
今日も
「数字の表現」
について触れてみたいと思います。
昨日は
という記事で時間の表現方法について触れました。
今日はまた別の角度で数字を見ていきます。
数字の
「信頼感アップ」
にフォーカスをしていきます。
ビジネスシーンで
「数字を使ってPR」
することは多くあります。
導入実績
改善効果
顧客の声
いろいろな実績などは数字で表現すると思います。
より
「信頼感を上げる」
にはどうするのが良いでしょうか?
それは
「正確な数字で表現する」
ということです。
嘘の数字ではなく、正しい数字
ということではありません。
「正確な数字」
です。
例えばこんな感じです。
導入実績であれば
約1200件導入⇒「1179件導入」
改善効果であれば
約70%削減⇒「68.9%削減」
顧客の声であれば
約30,000人が実感⇒「29,234人が実感」
とするほうが信頼効果が得られます。
「約〇〇」
で盛るより
「正確な数字」
ということです。
最近はこのような表現が随分と増えてきました。
そしてこの事実に
「自分の意見」
を掛け合わせることが、非常に重要です。
例えば
「コップ半分のお水」
があります。
これを
「多い」=「半分もある」
「少ない」=「半分しかない」
と考えるのは人それぞれです。
例えば
「89.9%の人が効果を実感」
という表現があったとします。
大多数なので
「OK」
という考えもあるでしょう。
しかし
「11.1%の人は実感していない」
ということも事実です。
この製品は
「11.1%の人が効果を感じていません」
と書くと印象が違いますよね。
もしかしたら目の前の顧客は、そのように感じているかもしれません。
認識を合わせるためにも
「事実」×「意見」
を掛け合わせることが重要です。
今日は数字の表現で
「正確に表現する」
「意見を掛け合わせる」
という点に触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤