何かを始めようとしてもなかなかできない人に「行動の設計図のススメ」

2022.08.12

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

何かを始める時は「行動の設計図」を作るとよい

 

 

今日は
「行動の構造化」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたがネットショッピングで「購入ボタンを押すまで」

②ランニングを始めようとしたとき、なぜやめてしまうのか?

③行動の構造化は脳のメカニズムにも最適な方法だった!

 

 

■あなたがネットショッピングで「購入ボタンを押すまで」

 

 

あなたはネットでほしいものを見ています。

では、実際に購入ボタンを押すことはどれくらいあるでしょうか?

 

 

恐らく
「購入ボタンを押すより押さなかった数の方が多い」
はずです。

 

 

欲しいものであったとしても
「買わない選択」
をすることが多いでしょう。

 

 

では、どこで買わない意思決定をしたのでしょうか?

 

 

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ざっとあげただけでも
「あなたがやるべきこと」
はたくさん出てきます。

 

 

そして同時に
「あなたが購入ボタンを押す」
までに数多くの離脱ポイントが存在するということです。

 

 

Webマーケティングでは
「離脱ポイントの改善」
が基本タスクとなります。

 

 

■ランニングを始めようとしたとき、なぜやめてしまうのか?

 

 

商品ページ上での動きを見てみましたが
「すべての行動」
も同じように構造化することが出来ます。

 

 

例えばあなたが
「新たにランニングをはじめよう」
と思ったとします。

 

 

まずはじめに必要なことは何でしょうか?

 

 

まずはじめに
「ランニングシューズを用意する」
ことです。

 

 

次に必要なのは
「走るルートを決める」
事でしょうか?

 

 

走る時間の確保

走る時間を覚えておく

走る前に食べ過ぎないようにする

 

 

タダ走るだけでも
「様々な準備が必要だ」
ということです。

 

 

ネットショッピングと同様に
「同じ数だけ離脱ポイントがある」
ということです。

 

 

結局
「走ろうと思ったけれど出来なかった」
という結果になってしまうかもしれません。

 

 

人が認識しているのは
「ランニングが出来なかった」
という結果だけです。

 

 

では実際にどこで離脱したのかは把握していません。

もしかしたら、その離脱ポイントさえ超えていれば、走れていたかもしれません。

 

 

ネットショッピングでも
「1つの離脱ポイントを超えていれば購買につながった」
かもしれません。

 

 

行動を構造化し、離脱ポイントを改善することで
「新しい行動を創り出す」
ことが可能になります。

 

 

■行動の構造化は脳のメカニズムにも最適な方法だった!

 

 

行動を構造化するというのは
「脳のメカニズム」
から考えても非常に有効な手段です。

 

 

人の脳は
「短期報酬を非常に好む」
という性質があります。

 

 

例えば
「ランニングで5kg痩せる」
としたとき、結果を手にするのはいつでしょうか?

 

 

恐らく数か月先になります。

大きな成果ですが、長期の報酬は脳は好みません。

それよりも、短期報酬を好みます。

 

 

その為
「チャレンジしたランニングが長続きしない」
という結果を招きます。

 

 

行動の構造化は
「短期報酬を与える」
には最適な方法です。

 

 

事前に
「ランニングシューズを用意する」
という目標を設定します。

 

 

これは買えばよいだけなので、苦労は必要ありません。

そして買っただけでミッションクリアとするのです。

 

 

次々と細かいミッションをクリアすることで
「脳に短期報酬を与え続ける」
ことで、必要な行動と認識をします。

 

 

繰り返していけば無意識に
「ランニングが必要なこと」
として習慣づけがされるようになります。

 

 

個人の行動を例に挙げましたが
「仕事の行動」
でも一緒です。

 

 

目標を達成するために
「行動を構造化する」
ことをチームで導入してみるとどうなるでしょうか?

 

 

離脱をしてしまう

なかなか取り掛かれない

うまくいかない

時間がかかる

 

 

上記のような離脱ポイントやボトルネックを見つけることが出来ます。

その点を個人やチームで解決すればよいでしょう。

 

 

また構造化することで
「もう1つのメリット」
も生まれます。

 

 

それは
「ブライトスポット」
と呼ばれるものです。

 

 

仕事上のスキルは
「属人的になりがち」
という難点があります。

 

 

しかし行動を構造化することで
「再現可能な効果的な手法」
が見つかることがあります。

 

 

組織内の行動ルールとすることで
「全体のレベルアップにつながった」
という事例も数多くあります。

 

 

中々、上手く行かないメンバーの中にも
「ブライトスポット」
は見つけることが出来ます。

 

 

結果ではなく行動を見ることで
「新しい発見が生まれモチベーションも高まる」
という結果を手にした人も少なくありません。

 

 

私の提唱する行動創造理論でも
「行動マネジメント」
を推奨しています。

 

 

脳のメカニズムから考えても、非常に有効な手段だからです。

 

 

いくつもの組織が
「行動マネジメント研修プログラム」
を通じて変化をしました。

 

 

多くの組織である
「生産性の向上」
をものすごく簡単に手にしてくれました。

 

 

あなたの組織でも導入してみてはいかがでしょうか?

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「行動の構造化」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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