本日の記事の見出し
あなたから「ありがとう」が消えてしまう科学的根拠
今日は
「ありがとう」
というテーマに触れてみたいと思います。
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■なぜありがとうは消えてしまうのか?
あなたに1つご質問です。
「ありがとうの対義語」
はなんでしょうか?
答えはすぐに出るでしょうか?
ありがとうの対義語の答えは…
この記事の最後にお見せしましょう。
さてあなたにとって
「ありがとう」
と伝えるのは簡単なことですか?
それとも難しいですか?
言葉にして伝えること自体は
「ものすごく簡単」
なことだと思います。
しかし
「なかなか言えない」
なんてことはないでしょうか?
ありがとうと言えなくなる理由は
「快楽適応」
という科学が働いているからです。
平たく言い換えれば
「当たり前に感じてしまう」
ということです。
■新築の家に初めて入ったときの気持ち
例えば
「新築の家」
を購入したとします。
初めて自分の家に入ったとき
「生涯で最高の出来事」
と思ったに違いありません。
しかし1~2年が過ぎました。
すると
「あそこを直さなければならない」
「ここも直さなければならない」
となります。
「随分お金がかかるな~」
とぼやいてしまうかもしれません。
家ではなく
「新しい車」
でも同じことが言えます。
最初は
「常にピカピカ」
にしていました。
しかし時間たつにつれ
「洗車が面倒」「税金が高い」「修理代がかかる」
と不満を持つようになります。
あなたのこのような心理を
「快楽適応」
と心理学では呼びます。
■感謝の気持ちには想像以上の効果が…
とある人は、事故により
「九死に一生」
を得ました。
その後の1年は
「何があっても幸せ」
だったそうです。
生き延びたことで
「生きているだけで幸せだ」
と感じていたからです。
しかしその後は様子が変わります。
渋滞でイライラする
計算間違えでイライラする
ちょっとの指摘でイライラする
こんな風になってしまったようです。
「生きることが当たり前」
になってしまったようです。
そこで彼は
「解決法」
を思いつきました。
イライラをなくすために
「事故記念日」
という日を自分の中で設定しました。
この事故のあったことを思い出すことで
「自分の幸運」
に感謝ができようになりました。
私たちも
「周りの人に感謝の気持ち」
を伝えていく必要があるのではないでしょうか?
心理学者
マーティン・セリグマン
の研究があります。
研究の結果、感謝は
「自分の幸福感を高める」
「その過程で他者を幸せにする」
効果があるとされています。
「自分だけでなく、周りも幸せにする」
という効果が科学的に証明されています。
あなたもまずは今日
「身近な人にありがとう」
と伝えてみてはいかがでしょうか?
とても簡単なことです。
さて、冒頭のご質問の答えです。
もうお分かりですね、
ありがとうの対義語は
「当たり前」
です。
感謝の気持ちを伝えるのが
「当たり前」
になるといいですね。
それでも難しいという人は
「午前中1回、午後1回」
と決めてもよいでしょう。
表を作って「〇」を入れてく環境を整えれば
「自然と言えている自分」
を手に入れることができるでしょう。
新しい行動をするときは
「環境を整える」
ことで簡単に実現できます。
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ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「ありがとう」というテーマに触れてみました。