成功には様々な思考パターンを試すことが重要!「方法はノートに3行書くだけ」

2022.05.19

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

成長するためには3つの思考パターンを組み合わせるのが効果的!

 

 

今日は
「成長思考のパターン」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①人は誰かとの関わりから「知恵の継承」を受けている

②人の成長思考には3つのパターンが存在する

③超簡単!様々な思考パターンを試す方法「ノートに3行書くだけ」

 

 

■人は誰かとの関わりから「知恵の継承」を受けている

 

 

「人は1人では生きられない」
と子供のころから聞かされてされてきました。

 

 

家族

兄弟

友人

恋人

同僚

上司

お客様

 

 

必ずあなたの周りには誰かいるのではないでしょうか?

 

 

人は社会性成物と言われており
「他者との関わり」
によって世界を形成しています。

 

 

そして社会性によって
「過去の知恵を継承する」
ことを行っています。

 

 

言葉を変えれば教育です。

 

 

親から子へ

先生から生徒へ

上司から部下へ

 

 

人との関わりを通じて
「成長をさせてもらっている」
と言っても良いのではないでしょうか?

 

 

■人の成長思考には3つのパターンが存在する

 

 

しかし
「教育の場」
というのは常に与えられているわけではありません。

 

 

学校に通っていたときでも
「勉強」
について教えてもらいましたが、友達関係については道徳の時間で習うだけです。

 

 

また社会に出てからは
「細かく仕事の指示を出される」
というのも最初だけです。

 

 

実際には自らが考え、行動をすることで学びを得ています。

 

 

成長においては
「自分の思考」
も重要だと言えます。

 

 

そして人それぞれ
「成長思考のパターン」
というものを持っています。

 

 

思考パターンは、研究によって明らかになっています。

フローニング大学のモールマン博士の論文です。

 

 

博士は
「2つの選択肢」
を使った実験をデザインしました。

 

 

選択によって得られる報奨金が変わるという実験です。

どの選択をすることが、より多くのお金を獲得できるかという学習を含んでいます。

 

 

実験で博士が見たのは
「人は何を参考にして意思決定するか」
を観察することです。

 

 

すると
「3つの思考パターン」
に分けられることが明らかになりました。

 

 

A 独学パターン

他人の意見を参考にせず、試行錯誤しながら最適解を見つける

 

 

B 成功者をまねるパターン

上手く行っている人を観察して、自分に当てはめる

 

 

C 人がやっているからパターン

周りがやっているからという平均的な選択をする

 

 

上記の思考パターンのいずれかが優れているというわけではないようです。

 

 

状況に応じて
「有効な思考パターン」
があるといって良いでしょう。

 

 

さてあなたはどの思考パターンに当てはまりますか?

 

 

■超簡単!様々な思考パターンを試す方法「ノートに3行書くだけ」

 

 

「思考パターンがある」
と知るだけでも大きな前進といって良いでしょう。

 

 

例えばあなたが
「Aの独学パターン」
が強い人だとします。

 

 

問題解決をしようとしたとき
「無意識に」
自分のチカラだけで解決しようとするかもしれません。

 

 

しかし誰かの成功例が
「そのまま使える」
というパターンがはまるかもしれません。

 

 

誰かの真似をした方がよっぽど効率的かもしれません。

 

 

Bの真似をするタイプや、周りに合わせるタイプであれば
「自分で考えてみる」
という機会を増やしたほうが、より成長につながるかもしれません。

 

 

重要なことは
「複数のパターンの選択肢を持つ」
ということです。

 

 

例えば営業の場面で考えてみましょう。

 

 

営業マンは
「自分のやり方でやりたい」
と考えるタイプが多いかもしれません。

 

 

しかしお客様のパターンも様々です。

あなたの一本足打法では通用しない案件もあるでしょう。

 

 

そんな時
「周りの人の成功した方法」
を用いると良いでしょう。

 

 

ただ都度都度考えてできるほど
「行動を変える」
というのは甘くありません。

 

 

一番楽なやり方は
「自分の思考パターンに沿う」
事だからです。

 

 

私がお勧めしている思考の変化の方法があります。

 

 

ノートに三行の線を引きます。

そこに下記を書きます。

 

 

A 独学パターン

B 成功者の真似パターン

C 周りに合わせるパターン

 

 

そこに1週間の予定の中で行うことを記入します。

後は実行してみるだけです。

予定は重要なことでも、些細なことでも大丈夫です。

 

 

数も最初は週に1つずつで十分です。

1か月たった時点で12の新たな方法を試していることとなります。

 

 

年間で144回の試行錯誤を行うことになります。

 

 

社会性生物である
「知恵の継承」
を仕組みで行うことが出来るというわけです。

 

 

しかも自分だけでなく組織全員で行えば、相当な数のチャレンジが生まれます。

 

 

必ず成功パターンが見つかるので
「組織のブライトスポット」
として継承していけば、成果も上がりやすくなります。

 

 

社会性生物の特徴に沿っているので
「やってみると意外と簡単に感じる方法」
であることが実感できるでしょう。

 

 

無理をせず
「脳のメカニズムを先回りする」
ことが一番楽で速く進歩できる方法です。

 

 

科学に基づく様々な方法を体系的にまとめられたのが
「行動創造理論」
です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

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今日は「成長思考のパターン」というテーマに触れてみました。

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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