人が一番かわいいと思っている「〇〇〇」営業とマネジメントでも起こっている!?

2022.06.03

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたが一番かわいいと思っているものを当ててみましょう

 

 

今日は
「一番大切にしているもの」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①世界で一番かわいいのは「〇〇〇」で間違いない

②人はどこまでの関係を、仲間や身内と思うのでしょうか?

③営業でもマネジメントでも集団思考は同じ

 

 

■世界で一番かわいいのは「〇〇〇」で間違いない

 

 

子供がいる人ならば必ず思っていることがあるでしょう。

 

 

思っていることは
「ウチの子が一番かわいい」
ということです。

 

 

普通の親であるならば、当たり前の感覚といって良いでしょう。

 

 

ただし
「一番かわいい!」
と思っていても一番優秀であるとは思ってはいないはずです。

 

 

飛びぬけて賢い

ずば抜けた容姿

誰にでも人懐っこい

 

 

上記のいずれが無かったとしても
「世界で一番かわいいわが子」
であることに変わりはありません。

 

 

子供だけでなく
「ペット」
に対しても同じ感情を抱くことでしょう。

 

 

例えば
「チワワ」
を飼っている人は世界中に数え切れない数いるはずです。

 

 

同じ種類の犬がたくさんいたとしても
「一番かわいい」
となっているのです。

 

 

もちろんこれは
「本能に由る反応」
であることは想像がつくでしょう。

 

 

■人はどこまでの関係を、仲間や身内と思うのでしょうか?

 

 

人間の脳は無意識のうちに
「内集団」と「外集団」
に分類をしています。

 

 

そして自分が所属している集団(内集団)を
「好意的に感じ贔屓にする」
ということを無意識に行っています。

 

 

ブリストル大学の
「ヘンリー・タジェフル教授」
がある実験で明らかにしました。

 

 

先ほど触れたような
「自分の子供やペットを贔屓する」
というのは当たり前でしょう。

 

 

では人は
「どこまでをうち集団と感じ、贔屓するのか?」
をタジェフル氏は研究を行いました。

 

 

タジェフル氏の研究によると
「初対面でも単に分けられたグループ」
においても内集団バイアスが働くことを明らかにしました。

 

 

実験参加者は
「スクリーンに映った黒い点を推測する」
という課題に取り組んでもらいました。

 

 

多く見積もった人

少なく見積もった人

 

 

上記の数値で
「2つのグループ」
に分けられました。

 

 

その後
「報酬をどう分け合うか?」
を判断してもらいました。

 

 

すると、無作為に分けられただけのグループにもかかわらず
「同じグループになった人に報酬を多く渡す」
という分配方法を選択しました。

 

 

元々仲が良かったわけでもなく
「ただ分けられたグループのメンバー」
というつながりでも贔屓することが明らかになったということです。

 

 

贔屓の心理自体は悪くないことですが
「マイナスに働く可能性もある」
ということを覚えておくと良いかもしれません。

 

 

自分の贔屓するものを肯定しようとして
「外集団を否定する」
ことを行う場合があります。

 

 

他の物を批判しても
「内集団の価値が上がる」
なんてことは決してありません。

 

 

しかし
「外集団を否定して、内集団を肯定する思考」
を持つ人もいるということを覚えておくと良いでしょう。

 

 

■営業でもマネジメントでも集団思考は同じ

 

 

営業でも同様です。

 

 

提案を受け入れてもらうためには
「あなたや提案商材を内集団に入れてもらう」
ということです。

 

 

例えば内集団へのアプローチは
「アイスブレイクから始まっている」
といって良いでしょう。

 

 

ヘンリー・タジェフル教授の研究によって
「内集団は薄い関係でも成り立つ」

ことが明らかになっています。

 

 

営業技術の視点で考えれば
「アイスブレイクで内集団に入ってしまう」
ということです。

 

 

すると元々警戒をされている営業でも
「受け入れられますし、提案商材も肯定してくれる」
ことにつながります。

 

 

マネジメントにおいても活用できます。

 

 

同じ組織内でも
「対立する」
を言うことは起こりえます。

 

 

組織内で
「内集団と外集団に分けられてしまっている」
という状況です。

 

 

マネージャーがすることは何でしょうか?

 

 

仲良くなるために
「全員で食事をする」
ことでしょうか?

 

 

残念ながら食事や飲み会では効果は期待できません。

 

 

最も有効な手段は
「困難を共に乗り越えさせる」
ということです。

 

 

2つの集団協力しないと乗り越えられない課題を与えることです。

 

 

チームビルディングとしては
「最も効果的な方法」
と言っても良いでしょう。

 

 

営業でもマネジメントでも
「人の脳のメカニズム」
を理解することが成功の最短距離です。

 

 

理由は簡単で
「本能の行動が最も多く選択され、一番楽な方法」
だからです。

 

 

色々な方法を提示されても
「人も最も楽なものを選択する生き物」
です。

 

 

あなたも、部下も、お客様もみんな一緒です。

もしその意思決定を先回り出来たらどうなるでしょうか?

 

 

あなたがビジネスで
「意図する結果を様に手にできる」
ということです。

 

 

意図する結果を手にするために技術は
「行動創造理論」
という営業マネジメント理論でまとめられています。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

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「科学を基軸とした営業理論」
です。


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今日は「一番大切にしているもの」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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