本日の記事の見出し
成果を出すための「仕事以外に着目するマネジメント」
今日は
「午後の眠気」
をテーマに触れてみたいと思います。
■午後の眠気に襲われるのは正しい反応だが…
「お昼ご飯を食べた後に眠気に襲われる」
という体験は学生時代から続けてきたことと思います。
人の脳のメカニズムから考えても
「午後に眠くなるのは正常な反応」
と言っても良いでしょう。
眠気を抱えたまま仕事をしても
「なかなかはかどらない」
というのも当たり前の話です。
眠気を取り除く一番良い方法は
「昼寝」
であることは間違いありません。
20分の昼寝をすることが一番良いことが、様々な研究で明らかになっています。
数年前から
「職場での昼寝」
を積極的に取り入れている企業もみられてきました。
たださらに効果的にするのが
「1杯のコーヒー」
です。
「ナプチーノ」
と名付けらて徐々に広がっている仕事術です。
■「ナプチーノ」の効果と正しいやりかた
ナプチーノとは
「ナップ(昼寝)+カプチーノ」
という言葉の造語です。
昼寝の前にカフェインを取ることを推奨するものです。
ある実験がナプチーノの効果を示しています。
自動車の運転シミュレーターを使った実験です。
時間は午後
3つのグループに分けられる
シミュレーターに乗る前に30分の休憩が与えられる
シミュレーターで得点を計測する
Aグループ 偽薬をのむ
Bグループ 200ミリグラムのカフェインを摂取
Cグループ 200ミリグラムのカフェイン+仮眠
結果は顕著に出ました
1位 Cグループ
2位 Bグループ
3位 Aグループ
上記の結果となりました。
眠気をもたらす脳内物質で
「アデノシン」
というものがあります。
そしてカフェインが
「アデノシンと結合してエネルギーを生み出す」
という効果があります。
そしてアデノシンが無くなると
「カフェインを脳に招き入れる」
こととなり眠気が覚めるということです。
このプロセスに
「20分~25分かかる」
とされています。
つまりコーヒーを飲んで20分ほど仮眠をすると
「眠気物質をなくし、すぐに覚醒できる状態で目覚めることが出来る」
ということです。
ただし眠気が無ければ
「アデノシンが分泌されていない状態」
であるため、効果はありません。
眠ろうとしてもカフェインの効果で眠りにつきにくいでしょう。
眠りを感じたら
「20分の仮眠休憩と1杯のコーヒー」
を同時に取るのが一番効果的です。
■「〇〇であるべきマネジメント」では成果はだせない時代
マネジメントでは
「なかなか睡眠やコーヒーを推奨する」
ということが出来ないかもしれません。
しかし生産性向上の観点で考えれば
「仕事の指示と同じくらい重要」
と言えます。
組織の上の人が
「積極的に休憩の科学を取り入れる」
ことが組織のパフォーマンスに重大な影響を与えるでしょう。
タイムカードを押させて
「全員に決まった時間に仕事をさせる」
という昔からある方法ではダメになるでしょう。
個人ごとで
「パフォーマンスのピークの時間」
は異なります。
それは睡眠のリズムから把握することが出来ます。
お昼の食事の取り方の指示も必要です
昼寝やコーヒーの指示も入れると良いでしょう。
すべて科学根拠がある方法が確立されています。
昔からある慣習で
「〇〇であるべきマネジメント」
では成果を導くことはできません。
また部下たちも離れていき、離職という決断をさせてしまうかもしれません。
組織のトップが
「休憩も重要な仕事」
捉えるようになれると成長スピードも上がるでしょう。
今日の記事で触れた科学を用いたマネジメントは
「行動創造理論」
で手にすることが出来ます。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
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心理学
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行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「午後の眠気」というテーマに触れてみました。