本日の記事の見出し
誰でも簡単に売上があがる思考法の正体とは?
今日は
「第三者の目」
というテーマに触れてみたいと思います。
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■あなたも大好きな「鏡」がポイントだった!?
あなたは化粧室から出るとき
「鏡をチェック」
することがありませんか?
お客さんと会う前であれば
「必ず身だしなみのチェック」
を行うと思います。
ほとんどの人は
「誰かにみられている」
と思って、気にするものです。
ただし、以前の記事でも書いたように
「それは勘違いでもある」
ということが分かっています。
多くの人の勘違いは
「誰も他人のことをそれほど気にしていない」
という事実です。
勘違いが起こるメカニズムは
「スポットライト効果」
「同調効果」
と呼ばれます。
誰にも見られていなくたって
「誰かに見られている」
「誰かに見てもらいたい」
という感情が自動的に働いています。
■見られていなくても、見られていると思ったほうが良い
今日は
「他人から見られる」
というのこと違う角度で見ていきます。
たとえ勘違いでも
「人に見られている意識を持つ」
ということがビジネスでは非常に大切なのです。
なぜなら人は
「この行動を誰かが見ているとしたら…」
と考えるだけで行動は変化します。
・脳の認知機能が高まる
・やめたい行動は減る
・増やしたい行動は増える
人に見られていると意識するだけで
「上記の効果がある」
ということが脳科学の研究で明らかになっています。
「誰かに見られている」
たったこれだけで
「あなたの正しい行動」
を後押しできるようになります。
誰かに見られているメカニズムは
「さらに効果的な方法」
があります。
誰かの目を意識するだけでなく
「別の誰かになりきって判断」
というものです。
自分自身を第3者として
「自問自答」
する方法です。
効果を示す実験があります。
2つのグループに同じ質問をしました。
「車を買うかどうか?」
「この仕事を選ぶかどうか?」
「恋人にプロポーズをするかどうか?」
Aのグループは
「自分のこととして考えてください」
としました。
Bのグループは
「信頼できる友人へのアドバイスとして考えてください」
としました。
Aのグループの意見はこのようなものでした。
「車は便利だから買うべき」
「仕事にはついたほうが良いに決まっている」
「長年付き合っているのだからプロポーズすべき」
Bのグループの意見は異なります。
「車は環境が落ち着いてからが良い」
「売り手市場なのだからもっと選ぶべき」
「仕事が落ち着いて蓄えができてから告白すべき」
この実験からわかるように自分のこととなると
「直感的な判断をしてしまう」
という傾向があります。
他者のことと考えると
「選択肢の中から合理的な判断」
をするようになります。
■誰でも簡単に売上があがる「3ステップ仮説」の立て方
この脳のメカニズムを
「営業」
で活用することができます。
効果的な導入方法は
「トップセールスのあの人だったらこうするかな?」
と別のセールスの立場になって考えてみることです。
そしてもう1人の第三者の目
「お客様の立場」
で考えてみることです。
これは言うまでもないですね。
たったこれだけで
「あなたが無意識に選んでいる間違った営業」
を止めることができます。
なぜなら人の判断のほとんどは
「無意識に一番楽な方法」
を選んでいるからです。
しかしこの意思決定は
「間違った選択をしている」
ことが非常に多くあります。
自動的に判断する脳のシステムは
「爬虫類ですら持っている機能」
です。
あなたに必要なことは一度立ち止まって、人間にしかない
「熟考システム」
を働かせることです。
最後に
「科学を基軸とした仮説の立て方3ステップ」
をご紹介いたします。
私が営業研修でも取り入れている技術の1つです。
【売上があがる仮説の立て方3ステップ】
①まずいつも通り仮説を立てる
②トップセールスならどう見るかを考える
③お客様の立場で考えてみる
上記の3ステップで立てた仮説を元に
「お客様を正しい行動に導くための自分の行動」
を選択するということです。
ちょっと面倒くさいと思うかもしれませんが
「この仮説の立て方」
を身につけると営業の成約率は確実に上昇します。
実際に営業研修では
「営業組織ごとに必要な仮説のポイント」
を含めて指導をしています。
商品/サービス
お客様
市場環境
上記によって
「とらえるべき視点」
が異なるので、企業ごとに仮説ポイントが異なります。
ポイントを押さえたうえで
「3ステップの仮説」
を立てると、売上が簡単にあがってきます。
ノルマの達成
予算の達成
あなたの営業活動の中で
「難しい」
と感じることは無くなります。
ぜひ
「事前準備の癖」
として身につけてみてください。
科学を基軸とした営業技術を用いれば
「誰でも売上を上げることができる」
ことはわかっています。
それが私の提唱している
「行動創造理論」
です。
指導した8816人の営業が、売上向上という実績を作ってくれました。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「第三者の目」というテーマに触れてみました。