やりたいことは継続し、やめたいことはやめられた「手数の戦略」を使ってみた!?

2023.02.11

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたも行動を簡単に変えられる方法があります!

 

 

今日は
「手数の戦略」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①やりたいことは続かず、やめたいことはやってしまう理由

②無意識のうちに人の行動を変えてしまう「クッキーの実験」

③あなたも簡単に使える!脳メカニズムを先回りした「手数の戦略」

 

 

■やりたいことは続かず、やめたいことはやってしまう理由

 

 

あなたにはやりたいことはありますか?

または、やめたいことはありますか?

 

 

健康のための運動

語学の勉強

資格の取得

 

 

上記は大人のやりたいことランキングの上位に来ます。

 

 

たばこ

お酒

甘いもの

 

 

上記はやめたくても、ついつい手が伸びてしまうものです。

 

 

やりたいことはなかなかできない。

止めたいことはついついやってしまう。

多くの人が同じような行動パターンを繰り返しています。

 

 

やりたいことが続かないのは
「すぐに結果が出ない」
ことが大きな要因の1つです。

 

 

人の方は
「短期的効能」
を非常に好みます。

 

 

つまり、少しでも努力をしたら
「すぐに結果が欲しい」
と反応しているのです。

 

 

もちろん、健康や外国語で話せるようになるにはすぐに結果が出ません。

その為、途中で挫折をしてしまうのです。

 

 

一方で止めたいことのほとんどは
「すぐに欲求が満たされる」
という特徴があります。

 

 

すぐに満足できるので
「あなたの脳が行動を促す」
ことになります。

 

 

行動を促すというのは
「今日くらいいいだろう」
というわけのわからない正当化などです。

 

 

■無意識のうちに人の行動を変えてしまう「クッキーの実験」

 

 

実はある仕掛けをすることで
「対策」
が簡単にできます。

 

 

脳のメカニズムを先回りしてしまう戦略です。

 

 

その方法を明らかにした
「クッキーの実験」
があります。

 

 

実験では24枚入りのクッキーの試食を参加者にお願いします。

 

 

Aグループには
「むき出しでクッキーが入っている箱」
を渡します。

 

 

Bグループには
「1枚1枚、クッキーが個包装された箱」
を渡します。

 

 

その結果どうなったでしょうか?

 

 

Aチームは
「平均6日間でクッキーを完食」
しました。

 

 

一方でBチームは
「平均24日間でクkッキーを完食」
しました。

 

 

Aチームは食べようとすればすぐに食べられます。

Bチームは食べようとしても、いちいち開けなければなりません。

 

 

つまり
「必要なアクションの数で行動が変わる」
ということです。

 

 

さらに
「個包装のクッキーの袋が堅くて開けにくい」
となっていれば、さらに期間は伸びたことでしょう。

 

 

アクションの数によって
「無意識のうちにあなたの行動を変えることが出来る」
ということです。

 

 

■あなたも簡単に使える!脳メカニズムを先回りした「手数の戦略」

 

 

例えばやめたいことはどうすればよいか見ていきましょう。

 

 

例えば
「お酒を止めたい」
というときの例です。

 

 

例えば鍵付きの箱に入れてしまうと良いでしょう。

 

 

しかもそのカギも別の箱に入れて、
「パズルを解かないと開かない仕掛けのある箱」
などだと効果的です。

 

 

先ほど触れたように
「脳は短期的な欲求を好む」
とお伝えしました。

 

 

お酒を飲むためにかなりの労力がかかるとなると
「鍵のパズルを止める方がラク」
となります。

 

 

短期的効果がお酒よりも
「面倒なパズルから逃れる」
ことが優先されるということです。

 

 

その結果、今日はいいやとなるわけです。

 

 

一方で勉強に関しては
「簡単に始められる」
という環境を用意しておきます。

 

 

参考書を開いた状態にしておく

アプリを使う場合は常に立ち上げておく

ペンやノートも準備をしておく

 

 

そして後は座るだけの状態を、勉強を始める前に整えておきます。

 

 

座ればよいだけなので
「準備の手間から解放される」
ことで、取り掛かりやすくなります。

 

 

実際にこの方法は古くからマーケティングで取り入れられています。

 

 

インターネットが無い時代では
「電話帳」
が集客のツールでした。

 

 

その為、引っ越し業界では
「あ」から始まる業者
が非常に多くありました。

 

 

最初に開いたページで、だいたい決めてしまうからです。

 

 

今では検索ページのトップに持ってくる
「SEO対策」
などがこれに当たります。

 

 

手数の戦略は
「やりたいことは手順を減らし、やめたいことは手順を増やす」
です。

 

 

脳のメカニズムを先回りする方法なので、かなり効果が実感できます。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
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今日は「手数の戦略」というテーマに触れてみました。

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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