です。

 

 

従来のマネージメントの在り方を変えればよいだけです。

 

 

その方法は
「行動マネージメント」
に変えればよいだけです。

 

 

従来の目標である
「売上」
は成果目標であり結果です。

 

 

フォーカスする点を変え
「行動」
に着目するマネージメントです。

 

 

この時、重要なのは2つあります。

 

 

1つは
「ミッション」
を明確にすることです。

 

 

ミッションとは
「やっていはいけない制限」
を設けるということです。

 

 

制限内であれば
「好きなことをやってよい」
をいうことです。

 

 

そしてもう1つは
「個別フィードバック」
です。

 

 

間違った行動は
「正しく導くフィードバック」
を行います。

 

 

正しい行動は
「メンバーに共有」
してチームの共通行動とします。

 

 

正しい行動とは
「チームの目標」
「個人の目標」
に近づける行動です。

 

 

このマネージメントであれば
「テレワーク」
に変化したとしても、生産性を高めることができます。

 

 

なぜならば
「人の目が正面についている習性」
に最大限沿ったマネージメントだからです。

 

 

人の行動の大前提は
「必ず脳のメカニズムによって創られている」
ということです。

 

 

それを先回りすれば
「正しい行動と結果」
を導くことができます。

 

 

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今日は「目標抑制」というテーマに触れてみました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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