あなたの「伝えるチカラ」を飛躍的にあげるには

2017.05.18

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「伝えるチカラ」

をテーマにしてみたいと思います。

 

 

実は

「聴くチカラ」

の続編です。

昨日の記事はこのような記事でした。

『あなたの「聴くチカラ」を飛躍的にあげるには』

 

ピラミッド構造でコミュニケーションを考える。

という内容でした。

 

 

実は

「ピラミッド構造で考える」

というのは聞く側だけのものではありません。

 

コミュニケーションの組み立てなので

「伝える側」

にも必要な考え方です。

 

言い換えればピラミッドは

「伝えるチカラ」

にもなるということです。

 

 

ピラミッド構造はこのようなものでした。

「主張→根拠→情報」

 

この順番で伝えれば、

「相手の理解」

を得ることができます。

 

そうすれば。相手の

「次の行動」

を生み出すことができるということです。

 

 

 

何度も出てくるA氏の主張で

「ピラミッド構造のプレゼンテーション」

を見てみましょう。

 

このようなプレゼンテーションなります。

 

 

(主張)「新機能を追加すべきです。」

 

なぜならば 

(根拠)「競合に後れを取らないためです。」

 

なぜそう考えるかというと

(情報)「競合が新製品を投入するという情報があるからです。」

 

だから

(根拠)「競合に後れを取らないことが必要です。」

 

だから

(主張)「新機能を追加すべきです。」

 

このようなプレゼンテーションになります。

 

 

「主張」から始まる

「根拠」と「情報」に落とし込む

「主張」に戻ってくる

 

という構成です。

 

 

わざと強引に

「接続詞」

を付けたので違和感を感じたかもしれません。

 

しかしピラミッド構造では

「接続詞」

を考えることが重要です。

 

「主張→根拠→情報」

に落とし込むときには

 

「なぜ、Why」

という接続詞で考えます。

 

 

「情報→根拠→主張」

と考えるときには

 

「だからなに、So What」

という接続詞で考えます。

 

そうすると、相手の理解が創造されることになります。

 

 

ここでポイントなのは

「主張から伝える」

ということです。

 

周辺の情報から伝えると聞き手は

「だからなに?=何を言いたいの」

という反応になります

 

 

 

プレゼンテーションのテクニックとして

「結論で挟む」

というものがあります。

 

よくあるプレゼンテーションで

「何を言っているかがわからない」

というものがあります。

 

このようなプレゼンテーションを聞いたことはあるのではないでしょうか?

 

これは

「主張すべきこと」

「周辺の情報」

が結びついていない状態です。

 

「全ての根拠や情報がバラバラになっている」

 と言える状態です。

 

その結果どうなるかというと

「何を言いたいのかわからない」

ということになります。

 

 

「ピラミッドで構築する」

「全ての情報と根拠は主張に結びつける」

「主張で挟む」

こうすることで、相手の理解を飛躍的に得ることができます。

 

 

「伝えるチカラ」

としてもピラミッド構造で考えてみてはいかがでしょうか?

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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