「情報の質」を自分で変えられないビジネスマンとは

2017.08.12

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「情報」

をテーマにしていきたいと思います。

 

 

皆さんはどのようにして情報を収集していますか?

 

インターネット

TV・新聞

書籍

 

様々な手段で情報を手にすることができます。

 

 

また、SNSの発達と普及により、情報量は爆発的に増えています。

 

数年前の調べですが

「72時間で世界の情報量は2倍になる」

と言われていました。

 

今ではもっと早いスピードで

「情報は増えている」

のではないでしょうか?

 

 

 

情報に触れること自体たやすいのですが

「ビジネスパーソンとして触れる角度」

が重要です。

 

 

情報に対してビジネスパーソンには

「3段階」

あると考えられます。

 

 

レベル1 仕事に必要な情報を集められない

レベル2 情報を集めたが分析ができない

レベル3 集めた情報を基に行動の仮説が立てられる

 

 

 

ビジネスパーソンとして

 

どんな情報が必要なのか?

その情報はなぜ必要なのか?

情報をどのように活用するか?

 

を考えていく必要があります。

 

 

 

インプットも重要ですが

「アウトプット」

が非常に大切です。

 

 

レベル3の

「仮説立案力」

によって情報の質も変わることでしょう。

 

 

例えば営業中の企業があるとします。

 

情報の1つに

「経営理念」

があります。

 

ホームページを見れば誰でも手に入る情報です。

この情報を基に、どのような仮説を立てられるでしょうか?

 

 

 

また上場企業であれば

「売上/利益の金額」

「前年比率」

なども決算情報から誰でも手に入れることができます。

この情報を基に、どのような仮説が立てられるでしょうか?

 

 

 

また営業中の会話の中で

「社長の趣味」

の情報を入手することができました。

この情報を基に、どのような仮説が立てられるでしょうか?

 

 

 

セミナーやコンサルで様々な企業様にお伺いいたしますが

「情報に対するレベル」

については様々です。

 

 

「情報はあるが活用できていない」

企業もあります。

 

「そもそも情報を持っていない」

という企業もあります。

 

「情報が個人に依存している」

という企業もあります。

 

 

皆さんはどの状態でしょうか?

 

 

以前、私の周りにいた人の話をしたいと思います。

 

その人は

「市場情報だけは多く持っているが、ただの評論家」

という人でした。

 

 

顧客企業に訪問しても

「自分の持っている情報を話すだけ」

でした。

 

 

自分の持っている情報量に自信があったのでしょう。

 

あの製品の〇〇がダメだ

あのサービスは▲▲が悪い

 

こんな

「評論家気取りの批判的な発信」

が非常に多く見受けられました。

 

 

当然

「顧客の行動=契約」

が創りだされることはありませんでした。

 

 

情報の量は持っていても

「情報の質」

を高めることはできなかったのです。

 

その方は今何をしてるかはわかりませんが・・・。

 

 

 

私は

「情報の質=仮説精度」

だと考えています。

 

 

まずは

「必要な情報をインプットすること」

 

そして分析し

「仮説を基にアウトプットすること」

 

そのことにより

「持っている情報の質を高める」

 

これがビジネスパーソンの

「正しい情報の扱い方」

ではないでしょうか?

 

 

今日は

「情報」

をテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤
 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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