今日は
「変化」
というテーマに触れたいと思います。
今の市場は
「変化」
という言葉に象徴されます。
私もセミナーではよくフィリップコトラー氏の言葉を借りています。
「全ては変化する」
この世で唯一変化しないのは、このことだけである。
企業は、速度を速めない限り、同じ位置にとどまることすらできない 。
しかしその変化は昔と比べても
「全く違うもの」
になっています。
その要因の1つに
「テクノロジーの進化」
があげられるでしょう。
「これまでの変化と今の変化の違い」
というものを見てみましょう。
違う点の1つに
「変化の幅が大きい」
ということがあげられます。
これまでのテクノロジーによる変化は
「効率化」
というものが中心でした。
しかし
「生活環境そのもの変えるテクノロジー」
が次々に登場しています。
つまりは
「ビジネスモデルそのものを変える」
という変化が起こっています。
例えば
「自動車産業」
の今の主役は誰でしょうか?
フォルクスワーゲン
トヨタ
ルノー日産
が2016年の販売台数トップ3です。
しかしテクノロジーが進めば様相は一変する可能性があります。
自動運転が実用化されれば大きく勢力図は変わるでしょう。
自動運転の分野では
「Google」
が開発競争で独走しています。
テスト走行数が圧倒的に違うと言う状況です。
また自動運転が普及すれば
「無くなる仕事」
というものも当然出てくることでしょう。
バス・タクシーの運転手
作業現場の運転手
配達業
ゴミ収集
こういった仕事がなくなる可能性があります。
保険会社の商品も変わるでしょう。
免許センターというのもなくなるかもしれません。
すべて自動化になり農家も必要なくなるかもしれません。
自動運転技術は
「大きなテクノロジーの変化」
と言えるのでわかりやすく例に挙げました。
それ以外にもたくさん生活を変えるものがありますね。
もう1つに
「情報の扱い方」
があげられます。
これまでは
「ビジネス」
というものが先に存在し
その後に
「テクノロジーでどう実現するか」
ということが考えられていました。
しかし今はそうではありません。
テクノロジーによって
「正確かつ細やかな情報」
が手に入ります。
これにより
「予測サービス」
というものが登場しています。
何かが起きたことへの対処
がビジネスではありません。
「先回りするビジネス」
が出てきています。
例えば
「AIを使った渋滞予測」
という実験が行われています。
かなり正確にリアルタイムの渋滞予測がわかるそうです。
17:15~
〇〇というポイントで
15km渋滞する
およそ19:30に解消される
こういった情報を
「90何パーセントかの精度」
で当てるそうです。
この情報があれば
「人の行動が変わる」
ことが考えられます。
つまりビジネスの形も変わるということです。
「リアル⇒データ」
という考え方では通用しなくなるということです。
「データ×リアル」
というビジネスの考え方が必要です。
この変化はどんどん早くなっています。
またグローバル化しています。
従来の考え方では
「全く通用しない」
といってもいいでしょう。
これまでの
成功体験
業界の垣根
に捉われていてはいけないということです。
逆に言えば
「捉われていては上手くいかない」
ということです。
私はこれからは更に
新しい価値観
新しい組み合わせ
新しいビジネス
が必要になっていると考えています。
レゾンデートルではこれに適応する
「新しいプロジェクト」
を立ち上げて進めています。
オープンセミナーではすでにご紹介しているものです。
今度ここの記事でも取り上げたいと思います。
2018年はさらに
変化の幅が大きくなり
変化のスピードが速くなる
でしょう。
新たな取り組みで対応していきましょう!
今日は
「変化」
というテーマに触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤