本日の記事の見出し
えっ?間違えたほうが早く正解にたどり着く
今日は
「失敗の必要性」
というテーマに触れてみたいと思います。
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■クイズ 3つの数字に隠されたルールは?
まず1つご質問です。
あなたは失敗したいですか?
それとも失敗したくないですか?
この質問だとほとんどの人は
「失敗なんてしたくない」
と答えるでしょう。
それはそうです。
「誰だって好んで失敗」
などしたくないので、まともな回答です。
ただあなたには
「あえて間違える」
というのも実は必要なのです。
1つクイズをやってみましょう
次の3つの数字をご覧ください。
2・4・6
この数字はどんなルールで並んでいますか?
この数字と「同じルールで並んでいる」と思う数字を3つ挙げてください。
「偶数が並んでいる」
「偶数が昇順に並んでいる」
「前の2つの数字の和」
あなたからは上記の答えが出るかもしれません。
しかし現時点での考えは
「仮説」
です。
大切なのはここから
「仮説を検証」
することです。
検証を通じて
「仮説の正誤」
を証明することが必要です。
特にビジネスにおいては…。
■仮説の立案と検証「大事なのは間違いを見つけること」
ここからは一緒に
「仮説の検証の仕方」
を見ていきましょう。
例えば
「偶数が昇順に並んでいる」
という仮説を立てたとしましょう。
その時まず
「14・16・18」
と違う数字で確認をしてみます。
この数字でもルールに当てはまっているとすれば次に
「110・112・114」
と確認してみまます。
このように3回繰り返せば
「ほとんどの人は仮説が正しい」
と確信を持つことでしょう。
しかし実はこれでも足りません。
この数字では単に
「昇順に並んでいる」
という、別のルールでもあてはまってしまいます。
このように同じ確認を繰り返しても
「何が正解か?」
というのはわかりません。
ただし戦略を変えて
「自分の仮説が間違っているかどうか?」
と視点変えると短時間で正解に近づきます。
例えば
「6・5・16」
と仮説と合わない数列を当てはめてみましょう。
もしそれが
「ルールに当てはまったら仮説が間違い」
ということがわかります。
そしてさらに
「5・2・1」
で確認して間違いであることを見つけられれば正解に近づきます。
視点を変えることで
「脳に違う信号を与える」
事になります。
■間違いを認められないのは脳のメカニズムと教育の弊害
仮説検証で
「正しいことだけを見る」
のは危険です。
なぜならそこには人の思考のメカニズムが関わってくるからです。
人間の脳は下記のメカニズムを持っています。
『都合の良い情報しか集めなくなる』
『自分が見つけたいものしかみつからない』
『自分の仮説を脅かすものは無視をする』
人はこれらを当たり前のように平気でやってのけます。
しかも無意識のうちに行わせるので、たちが悪いですね。
このやり方を無意識に選択してしまうのは
「人間であればだれでも一緒」
です。
つまり
「間違った仮説でも、都合のいい証拠」
をなんとなく集めてくるのです。
理由は
「脳が一番楽だから」
です。
そしてそのまま行動に移したとき
「本当に失敗する」
という痛手を負うことになります。
結果として
「投資した時間やお金を無駄にしてしまった…。」
となります。
しかし人間は、この時にやっと
「間違っていた」
と気づくのです。
もしかしたら本人は、途中で気づいていたかもしれません…。
ただ人の行動は
「これまで投資したコストを無駄にしたくない」
という強いバイアスがかかります。
これは
「サンクコスト(沈む費用)」
という心理で、目をつぶって行くところまでいってしまいます。
あなたが回避するためには
「あえて間違える」
ということが必要になります。
ただ強く意識して考えないと
「できない」
と思います。
なぜなら我々は
「効率的に正解にたどり着く」
ということを学校教育で徹底的に訓練されてきているからです。
それを
「正解」
という評価で生きてきたからです。
案外、失敗するのも悪くないものですよ。
マネージメントや人材育成では、絶対に必要な視点です。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
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上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
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今日は「失敗の必要性」というテーマに触れてみました。