新事実!テストは到達度を測るものではなかった!?隠された本当の目的とは??

2022.02.10

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

テストは到達度を測るものではない!?

 

 

今日は
「テストの驚くべき効果」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたはこれまでどれだけテストを受けてきましたか?

②スピッツアーが明らかにしたテストの驚くべき効果とは?

③企業研修にも入っていなければならない「テストの効果」

 

 

■あなたはこれまでどれだけテストを受けてきましたか?

 

 

あなたはこれまで
「テスト」
をかなり受けてきたと思います。

 

 

抜き打ちテスト

授業の最初の小テスト

中間テスト

期末テスト

入学テスト

卒業テスト

 

 

社会人になってからも受けたことがあるかもしれません

 

 

資格取得テスト

昇進テスト

外国語テスト

 

 

基本的にテストを行う目的は
「到達度」
を測り、順位を決めたり資格を与えるものです。

 

 

しかしあなたも知らない
「テストの驚くべき効果」
があります。

 

 

アイオワ州大学の博士課程を受けていた
「スピッツアー」
という学生の研究で明らかになりました。

 

 

■スピッツアーが明らかにしたテストの驚くべき効果とは?

 

 

スピッツアーは
「テストに学習効果があるのでは?」
と考えました。

 

 

そこで大規模な実験を行いました。

 

 

アイオワ州の小学校に協力を取り付け
「3,605人の小学校6年生」
に参加をしてもらいました。

 

 

小学校6年生が読むに適した、600ワードの記事を2種類用意しました。

 

 

ピ―ナッツに関する記事

竹に関する記事

 

 

各児童にそれぞれ割り当てて1回読ませました。

 

 

それから児童たちを
「8グループ」
に分けて2か月後に渡って何度かテストをしました。

 

 

出題するテストは一緒です。

例えば竹の記事を読ませた児童に出したテストは以下のようなものです。

 

 

Q開花期が終わった竹は、一般的にどうなりますか

 

①枯れる

②新芽が出る

③根から新たな茎が伸びる

④枝が広がり始める

⑤粗皮病が発生する

 

 

子供たちにはテストがあることを知らせず
「抜き打ちテスト」
のカタチで行われました。

 

 

グループ1

1回目 記事を読んだ直後

2回目 翌日

3回目 3週間後

 

 

グループ6

1回目 3週間後

 

 

このように試験の回数と時期をバラバラに行いました。

学習する時間と問題は一緒です。

 

 

するとテストの点数に大きな開きがあり
「1つのパターン」
が明らかになりました。

 

 

一番成績が良かったグループは
「1回目のテストをすぐに受けたグループ」
でした。

 

 

正解は50パーセントに達しました。

(子供たちは1回しか記事を読んでいません)

 

 

対称的に
「1回目のテストを2週間以上後に受けたグループ」
が低く、30%にも満たない正解率でした。

 

 

結論は
「知識を手にした後、すぐにテストをすると効果が高い」
というとが明らかになりました。

 

 

テストは
「到達度を測るツール」
だけではないということです。

 

 

テストは
「自身のスキルを高めるツール」
ということです。

 

 

■企業研修にも入っていなければならない「テストの効果」

 

 

テストが
「スキルを高めるツール」
と分かったことは非常に大きなことです。

 

 

あなたも
「スキルアップ」
をしようとするとき

 

 

資格等を取得するための
「試験を受ける」
時にもテストのツールは非常に役に立ちます。

 

 

例えば
「本番が1週間後」
だとしても非常に強力なツールとなります。

 

 

5分後にテスト

2日後にテスト

1週間後にテスト

 

 

上記のように
「自己テスト」
を行った場合に、インプットばかりを行う学習の効果を大きく上回りました。

 

 

あなたも効率的にスキルアップをしたい場合は
「自己テスト」
を用いると良いでしょう。

 

 

自己テストの効果は
「企業研修」
にも及んできます。

 

 

研修の課題の1つに
「研修成果が定着しない」
というものがあります。

 

 

平たく言えば
「研修をしてもすぐに元に戻ってしまう」
ということです。

 

 

ただしこれは
「脳のメカニズム」
から考えれば当然のことです。

 

 

人の脳には
「目標に対して最低努力で行う」
というプログラムが組み込まれています。

 

 

私たち人間の遺伝子には
「楽をしよう」
という情報が書き込まれています。

 

 

つまり
「新しいやり方」と「今までのやり方」
の2つがあるときはより楽な方法が選ばれるということです。

 

 

人の意思決定は
「連想記憶」
から創られます。

 

 

連想記憶は
「目の前の情報と持っている記憶の情報を組み合わせる」
というものです。

 

 

連想記憶を導く際に
「慣れ親しんだ方法」
が無意識のうちに選ばれるということです。

 

 

研修をやっても成果が出ないのは
「連想記憶の書き換えが行われていない」
からです。

 

 

定着しない課題を解決するのが
「テスト」
です。

 

 

正しテストの効果が最もあるのが
「学習の直後に1度行う」
事です。

 

 

果たして今行っている研修には
「テストの組み込み」
はされているでしょうか?

 

 

脳のメカニズムから考えれば
「入っていない事との報がおかしい」
と言えるレベルの事項です。

 

 

しかし残念ながら、ほとんどの研修では組み込まれていないのが現状です。

 

 

スキルアップするために最大の近道は
「脳のメカニズムを先回りすること」
です。

 

 

ノーベル賞をとるような偉大なる学者が
「人生をかけた明らかにした科学」
があります。

 

 

私は偉大なる科学を
「営業とマネジメントに拡大をした理論」
を創り出しました。

 

 

それが
「行動創造理論」
です。

 

 

行動創造理論は
「営業研修とマネジメント研修のプログラム」
で導入することが出来ます。

 

 

今日の記事でも触れているように
「科学を基軸としたプログラム」
であるため、確実な行動変容と成果を導きます。

 

 

これまでご採用いただいた企業様からは
「100%のリピート」
をいただいているプログラムです。

 

 

脳のメカニズムから考えれば
「研修成果が定着しない」
などというのは起こりえないことです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「テストの驚くべき効果」というテーマに触れてみました。

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