今日は
「正しい習慣を身につける方法」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①新たな習慣を身につけるには、まず脳のメカニズムを知ることから始める
本日の記事の見出し
■新たな習慣を身につけるには、まず脳のメカニズムを知ることから始める
あなたは正しい習慣を身につけたいと思いますか?
健康のために運動を続ける
自己研鑽のために読書を続ける
アウトプットの訓練でコラムを毎日執筆する
習慣を身につけるには
「反復」
が絶対に必要です。
反復することで
「脳が新たな情報ではなく慣れ親しんだ情報として認識する」
ことで習慣化になります。
新しい情報には必ず脳の
「思考を司る分野」
が激しく働きます。
しかし繰り返していくことで
「脳の思考が不要になり、運動野で処理するようになる」
こととなります。
すると負荷がかからないため、行動が簡単に続けられるようになります。
これが習慣化のメカニズムです。
では、こんなにも単純なのに、どうして良い習慣は続かず、悪い習慣が復活してしまうのでしょうか?
■習慣化するために最も重要なのは「ご褒美」だった!?
反復が続かずに習慣化されないのは
「ご褒美」
が影響しています。
習慣化が必要なことは
「必ず時間がかかるもの」
と言っても良いでしょう。
時間がかかるというのは
「行動をしても成果を手にするまで時間がかかる」
ということです。
もう少し言えば
「行動をしてから成果を手にするまでに、かなりの時間差がある」
ということです。
鳩やネズミにレバーやボタンを押させてから
「大好物のえさが出る」
という仕掛けをすると、何度もレバーやボタンを押すようになります
そして繰り返させるとどうなるかご存じでしょうか?
餌というご褒美が無くても
「レバーやボタンを押し続ける」
と言いう行動を取り続けます。
つまり行動が習慣化されたということです。
私たちは人間で、鳩やネズミではないと思うかもしれません。
しかし思考をコントロールできない鳩やネズミでも出来るのだから、思考をコントロールできる人間が出来ないはずありません。
出来ないというのは
「自ら鳩やネズミ以下だ」
と言っているようなものかもしれません。
習慣化のカギは
「ご褒美」
にあるといって良いでしょう。
■正しい習慣を続けるのに「意志のチカラ」は全く必要なくなる
ではどのようにご褒美を上げれば良いのでしょうか?
何か行動をしたら
「お金をあげる」
ということでしょうか?
ご褒美は実は何でも構いません。
お金
美味しいもの
誉め言葉
あめ玉
安心感
あなたの習慣化したい行動をした直後に
「何かしらご褒美をセットする」
という環境が大切です。
行動科学で言う
「短期的報酬」
は脳が大好物なものなので、次の行動も継続されます。
「合図⇒行動⇒ご褒美」
上記をセットにして繰り返すと、脳に負荷がかからないので
「簡単に継続できる」
という環境になります。
重要なのは同じ環境で繰り返すということです。
繰り返すことで、脳に当たり前の情報として捉えるようにさせるということです。
意志のチカラなど全く必要ありません。
環境を整えることが重要です。
何も考えずに良い習慣が出来るようになるでしょう。
マネジメントにももちろん活用できます。
部下に良い行動を継続させるには
「合図」
をまず決めましょう。
夕方17:00のチャイムでも良いでしょう。
お昼が終わった13:00の始業でも良いでしょう。
営業から帰ってきた瞬間でも良いです。
何かのトリガーを決めます。(合図)
そして、行動を取らせます。(行動)
行動が終わったら褒めてあげることです(ご褒美)
全て前のサインの直後に行うことです。
バラバラにしてしまうと、脳が違う情報と捉えてしまうので注意してください。
行動創造理論を活用した
「行動マネジメント」
の1つをご紹介しました。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
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行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
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営業研修
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今日は「正しい習慣を身につける方法」というテーマに触れてみました。