本日の記事の見出し
人が自分のミスを認められないのはプライドの高さではない
今日は
「自分のミスを認める難しさ」
というテーマに触れてみたいと思います。
<index>
③たった1つルールを変えるだけでミスを認められるようになります
■あなたも自分のミスを能力のせいだとは認められない生き物
あなたは
「自分のミス」
を認めて受け入れることはできていますか?
人は自分のミスには基本的には寛大です。
また、ミスをしても自分の能力のせいだとは思いません。
忙しかった
急な変更を求められた
相手と連絡が取れなかった
金額が高かった
製品が劣っている
上記の理由は自分の能力ではなく
「環境」
を責任にしている言い訳です。
しかも人は無意識のうちに上記を理由にします。
自分の能力不足でミスをしたとは決して認めません。
プライドの高さ
逃げ癖がある
謝ることが苦手
このように思われることもありますが
「人は本能で能力のせいにはしない」
という生き物であることが前提となります。
■企画会議に参加したあなたを見ればよくわかります。
そもそも人は
「目的が違う複数の考えを同時に持つ」
という矛盾した生き物でもあります。
例えば
「プロジェクトの計画」
で見てみましょう。
メンバーでアイデアを出し合う会議に参加しました。
もちろんあなたも計画の素案を考えて参加をしています。
アイデアに自信があり
「これは素晴らしい」
と思っています。
そして会議が進んでいき別の人のアイデアが発表されます。
おそらくあなたは
「良い点もあるけれど、穴だらけの計画だ」
などと思うでしょう。
ただ同時にあなたの発表でも別の人は
「穴だらけの計画」
と思っています。
自分が立案した計画は
「ポジティブな面しか見ないので、素晴らしい計画に見える」
ということです。
しかしほかの人が計画したものは
「まずネガティブな面に着目する」
ために穴だらけの計画に見えます。
組織の目的は
「新しいプロジェクトを成功させる」
ことにあります。
また企画会議も同じ目的で行われています。
しかしほとんどの参加者は
「自分の計画を認めてもらう」
という違う目的を持ち始めています。
目的を忘れているわけではありませんが
「優先順位をつけている」
ということです。
ミスを認めない行為も一緒です。
ミスをしても
「自分を守りたい」
という感情を優先しているからです。
物事を正確に見ることを犠牲にしているというわけです。
■たった1つルールを変えるだけでミスを認められるようになります
これまで触れてきたのは
「合理的な非合理性」
とされるものです。
経済学者の
「ブライアン・カプラン」
が提唱している理論です。
『人間は対人関係や感情的な目的を優先する
そのため、自らの判断力にダメージを与えない程度に非合理な選択をする』
こうして人間はうまく進化をしてきました。
誰もが持っている
「人間の心のよりどころ」
となっているので無意識に発揮されています。
部下に対して
「どうして自分のミスを認めないんだ」
「もっと謙虚に自分のミスを受けれなさい」
と指導をしても意味がありません。
本能の選択だからです。
では、組織の中では
「ミスを認めないのは変わらないのか?」
となります。
決してそんなことはありません。
たった1つルールを決めれば解決します。
日報や報告に
「ある項目を1つ追加するだけ」
で簡単に解決します。
もちろん組織だけでなく
「セルフマネジメント」
にも活用できます。
不合理な判断がなくなるので
「成長速度は相当早くなる」
という結果を手にできます。
私の提唱する行動創造理論による
「マネジメント研修」
を受けた方なら簡単な方法なので使っていますよね?
たった1つのルールを追加するだけで
「生産性が20%~33%ほど上がる」
ことを実感していることでしょう。
もし興味がある方は行動創造理論に触れてみてください。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
-
営業研修
-
マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「自分のミスを認める難しさ」というテーマに触れてみました。