自分を甘くしてしまう習慣を変えたかったら「どんどんご褒美を上げるのが良い!?」

2022.07.15

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

自分や相手の行動を変えるにはご褒美が効果的だった!?

 

 

今日は
「ご褒美の効果」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①行動変容を実現するために必要なことは?

②習慣を定着させるためには3つに分解して、最後のご褒美を考える!?

③ご褒美のチカラをビジネスで導入するにはどうすればよい?

 

 

■行動変容を実現するために必要なことは?

 

 

これまでいくつかの記事で
「行動変容の難しさ」
について触れてきました。

 

 

行動を変えたり作ったりするのが難しい理由は
「脳が昨日と同じことを無意識に選択したがるから」
です。

 

 

その為、人の行動は中々変わりません。

変えようと思っても変わらないのは、ある意味しかたが無いことです。

 

 

とはいえ昨日と違う結果を出したいのであれば
「昨日と違う行動をしなければならない」
というのも大原則です。

 

 

行動を変えるために
「ご褒美」
を加えると効果が期待できるので、少し見てみましょう。

 

 

■習慣を定着させるためには3つに分解して、最後のご褒美を考える!?

 

 

人の行動が変わったといえるのは
「習慣」
となったときです。

 

 

1回だけの行動で変わったというのは少し違うでしょう。

 

 

例えば1日だけ運動した人に対して
「行動が変わった」「運動をしている人」
とは言わないでしょう。

 

 

もちろん意志の力でその場限りの行動は出来ます。

しかし継続することが重要です。

 

 

無意識のうちに選ばれると
「習慣」
にかわり、その時初めて行動変容が出来たといえます。

 

 

つまり何かしらのきっかけ
「キュー/トリガー」
があったとき、無意識に選択される行動が習慣です。

 

 

キュー(きっかけ)⇒アクション(習慣)

 

 

上記が基本的な意思決定のメカニズムです。

 

 

そして習慣化させるために
「リワード(報酬)」
を加えると習慣化されやすくなります。

 

 

例えばお気に入りのカフェの前を通ったときの例で見てみましょう。

 

 

美味しそうなコーヒーの香りがする(キュー)

よく利用しているので今日も入る(習慣)

期待通りのコーヒーを楽しく(リワード)

 

 

もっと身近な例を見てみましょう

 

 

朝起きて鏡の前で自分の顔を見る(キュー)

目の前の歯ブラシを取り、歯を磨く(習慣)

口の中がすっきりする(リワード)

 

 

歯磨きの習慣を定着させた最大の功労者は
「ミント味の歯磨き粉」
といわれています。

 

 

歯を磨いた後の
「達菌的な報酬(爽快感)」
があるために定着しました。

 

 

もし、ただの虫歯予防のためだったら、定着しなかったかもしれません。

 

 

あなたも習慣化している普段の行動を
「キュー⇒習慣⇒報酬」
に分解をしてみると、必ずセットになっていることがわかるでしょう。

 

 

■ご褒美のチカラをビジネスで導入するにはどうすればよい?

 

 

ではビジネスで活かすにはどうしたら良いでしょうか?

 

 

もちろん
「キュー⇒習慣⇒報酬」
に従えばよいだけです。

 

 

きっかけは何か?

やるべき行動は何か?

報酬はどうするか?

 

 

上記3つを組み合わせて継続させるように促すだけです。

 

 

行動変容させようとして多くの人は
「やるべき行動だけを提示する」
となっています。

 

 

研修でも同じです。

 

 

「〇〇しましょう」
といってあとはほったらかしです。

 

 

高いお金を取っている外部研修の講師ですら一緒です。

もしそのようなプログラムを提示されたら断ったほうが良いでしょう。

 

 

「〇〇があったら■■を行う」
というセットをまず考えてみましょう。

 

 

〇〇=朝起きて鏡で自分の顔を見る

■■=歯を磨く

 

 

上記のような組み合わせをセットします。

 

 

例えば
「必ず1日の予定を入れるルールを定着させる」
とした場合、どうすればよいでしょうか

 

 

〇〇=自分のデスクの前に座ってPCの電源を入れる

■■=今日の予定を入力する

 

 

この後に報酬を出すことで定着の方向に進んでいきます。

 

 

入力した人だけに
「自販機でコーヒーがプレゼントされる」
という仕掛けを作っても良いでしょう。

 

 

今の技術ならば組み合わせることで実用できます。

 

 

最初は
「今日も頑張りましょう!」
というメッセージとワンポイント占いが出るだけでも良いかもしれません。

 

 

効果的な組み合わせを考えるほうが
「ずっと指示を出し続けてストレスをためるより健全」
といえるのではないでしょうか?

 

 

重要なことは
「意志の力に頼ろうとしない」
ということです。

 

 

脳のメカニズムを先回りする
「行動科学」
を用いることです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

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「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
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と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
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今日は「ご褒美の効果」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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