クイズで身につく「売上アップの5原則」シャツを1枚でも多く販売するにはどうする?

2024.05.16

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 営業研修の受講者がまた一人トップセールスとなり過去最高の売上を出してくれました。

 
さて1つご質問です。
あなたは売上5原則という言葉をご存知ですか?
 
 
経営
営業
マーケティング
 
 
これらに関わる仕事をしている方で「売上5原則」を知らないというのはかなりヤバイかもしれません…
 
 
この記事では売上をアップする5原則に関するクイズを出題します。
もしあなたが正解出来たなら、売上を一気にあげられるようになるかも知れません。
 
 
またクイズに答えることであなたの営業力もわかります。ぜひチャレンジしてみてください。
 

この記事はこんな風に思っている方へおすすめ!

・営業で売上が上がらない
・適切な営業戦略を立てたい
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もしあなたが営業幹部でこの記事をご覧になっているということは…
 
 
『すぐに営業メンバー全員を売れる営業にするにはどうしたらよいか』とお考えではありませんか?
 
 
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「売上アップの5原則クイズ」あなたならシャツを1枚でも多く販売するにはどうする?を見ていきましょう!
 
 

売上をアップするための大前提「売上5原則」を考える

 
 
「売上5原則」という言葉はご存知ですか?
 
 
売上を上げるには、まず2つの方向で考える必要があります。
 
 
2つの方向から売上アップの原則を示したのが売上5原則です。
 

『売上5原則』
A客数
B客単価

売上をアップさせるにはAとBのいずれかもしくはその両方を向上させる必要があります。
 
 
そして「B客単価」を上げるにはさらに深堀した視点が必要になります。
 
 
B-1 購買回数を増やす
B-2 購買点数を増やす
B-3 購買単価を増やす
 
 
上記のいずれかが実現できれば、売上はアップします。
これが売上5原則と呼ばれる、マーケティングでも基礎の分類です。
 
 

売上5原則でAの客数をあげる2つの視点

客数
 
先ほどは客単価を深堀した視点で見ました。
 
 
客単価よりも客数のほうが比較的想像つきやすいかもしれません。
 
 
A-1 新規客数を増やす
A-2 既存顧客流出率を減らす
 
 
売上をアップさせるには「5つの原則」のいずれか、もしくは複数を向上させる必要があります。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
当たり前のことをお伝えしておきます。

 
当然ですが売上アップをさせるための5原則を伸ばすには、それぞれの施策が異なるということです。
 
 
新規客数拡大
既存顧客流出率現象
 
 
新規獲得のアプローチと、既存のお客様の維持のアプローチでは、それぞれ施策が異なることは想像つくはずです。
 
 
今日の記事では「B-2 購買点数を増やす」という点にフォーカスを当てて見ていきます。
 
 
クイズを通じてみていきましょう!
 
 

売上5原則クイズ「お客様の購買点数を増やすためにはどうする?」

 
 
本記事のタイトルにもるように「クイズ」で見ていきます。
 
 
このクイズに正解できれば、あなたの売上も勝手に上がることになるかもしれません。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
ちょっと難しいかもしれませんが、チャレンジしてみてください!

 

【クイズ】Tシャツを1枚でも多く販売するにはどうする?
 
あなたは洋服屋さんの店長をしています。
 
お店の売上をあげるために「利益率の高いTシャツを1枚でも多く売りたい」と考えています。
 
さて、どのような方策をとれば良いでしょうか?

 
ここで立ち止まって、ご自身でも考えてみてください。
いきなり結果(答え)を見るより、今後の売上アップに役立つワークとなります。
 
 

クイズ「Tシャツを1枚でも多く販売するにはどうする?」の解説

Tシャツ
 
■クイズの解答例です。
 
 
例えば購買点数を増やす例としては「スーツ販売のクロージング」が参考になります。
 
 
スーツの量販店で「スーツ2着同時購入で1万円引」といった広告を見たことはないでしょうか?
 
 
「2着目を購入してもらう」ことで買い上げ点数向上を実現するという販促施策です。
 
 
この施策は「Tシャツを1枚でも多く販売する」ということにも使えます。
 
 
例えばTシャツをもう1枚買うと「20%オフ」とすることで、買い上げ点数を増やすということです。
 
 
では、もう1つクイズです。
 
 
先ほどの施策の効果を「最大限発揮する工夫」があるとすればどんな工夫でしょうか?
 
 
Tシャツ販売でが成約率と客単価を飛躍的に向上させる方法とは??
 

齋藤 英人
齋藤 英人
次のセクションでさらに掘り下げてみましょう。

 
紹介する方法は店頭販売だけでなく「対面営業」でもものすごい効果を発揮するクロージング技術です。
 
 

売上5原則クイズから導く最大効果の導き方と営業のクロージング術

 
 
最大効果を導くために重要なのは「伝えるタイミング」がとても重要です。
 
 
同じ情報でも「最も効果があるタイミング」が存在するのです。
 
 
間違ったタイミングで使ってしまうと売上アップの効果は期待できません。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
一流営業はこの辺りを見事に使いこなしています

 
売上アップに最も効果のあるタイミングはどのタイミングでしょうか?
 

最も効果のあるタイミング

購入を決めた瞬間に告知する

 
改めてTシャツの例で見ながら解説をします。
細かい計算になるので電卓を使いながらお読みいただいても良いでしょう。
 
 

なぜ購入を決めた瞬間に告知するとよいのか?

Tシャツ
 
例えばTシャツの金額が「1枚3,000円」とします。
 
 
買うと決めた人は「3,000円支払う」ことをこの時点で決定をしました。
 
 
正にこのタイミングで「2枚買うと20%引きになりますよ」と声をかけます。
 
 
この瞬間の思考の変化が重要です。
実はお客様は間違った思考を瞬間的に行うこととなります。
 

お客様
お客様
2枚目を1800円で買える!!

 
2枚目はもちろん1800円ではありません。
しかしお客様の脳は1800円と錯覚をします。
 
 
なぜなら既に「3,000円は支払う」と決めていたからです。
 
 
もう1枚買ったとしても「1800円」の追加支払いですみます。
つまり「1800円でTシャツを買える」とお客様の脳は認識をしています。
 
 
買おう!と決めたものが「40%オフ」になったと錯覚を覚えています。
 
 
あなたも欲しいものが「40%オフ」となれば非常にお得だと思いませんか?
 
 

売上アップの5原則クイズの鉄則「同じ情報でも伝えるタイミングを間違えると逆効果に」

 
 
ただしお得な情報も最初の段階で伝えてしまうと、別の心理が働きます。
逆にマイナス効果を引き出します。
 

お客様
お客様
確かに安くはなるけど合計で約5,000円の出費になるな…

 
支払う金額は一緒です。
手に入れる商品も全く一緒です。
 
 
しかし冒頭で伝えると、伝えた瞬間にお客様は「トータルの購入金額で考えてしまう」という脳のメカニズムです。
 
 
使う金額が3,000円が5,000円になると「購入に慎重になる」という人が間違いなく出てきます。
 
 
すると何もしなければ売れていたはずの1枚目のTシャツも売れなくくなります。
 
 
同じテクニックでも「伝えるタイミングで大きく効果が変わる」ということです。
 
 

行動創造理論の営業技術「メンタルアカウンティング」


 
今日紹介した技術は私が提唱している行動創造理論の技術の1つです。
 

「メンタルアカウンティング」

 
直訳すると「心理会計」です。
 
 
お客様は「Tシャツを買うとした時点で3,000円を別会計に移す」という作業を脳の中で行っています。
 
 
お財布の中のお金から「Tシャツ代という別の箱」に入れた状態です。
 
 
お客様の脳では基準点が定まった瞬間です。
 
 
「Tシャツは1枚3,000円」となったということです。
 
 
この瞬間に20%引きの提案をされたため「3,000円が1,800円/枚」と勘違いをするわけです。
 
 
ただし良い施策だからといってということで店頭に案内を出してしまうと逆効果です。
 
 
「3,000円+1,800円という合計金額」でお客様は計算をすることなります。
 
 
お客様の基準点が「Tシャツは5,000円」となってしまうため、より買いにくくなります。
 
 
メンタルアカウンティングの技術は店頭に告知して「集客に使ってはいけない施策」です。
 
 
交渉の最後で使うべき「クロージング技術」です。
 
 

当然、BtoBの営業の商談でも効果は一緒、むしろ大きくなる

メンタルアカウンティング
 
対面で交渉をする「営業」も一緒です。
 
 
しかし売れない営業は「持っているカードを乱発する」ということをしがちなので、売れない営業のままなのです。
 
 
特に売れていない営業は顕著です。
 
 
お客様の反応があまりよくないと「値引き」「おまけ」といった持っているカードをすぐに切り出します。
 
 
そのせいで「お客様がより慎重になる」ことを知らないからです。
 
 
クロージングをするためには、お得な情報をすべて出すことが得策ではないということです。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
カードを切るタイミングが重要ということです。

 
どんな商談でも「お客様の脳の状態を考える」ことができれば成約率は飛躍的に上がります。
 
 
さて、あなたは売上アップの施策やテクニックを使えていますか?
 
 
私はお客様の脳の営業が意図的にセットする営業技術を「行動創造理論」というメソッドにまとめました。
 
 
トップセールスたちはみんな使っている技術です。
ぜひあなたも触れてみてはいかがでしょうか?
 
 
驚くほど自身の売上アップと部下の売上アップを実現できるでしょう。
 
 

本日のまとめ

 
 
この記事ではB2BでもB2Cでも必要な「売上5原則」のクイズをお届けしました。
 

売上5原則とは?
売上5原則で施策も変わる
クイズ「Tシャツを1枚でも多く売るには?」
最も効果があるタイミングとは?
行動創造理論の技術メンタルアカウンティング

 
①売上拡大を考える際には、まず売上5原則から考える
②どこに強みがあって、どこが弱みなのかを売上5原則に沿って考える
③そして次に売上5原則に適した施策を考える
 
 
この記事では「購買点数増加」の施策についてクイズ形式で解説しました。
 
 
そして最も重要なのは「伝えるタイミング」ということをご理解いただけたと思います。
 
 
同じ施策でも伝えるタイミングでマイナスになることもあるということです。
 
 
そしてその技術は脳のメカニズムによるものということもお分かりいただけたことでしょう。
 
 
特に営業の商談においては脳のメカニズムを先回りすることが重要です。
ほとんどのトップセールスが行っていることです。
 
 
ただ、残念ながらトップセールスたちは無意識に行っています。
そのため、他の営業に伝えることができません。
 
 
では、もし自分たちの営業組織に簡単に導入できる方法があったらどう思いますか?
 
 
最後に脳のメカニズムを先回りする営業技術を他にする方法に触れておきます。
 
 

脳のメカニズムを先回りした行動創造理論による「営業研修」

 
 
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回り出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
 
 
「売上5原則」「メンタルアカウンティング」もその1つです。
 
 
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
 
 
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
 
 
脳科学
心理学
行動経済学
 
 
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけて、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
 
 
営業研修
マネジメント研修
能力開発トレーニング

 
 
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」

「確実に営業力が上がる営業研修はないか」

一度でも思ったことのある営業責任者には、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
 
 
営業で成果を出すには「人の本能の行動に合わせる」だけです。
 
 
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
 
 
あなたの営業組織の中の普通の営業がトップセールスに変貌していきます。
 
 
行動創造理論による営業研修では、すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
そしてその成果が認められ、導入企業からは100%のリピートを維持し続けています。
 
 

齋藤 英人
齋藤 英人
あなたの営業組織にも最適なプログラムをお届けします。

 
しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
研修効果を担保するために年間100回の登壇に限定しております。
 
 
もし売上向上にご興味がある営業責任者、研修担当者は早めのアプローチをお願いいたします。

売上直結型「BtoB」営業研修
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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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