本日の記事の見出し
それでも無駄な研修を続けるつもりですか??
今日は
「意志のチカラ」
というテーマに触れてみたいと思います。
<index>
■あなたは自分の意志のチカラをどれだけ信用していますか?
あなたは
「意志のチカラ」
を信じていますか?
何かの誘惑に勝とうとしたとき
今までと違う自分に変わろうとしたとき
何かを成し遂げようとしたとき
上記のチャレンジに対して、あなたは何をしますか?
多くの人は頑張ろうとするでしょう。
つまり
「意志のチカラ」
で勝とうとします。
あらかじめお伝えしておきます。
意志のチカラでは、上手くいきません。
例えば
「誘惑」
に対して意志のチカラで打ち勝とうとします。
誘惑はどこにでもあります。
集中して資料を作るときのスマートフォンの通知
ダイエット中の甘い広告
トレーニングをする前に感じる疲れ
しかも誘惑は
「技術の進歩と情報の増加」
により種類も数も、どんどん増え続けています。
もしあなたは誘惑に
「意志のチカラで打ち勝つことが可能」
だったら、あるものが世界から消えます。
何かわかりますか?
■意志のチカラでどうにかなるなら「〇〇」はいらない
消えてしまうのは
「法律」
です。
盗難を防ぐ
飲酒運転を防止する
薬の乱用を抑える
意志のチカラで誘惑に勝てるならば
「悪いことをしてはいけないという法律」
は必要ないはずです。
ここ10年で登場した誘惑に
「スマホ」
があります。
運転中に
「届いたメール」
が気になります。
A メールを今すぐ読むメリット
B 衝突して誰かを死亡させてしまう危険
ABを比較しどちらが重要か考慮することは誰でもできます。
誰もが
「メールを見るのは賢明な行動」
ではないことはわかっています。
しかし繰り返してしまいます…。
賢明でない選択であること
重大なリスクにつながる可能性があること
見つかったら罰せられること
運転をする人で、知らないという人はいないでしょう。
しかし、運転中にスマホを見る人はなくなりません。
意志のチカラで勝てないことは
「脳のメカニズム」
に寄るからです。
全ての人遺伝子には
「人は自分の選択を過大評価する」
というメカニズムがあります。
スマホを操作しても
「自分だけは大丈夫」
と過信をします。
様々な理由やこじつけで
「正しい方程式」
をゆがめます。
根拠がないまま
「完璧な未来の自分」
を想像してしまうということです。
ダイエット中に甘いものを食べてはいけない
健康のためにトレーニングを続けなければならない
集中しなきゃいけないからスマホを見てはいけない
当たり前のことですが
「自分の選択を過大評価する」
ことで、間違った行動をとるようになります。
また
「新しい何かを始める」
ことができない、続かないのも同様です。
何かを始めないほうが
「とても楽」
と脳が感じるからです。
人の判断は
「相対的」
に行われます。
「大変なこと」VS「誘惑的なこと&楽ちんなこと」
比較したとき、どちらが勝ちやすいでしょう。
もちろん
「誘惑的で楽なこと」
です。
しかしあなたの脳はここでもズルをします
誘惑的で楽な判断をした時で
「理由付けをして合理的でありたい」
という妄信に支えられます。
間違った判断にもかかわらず
「賢明な判断」
をしたように思いこみます。
驚くようなこじつけで、正当化をしています。
あなたは最近飲みすぎていて
「今日はやめなくちゃ」
と思っていたとします。
しかし夕方お誘いを受けると
「これは仕事の付き合いだ」
と考えて飲みに行ってしまう…。
意志のチカラだけで
「正しい行動をとり続けるのは難しい」
ということです。
■無駄な企業研修が繰り返される理由も同じ
意志のチカラでは難しいという認識は
「とても重要」
です。
あなたの社員や部下を
「マネージメント」
する際に置き換えてみましょう。
あなたが
「人は意志のチカラで変わる」
と思って指導をする。
あなたが
「意志のチカラでは変わらない」
と思って指導をするのとでは、やることが異なります。
しかしほとんどのマネージャーは
「意志のチカラで人は変わる」
とどこかで信じています。
なぜでしょうか?
それは
「楽」
だからです。
変わらない人に向き合って
「変化を創り出す」
のはとても大変だからです。
環境を一から整える必要があるからです。
そしてあなたはそのうち
「うちの社員はなかなか変わらない」
という言葉が口から出るようになります。
マネージメントの責任を放棄して
「部下の能力や意志のチカラ」
に責任を取られようとします。
実は
「企業研修」
においても同じです。
新しい知識を得る
効率的なテクニック知る
成功事例を知る
こんなことで人は変わるでしょうか?
ほとんどのマネージャーは
「NO」
と答えるでしょう。
それでも
「知識・ノウハウの研修」
を採用しています。
一度聞いてみてください
研修会社の営業に
「研修で人は変わりますか?」
と質問をしてみてください。
恐らくほとんどの営業
「変わります」
と答えるでしょう。
しかしこれも
「未来への過大評価」
が起こっている可能性があります。
自分たちの提案を
「否定する」
ようなことは言わないでしょう。
だからこそ
「人は変わりません」
と言える営業は信用してもよいです。
「そもそも人は変わらない。だからこのプログラムが必要です」
と言い切れるということです。
A ”人が変わる”ことを前提に作られたプログラム
B ”人が変わらない”ことを前提に作られたプログラム
どちらが効果がありそうですか。
知識やノウハウが必要ないといっているわけではありません。
知識とノウハウだけでは変わらないと言っているのです。
知識とノウハウを手にしても
「行動を変えるのは本人」
です。
しかも変化に対して
「意志のチカラ」
だけで戦うことになります。
新しく学んだことをやったほうが良いとわかっていても
「楽だから今まで通りの方法を繰り返す」
というビジネスパーソンがほとんどです。
この辺りは前半に説明をした通りです。
研修の学びを
「行動と成果」
に変える方法はあります。
脳のメカニズムを熟知して
「行動が変わる環境を整える」
ことです。
私の提唱する
「行動創造理論」
です。
ノーベル経済学賞を取った
「ダニエルカーネマン氏」
に教わった行動経済学がベースにあります。
人の行動を変えるには
「自動的に行われる意思決定」
を正しい方向に導くだけです。
上記の理論をビジネスに生かすと
「飛躍的な成果」
を導くことができます。
行動創造理論による
「企業研修は100%のリピート」
を8年以上継続しています。
リピートの理由は
「少ない投資で確実に成果が出る」
からです。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動科学
上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動変革スキルを身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
-
営業研修
-
マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人のを本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
あなたの売上に関する課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「意志のチカラ」というテーマに触れてみました。