本日の記事の見出し
お客様より先に挨拶をするのはマナーではない
今日は
「営業マナーがなぜ必要か?」
というテーマに触れてみたいと思います。
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①営業の名刺の渡し方とあいさつの基本マナーはなぜ必要か?
②商談の成否に関わるある実験のクイズを出題します
③クイズの答えは「〇〇〇をした人」だから…
■営業の名刺の渡し方とあいさつの基本マナーはなぜ必要か?
営業のスタートは
「あいさつ」
から始まります。
そして
「名刺を交換して商談が始まる」
という流れになります。
名刺を交換する場面は基本的には
「初対面の人同士」
の対話が行われる場合となります。
営業から先にあ札をする
訪問者から先に渡す
同席した社内の人間から紹介する
営業の最低限のビジネスマナーとなっています。
ではご質問です。
「なぜ、先に挨拶や名刺を渡さなければならないのでしょうか?」
「そういうもんだ」
「ビジネスマナーだから」
「もともとそう聞いているから」
上記の答えしか出なかった人は
「営業スコアは0点」
と言わざるを得ません。
ビジネスマナーに当たる部分だけでも
「商談の成否に関わってくる」
ということはご存じでしょうか?
単純に
「相手の気分祖損ねない」
なんてレベルの話ではないですよ。
■商談の成否に関わるある実験のクイズを出題します
なぜ商談の成否に関わるかは
「ある実験」
に答えがあります。
カリフォルニア大学の
「キャメロン・アンダーソン」と「ギャヴィン・キルダフ」
の実験です。
お互いを知らない学生を集めます。
4人一組のグループを10個作ります。
そそて、チーム内で数学の問題を解いてもらいます。
(この様子は録画をしています)
Aチーム それぞれのグループ内でリーダーを決める
Bチーム 録画を見るだけで、誰が各グループのリーダーにふさわしいか決めてもらう
結果は
「選ばれたリーダーはほぼ同じ」
となりました。
では選ばれたリーダーの特徴は、どんな点にあったでしょうか?
少し考えてみてください。
ちなみに数学の能力が高かった人ではありません。
ヒントは冒頭の
「営業マナ―の話」
の中にあります。
「実験の答え」=「営業マナーが商談の成否を左右する理由」です。
さて、あなたは答えがわかったでしょうか?
■クイズの答えは「〇〇〇をした人」だから…
リーダーに選ばれた人の共通点は
「一番最初に発言した人だから」
です。
グループ内で選んだ場合も、録画を見た場合も
「一番最初に発言した人をリーダーに選ぶ」
という選択をほぼ全部のグループで行いました。
子供のころから
「言い出しっぺはリーダーになる」
という記憶はありませんか?
人の脳は
「自信がある人を積極的に信頼し、従おうとする」
というメカニズムがあります。
太古の時代人間は群れを成して生き延びてきた生物です。
群れを引っ張るのはリーダーです。
リーダーになるのは自信を持って行動する人です。
そのころから
「ついていけば大丈夫」
という情報が遺伝子に書き込まれ、今でも残っているからです。
つまり先に発言することで
「相手から自信があり信頼できる人」
と無意識のうちに認識されるということです。
ではあなただったらどちらを信頼しますか?
A 自信をもって提案される
B 自信がなさそうに提案される
間違いなくAの提案の評価が高くなるでしょう。
つまり営業で先に挨拶することは
「お客様の本能に対して自信があり信頼できる」
という感覚を無意識のうちに作ることが出来るということです。
商談の成否に関わる理由です。
挨拶の仕方や、名刺の渡し方で
「商談の成否に関わる」
というのであれば、やらない手はないでしょう。
営業の基本的マナーやルールーは
「行動科学でひも解くと重要な技術である」
ということが浮かび上がります。
営業の成功率を高めるには
「脳のメカニズムを先回りする」
ことが重要ということです。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
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今日は「省略することで生じるミス」というテーマに触れてみました。