本日の記事の見出し
あなたは「初めまして」をどれだけ重視していますか?
今日は
「あなたが考えるより重要な初対面」
というテーマに触れてみたいと思います。
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■なぜ社会人のほぼ全員が「ビジネスマナーを覚えるのか?」
初対面の大切さは
「ビジネスマナー」
でも教えられることです。
身だしなみを整える
言葉使いをしっかりとする
名刺の渡し方を正しく行う
上記は初対面でかかわる事項なので、入社間もなく教えられることでしょう。
第一印象が重要なのは
「記憶に残りやすい」
からです。
第一印象でマイナスの評価を受けてしまうと、その後もマイナスのままになります。
だからどんな組織でも、マナー研修を導入するのです。
実際に第一印象について行った実験があるので見てみましょう。
■AさんとBさんとではどちらに好感を持ちますか?
心理学者
「ソロモン・アッシュ」
の行った実験です。
実験参加者に
[AさんとBさんの2人の人物評価」
をしてもらいます。
2人の人物の性格を次の順番で説明します。
そしてどちらの人物がより好ましく感じるかを答えてもらいます。
■Aさん
頭がいい、勤勉、直情的、批判的、頑固、嫉妬深い
■Bさん
嫉妬深い、頑固、批判的、直情的、勤勉、頭がいい
実験参加者のほぼ全員が、どちらかの人物に好感を持ちました。
では、Aさん、Bさんどちらの人物でしょうか?
おそらく上記のJ評価を見たときに、気づいたことがあるはずです。
「2人の人物評価の内容が一緒」ということです。
順番が違うだけで
「性格の表現は全く一緒」
でした。
しかし人物評価の結果は全く異なるものとなりました。
想像通り
「Aさん縫好感を持つ」
という人がほぼ全員という結果になりました。
アッシュの実験で明らかになったことは
「先に提示された性質は、あとで提示された性質を包括するほど強い意味を持つ」
ということです。
Aさんは
「先にポジティブな要素」
が入っています。
Bさんは先に
「ネガティブな要素」
が入っています。
たったこれだけの違いですが、評価が全く異なったということです。
■「初めまして」には全力を注ぐべき理由
最初に与えられた情報は
「記憶に強く残る」
メカニズムです。
そして最初に刻まれた印象は
「あとからは変えにくい」
ものとなります。
心理効能の1つで
「初頭効果」
と呼ばれるものです。
初めて会った相手とは
「お互いに情報が少ない」
という状況です。
そのため
「見た目や所作など外見的なもの」
から判断を決定します。
人の脳は
「自分の決定を正当化する情報しか見なくなる」
という性質を併せ持っています。
ですから
「第一印象は非常に重要」
ということです。
第一印象が良ければ
「その後の提案の価値も上がる」
ということです。
実際には見た目と提案内容は関係ないにも関わらずです。
私は営業研修でもビジネスマナーとは言わず
「営業の儀式」
と名付け第一印象をよくする技術を授けています。
3秒
30秒
3分
上記3つの時間で第一印象は決定づけられます。
対人関係だけでなく
「最初に伝える情報」
については十分な配慮をするとよいでしょう。
例えばプレゼンテーションの表紙や1枚目のスライドも同様です。
人の脳のメカニズムを考えれば
「もっとも重要視するもの」
としてよいはずです。
「初めまして」には全力を注ぎたいものですね。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
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心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「あなたが考えるより重要な初対面」というテーマに触れてみました。