「お金ってどんなもの??」この答えの本質があなたの営業を変えるかもしれない

2022.04.06

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

お金の話をしてみたいと思います。

 

 

今日は
「お金の性質」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①「お金ってどんなものですか?」と聞かれたら何と答える

②「リンゴとオレンジを比べる」ほど単純な話ではない

③あなたの営業が必要な理由はわかりますか?

 

 

■「お金ってどんなものですか?」と聞かれたら何と答える

 

 

今日は、お金にまつわる話をしましょう。

 

 

わが国では
「お金の教育が大切」
と言われてかなりの時間がたちますが、まだまだ圧倒的に少ないのが現状です。

 

 

もしあなたが
「お金ってどんなものですか?」
と聞かれたら何と答えるでしょうか。

 

 

少し考えてみてください。

 

 

お金は
「圧倒的に便利なもの」
と言えると思います。

 

 

理由はたくさんありますが、特徴的な4つを取り上げてみましょう。

 

 

【汎用性がある】

お金はほとんどのものと交換できます。

 

 

【分割が可能】

家や車などどんな大きなものとでも交換できる

 

 

【代替えが可能】

お金は同じ価値を持つお金と交換が出来ます。

どんな千円札でも一緒です。どこで手に入れたかは関係ありません。

 

 

【貯蔵が可能】

お金は通常は今もこの先も、いつでも使うことが出来ます。

取っておいたからと言って、古びたり腐ったりすることはありません。

 

 

言い換えればお金は
「ほぼすべてのものと交換できる」
といって良いでしょう。

 

 

この事実が
「お金は重要」
と言われる理由だと考えられます。

 

 

■「リンゴとオレンジを比べる」ほど単純な話ではない

 

 

しかし重要なお金も多くの人にとって
「無限にあるものではない」
モノでもあります。

 

 

見方を変えれば時間と同じ概念かもしれません。

 

 

使えばなくなってしまうものです。

その為、お金に対する判断は非常に複雑になります。

 

 

先ほどお金は
「ほとんどのモノに変えられる」
と触れました。

 

 

しかし同時に行って言う決定もあります。

 

 

それは
「同時に何かを諦める決定をしている」
ということです。

 

 

何かを犠牲にし、やらないことを選ぶ必要があります。

 

 

英語の慣用句で
「リンゴとオレンジを比べる」
というものがあります。

 

「何かを比べるときは同じ土俵にある物同士を比べないと駄目ですよ」
という意味のことわざです。

 

 

1個200円のリンゴ

1個150円のオレンジ

 

 

上記はどっちがオトクかなど比べようがありません。

リンゴはリンゴで比較しなければならないということです。

 

 

当たり前のことです。

実際、買い物でも同じものならば安い方が良いでしょう。

 

 

安さと利便性で
「ネットショッピング」
は爆発的に伸びました。

 

 

あなたも値段を比べて安いところから買おうとする
「賢い消費者」
ではないでしょうか?

 

 

しかし安いだけで買うのは
「ある程度の金額のモノ」
にとどまるのではないでしょうか?

 

 

欲しい車があったとして
「ネットだけで値段を比べて買う」
という機会は少ないかもしれません。

 

 

「マンションをネットだけで見て買う」
という人も少ないでしょう。

 

 

金額が高くなると
「単純な購買行動」
でなくなってしまいます。

 

 

理由は高額商品を買うと同時に
「同じ価値の者を諦める」
という決断をしなければならないからです。

 

 

果たして自分の決断は
「あきらめるに値する決断なのか?」
難しい判断を無意識のうちにしているからです。

 

 

だから販売員に聞いたり、実物を見たりしてから
「決定の動機」
を増やし購入を決めるというプロセスを経ます。

 

 

■あなたの営業が必要な理由はわかりますか?

 

 

さて、あなたの営業が必要な理由を考えてみましょう。

 

 

営業が必要な商材は
「決して安いもの」
ではないでしょう。

 

 

企業側も営業マンのコストに合う商材でなければビジネスが成り立ちません。

 

 

ではなぜお客様は、営業を必要とするのでしょうか?

 

 

理由はあなたの
「高額商品の購買」
と全く一緒です。

 

 

あなたの提案した商品やサービスを手にするというのは
「同時に何かを手放している」
という決断です。

 

 

非常に複雑な決断です。

リンゴとオレンジを比べるレベルではないでしょう。

 

 

では営業であるあなたは
「お客様の判断」
に気づいているでしょうか?

 

 

大きな判断をしなければならないお客様に
「自分たちの商品やサービスの良さや特徴だけ」
を伝えていて、重大な決断を促せるでしょうか?

 

 

あなたがお客様に選ばれるというのは、こういこうとです。

 

 

私も営業を受ける際
「大した準備もしてこない営業」
に会う機会もあります。

 

 

先ほど触れたように
「自分たちのサービスの説明だけをする営業」
に会う機会もあります。

 

 

展示会に行けばイメージがつきやすいかもしれません。

 

 

あるブースのサービスを選べば
「同じカテゴリ内の全てのブースのサービスを諦める」
という判断になります。

 

 

さて、あなたはお客様の判断を導くために何をやっていますか?

トップパフォーマーと平均的な営業では決定的に違います。

 

 

私は行動創造理論というメソッドで
「平均的な営業をトップセールスに成長させる」
ことを行っています。

 

 

行動創造理論による
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あなたもお客様を正しく導ける
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私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

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  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

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今日は
「お金の性質」
というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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