情報社会の中で今年やるべき「シンプル」なこと

2018.01.09

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「情報社会との向き合い方」

というテーマに触れていきます。

 

昨日、一昨日と

「情報」

をテーマに記事を書いてきました。

 

1/7

あなたは情報を持たずに損をしている人?

 

1/8

「情報社会で新しく生まれるもの」は知っていますよね?

 

情報が爆発的に増えているという状況の話です。

 

 

ノーベル賞受賞の経済学者ハーバートサイモンは

「情報の豊富さは、注意の貧困をつくる」

と提唱をしています。

 

この説によると

「私たちは注意力が落ちている」

ということになります。

 

 

考えてみれば当然かもしれません。

 

情報量が増えるからと言って

「脳が受け入れられる情報量」

に変化はありません。

 

1つ1つの情報に

「振り向ける注意力」

というのは必然的に減るということです。

 

 

まして今は一人のビジネスパーソンが

様々な役割を持ち

様々な目標を持ち

様々な制約を受けている

という状況です。

 

処理すべき情報は

「普段の仕事の中」

でも増えています。

 

 

「やるべきことが増えている」

といってもいいでしょう。

 

 

やるべきことを増やしていくと

「こんなこと」

になります。

 

 

ある自治体の話です。

 

ある年の夏のイベントに

「花火」

を催したところ非常に好評でした。

 

次の年も花火を実施しました。

 

ただ昨年と同じではつまらないということで

「盆踊り」

も同時に行いました。

 

こちらも非常に好評でした。

 

そして次の年には

「さらに催しもの追加する」

 

そしてその次の年も・・・

 

 

こうしてやることが増えすぎて

「イベント自体の開催が難しくなった」

と言う例があります。

 

情報、やるべきことを足していくとこうなるという例です

 

 

 では

情報が増える

やることが増える

という状況でどのように対処したら良いでしょうか?

 

 

これは

「非常にシンプル」

なことです。

 

1何を目標にして、何を無視するのか

2何を残して、何を捨てるのか

3何をして、何をやめるのか

 

ということです。

 

 

「することばかり多い」

というのは捨てていないということです。

 

いろいろなものを買ってきて

「物を捨てなかったら」

家の中はどうなるでしょうか。

 

 

生産性を上げるには

「足すだけでなく減らす」

ということが重要です。

 

シンプルにすることで

「生産性」

が上がります。

 

 

放って置いたら

情報

やるべきこと

は増える一方です。

 

そんな中で成果を出していくには

「意識的に減らしていく」

という作業が需要です。

 

 

「2018年は新たなチャレンジをしよう!」

としたときにも、何かを手放すことを一緒に考えてみてください。

 

 

今日は

「情報社会との向き合い方」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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