なぜ社会人のほぼ全員がビジネスマナーを覚えるの?全力を注がない人は大きな損をしていた!

2025.08.04

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 市場の変化とともに営業も変化しなければななりませんね!

 
 
あなたも新入社員の時にビジネスマナーについて研修を受けたことがあると思います。
ではなぜ誰もがビジネスマナーを覚える必要があるのでしょうか?
 
 
時間とお金をかけてビジネスマナーを習得させるのは会社が恥をかくからなどではありません。
 
 
この記事ではビジネスマナーを重視する人としない人で大きな差が生まれる理由について掘り下げていきます。
 
 
記事を読み終えたときにはすぐにビジネスマナーを重視することとなるでしょう。
 
 
若い部下の始動にもお役立ちとなる記事になることでしょう。
 

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なぜ社会人のほぼ全員がビジネスマナーを覚えるのか?間違って使っている人が大きな損失を生んでいた!?を見ていきましょう!
 
 

なぜ社会人のほぼ全員が「ビジネスマナーを覚えるのか?」

 
 
ほとんどの社会人は入社してすぐにビジネスマナーを覚えさせられます。
大なり小なり、かける時間は異なれど必ず触れたことがあるはずです。
 
 
その中でも初対面の大切さについてはビジネスマナーにおいてかなりの時間を使い教えられることです。
 

身だしなみを整える
言葉使いをしっかりとする
名刺の渡し方を正しく行う

 
上記は初対面でかかわる事項なので、入社間もなく教えられることでしょう。
 
 
ではなぜ初対面に関わる部分重点的に教えられるのでしょうか?
 
 

初対面の印象が重要なのは脳の記憶のメカニズムに関係している

ビジネスマナー
 
第一印象を重点的に行う理由は記憶に残りやすいからです。
 
 
人の脳は最初に受ける印象(情報)を重要視します。
これは人の生存本能からくる働きです。
 
 
つまり第一印象でマイナスの評価を受けてしまうと、その後もマイナスのままになります。
だからどんな組織でも、マナー研修を導入するのです。
 
 

第一印象についてはかなり多くの研究がおこなわれている

研究
心理学の分野においても第一印象については多くの研究が行われています。
それだけ人の行動や認知に関わる重要な事項だということです。
 

第一印象がパーソナリティ満足度に与える効果
第一印象形成における身体的魅力
非言語手がかりが印象評定に及ぼす影響

 
 
 
上記は一例ですが様々な研究が行われています。
 
 
実際に第一印象について行った実験があるので見てみましょう。
 
 

第一印象に関する実験「AさんとBさんとではどちらに好感を持ちますか?」

 
 
心理学者ソロモン・アッシュの行った実験があります。
 
 
アッシュ博士と言えば「同調圧力」に関する研究が有名です。
 
 
古典的な心理実験を用いながら。人間心理をとてもわかりやすく明らかにしてくれた人物です。
 
 

第一印象の実験「AさんとBさんとではどちらに好感を持ちますか?」


 
 
実験参加者にはAさんとBさんの2人の人物評価をしてもらいます。
 
 
2人の人物の性格を次の順番で説明します。
そしてどちらの人物がより好ましく感じるかを答えてもらいます。
 

Aさんの人物評価

頭がいい、勤勉、直情的、批判的、頑固、嫉妬深い

Bさんの人物評価

嫉妬深い、頑固、批判的、直情的、勤勉、頭がいい

 
さて、あなたはAさんとBさんとどちらの人物に好感を持ちましたか?
 
 
実は実験参加者のほぼ全員が、どちらかの人物に好感を持ちました。
それはAさん、Bさんどちらの人物でしょうか?
 
 

ほとんどの人が選んだのはAさんBさんどちらの第一印象だったのか?


 
あなたもおそらく上記の人物評価を見たときに、気づいたことがあるはずです。
 
 
「2人の人物評価の内容が一緒」ということです。
 
 
もう一度人物評価の項目を見てください。
順番が違うだけで性格の表現は全く一緒です。
 
 
同じ人物評価にもかかわらず評価の結果は全く異なるものとなりました。
 
 
実験の結果は想像通りだと思いますが、Aさんに好感を持つという人がほぼ全員という結果になりました。
 
 

ソロモン・アッシュの実験で明らかになった第一印象の重要性

第一印象
 
アッシュの実験で明らかになったことは何でしょうか?
 
 
「先に提示された性質は、あとで提示された性質を包括するほど強い意味を持つ」ということです。
 
 
Aさんの人物評価には先にポジティブな要素が入っています。
 
 
Bさんの人物評価には先にネガティブな要素が入っています。
 
 
たったこれだけの違いですが、評価が全く異なったということです。
 
 
ここにビジネスマナーの重要が見えてきます。
初対面に関する項目を重視する理由でもあります。
 
 
ここからは第一印象の性質を活用してあなたのビジネススキルを簡単に向上させる術を見ていきましょう!
 
 

全てのビジネスパーソンが「初めまして」に全力を注ぐべき理由

 
 
ここまで見てきたことは最初に与えられた情報は記憶に強く残るという記憶のメカニズムです。
 
 
さらに最初に刻まれた印象は「あとからは変えにくい」ものとなります。
 
 

最初の情報が記憶に強く残る心理効能「初頭効果」

初頭効果
 
最初の情報が記憶に強く残るのは心理効能の1つで「初頭効果」と呼ばれるものです。
 
 
初めて会った相手とはお互いに情報が少ないという状況です。
 
 
そのため見た目や所作など外見的なものから判断を決定するしかありません。
 
 
ただ多くの人は外見的な判断が相手の評価を決めるわけではないとお考えではないでしょうか?
 
 
それは大間違いな認識です。
 
 
人の脳は自分の決定を正当化する情報しか見なくなるという性質を持っています。
 
 
つまり第一印象でマイナスと決定したら、その後はマイナスな情報しか見なくなります。
 
 
だから第一印象は非常に重要ということです。
 
 

営業においてはさらに重要!ビジネスマナーではなく営業の儀式

営業の儀式
 
営業においては第一印象はさらに重要です。
 
 
初頭効果の影響を活用し、第一印象でポジティブな心理効能を与えられれば、その後の提案の価値も上がるということです。
 
 
実際には見た目と提案内容は全く関係ないにも関わらず、良い提案と受け取られるわけです。
 
 
私も営業研修ではビジネスマナーとは言わず「営業の儀式」と名付け第一印象をよくする技術を授けています。
 

3秒
30秒
3分

 
営業においては上記3つの時間で第一印象が決定づけられます。
 
 
営業においては見た目だけでなく最初に伝える情報については十分な配慮をするとよいでしょう。
 
 
例えばプレゼンテーションの表紙や1枚目のスライドも同様です。
 
 
タイトルやデザインで相手に好印象を与えることで、本題の内容の評価もお客様自身が勝手にあげてくれるというわけです。
 
 
第一印象をよくするのはただのビジネスマナーでは無いということをご理解いただけたでしょうか?
 
 
人の脳のメカニズムを先回りする技術です。
 
 
人の脳のメカニズムから考えれば、第一印象を作り上げるということはもっとも重要視するものとしてよいはずです。
「初めまして」には全力を注ぎたいものですね。
 
 

まとめ

 
 
なぜ社会人のほぼ全員がビジネスマナーを覚えるのか?という点に触れてきました。
 
 
第一印象を重要視していない人や間違って使っている人が、大きな損失を生んでいることもご理解いただけたことと思います。
 
 
初対面の印象が重要なのは脳の記憶のメカニズムに関係していることから考えれば、ビジネスマナーというレベルで済ませてはいけません。
 
 
科学を基軸としたビジネスの技術ということです。
 
 
最後に科学を基軸とした営業技術を身につけ、瞬く間にトップセールスに変貌する方法をお伝えしておきます。
 
 

行動創造理論による「営業トレーニング」

 
 
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回りが出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
 
 
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私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づき営業における行動を最適化する理論です。
 
 
脳科学
認知心理学
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上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業スキル」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけた営業の売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
 
 
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齋藤 英人
齋藤 英人
あなたの営業組織にも最適なプログラムをお届けします。

 
しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
研修効果を担保するために年間100回の登壇に限定しております。
 
 
もし売上向上に課題がある営業責任者、研修担当者は早めにご確認いただくことをお勧めいたします。
 
 
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