本日の記事の見出し
あなたはデータを育てることができますか?
今日は
「データ」
をテーマに触れてみたいと思います。
<index>
■このデータに意味はあると思いますか?もしYESなら…
「データ」
と一言でいってもいろいろな種類のものがあります。
アンケートの結果
顧客リスト
店舗ごとの売上
あなたの周りにも様々なデータが存在しているでしょう。
これらは
「全てデータ」
です。
ではこの数字に意味はあるでしょうか?
セミナーでは
「あると思う方?」「ないと思う方?」
と意見を聞くところです。
結論は
「この数字に意味はない」
と言えるでしょう。
■情報は育てることで意味を持つ
上記にあげたデータは
「育てる」
事で初めて意味を持ちます。
では
「データを育てる」
というのはどういうことでしょう。
例えば
「お客様リスト」
があります。
このままでは
「単なる一覧のデータ」
です。
一覧データを育てるにはどうしたらよいでしょうか?
地域(Where)
最終購入(When)
購入商品(What)
購買方法(How)
上記の属性をつけてみましょう。
そうすれば
どの地域のお客様なのか?
最後に購入したのはいつか?
Aという商品を買った人は?
ネット経由で買ったお客様は?
このような
「経営情報」
育てることができます。
データを育てるのは終わりではありません。
「情報」
を更に育てていきます。
■これからの市場で求められる人材像がわかる
もう少し属性を追加してみましょう
売上の高い地域は?
半年間購入がないお客様は?
単品のみ購入のお客様は?
ネット購入のみのお客様は?
さらに
「情報に角度」
をつけることができます。
角度をつけた段階までくれば
「活用」
ができそうで。
角度をつけて
「関西圏のお客様の客単価が低い」
という「知識」を得ることができました。
「関西圏のお客様の単価が低い」
という知識を得れば行動が作れます。
知識を得ることで
「関西圏の顧客限定のキャンペーン」
を打つことも検討できます。
また逆に
「関西圏を外した販促施策」
を考えることができます。
情報が
「知識」
に育ちました。
まださらに
「もう一段階」
育てることができます。
それは
「知恵」
です。
手にした知識に
「なぜ?」
と問いかけてみましょう。
すると知識が知恵に育ちます。
「なぜ関西圏は客単価が低いのか?」
この答えが見つかれば対応する行動がとれます。
さらには
「知識の組み合わせ」
をすることができます。
また、各地域の販促費を100万とした場合
「平均購買力が500万円以下の地域は利益が出ないので避ける」
といったマーケティングが考えられます。
しかし
「経営方針が全国規模」
だった場合はどうすればよいでしょうか?
知識を組み合わせて
「対応策」
考えます。
購買ポテンシャルの高い近隣地域と組み合わせる
過去に成功した小規模販促モデルを採用してみる
上記のような具体策を立てることができるでしょう。
「データ」
だけでは意味がありません。
「情報」
にすれば意味付けができてきます。
「知識」
にすれば仮説を立てることができます。
「知恵」
にすれば行動を創り出すことができます。
これが
「データを育てる」
ということです。
自分の周りにあるデータを
「自分の手で育てる」
としてみてはいかがでしょうか?
「とても価値のあるもの」
に育つかもしれませんね。
また育て方で
「ビジネスセンス」
がわかるでしょう。
これからの市場で求められる人材は
「データの扱い方に長けた人」
です。
育てる力を身に着けていきましょう。
そして自身とお客様の行動を創り出せるようになりましょう。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動科学
上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。
-
営業研修
-
マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。
営業で成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。
このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「データ」というテーマに触れてみました。