本日の記事の見出し
あなたの2つの言葉と後悔のメカニズム
今日は
「似ている2つの言葉」
というテーマに触れてみたいと思います。
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■言葉にしたらちょっとの差の「2つの言葉」
唐突にご質問です。
あなたは
「大きな失敗」
をしたことはありますか?
もしくは
「大きな苦労」
をしたことはありますか?
もしあれば一旦頭の中に想い浮かべてみてください。
そして2つのことを考えてみて下さい。
1やっておけばよかったこと
2やっておいてよかったこと
紙に書き出してみるのも良いかもしれません。
今触れた2つのことは
「言葉にしてしまえばちょっとの差」
に過ぎないでしょう。
しかし、中身を考えれば全く異なることと言えるでしょう。
さらに
「結果」
を見れば大きな差があるはずです。
やっておけばよかったこと
やっておいてよかったこと
あなたはどちらが多いですか?
■あなたの記憶は無意識のうちに変化している
キツイ仕事
キツイ勉強
キツイ練習
これまでいろいろあったと思います。
しかし今振り返って
「やっておいてよかった」
になっていることはかなりの数ではないでしょうか?
もしかしたらやっている時は
「なんでこんなこと」
と思ったかもしれません。
人に起こる出来事には、全て意味付けができます。
そもそも人の記憶は
「時間とともにカタチを変える」
という性質を持っています。
脳のメカニズム上、記憶が変化するようになっています。
しかもあなたが意識して行うのではなく
「無意識のうちに変化する」
ものです。
お伝えしたいことは
「どうせプラスになる」
ということです。
時間の経過とともに辛かった仕事も
「プラスになる」
ということです。
それならばやっているときに
「プラスになるように考える」
と取り組めた方がよさそうです。
記憶のメカニズムに基づき人は
「大きな失敗や大きな苦労」
を振り返ったときにやっておいてよかった言えるようになっています。
2つの言葉には
「もう一つの見方」
があります。
もう1つの見方は
「プロとしての仕事」
という視点です。
仕事をするということは
「必ず誰かとの関わり合いになる」
ということです。
誰もあなたを頼ることが無ければ
「仕事」
というものは存在しません。
その誰かに対して
「やっておいてよかった」
と思ってもらえることがプロの仕事です。
「あなたに頼んでよかったよ」
と言われることが重要です。
「なんであなたなんかに頼んでしまったのだろう…」
と思われては悲しすぎます。
さらに営業であれば
「あの時の提案を受けておけばよかった」
とお客様に思わせてはいけません。
あなたが営業として交渉を通じて
気づかせることが出来なかった」
ということです。
■2つの言葉には後悔のメカニズムも深く関わっている
「やっておけばよかった」
というのは後悔そのものです。
「やらなければ良かった」
というのも公後悔の1つです。
しかし人の脳は
「やらなければ良かった」
という後悔はほとんどしません。
人の後悔は
「やっておけばよかった」
しかないと言っても良いでしょう。
その理由は
「事実として存在している」
ことが大きく関係しています。
もしあなたが何かの行動を起こせば
「事実として脳が認識をする」
というのはわかると思います。
事実として脳が認識したときに
「損失を回避する」
という働きが無意識に起きています。
損失回避の機能により
「記憶の変化のスピード」
がより早くなります。
その為、時間がたつことで
「プラスの記憶」
をして残ることが多くなります。
つまり
「やらなければ良かった」
というのは出来事の最中か直後に起こる反応です。
時間が経過すれば
「マイナスの情報はプラスに変換されている」
ことがほとんどです。
しかし
「行動が存在しなかった」
ときは変化がありません。
そもそも存在していないので、変化することはありません。
常に
「やっておけばよかった」
が最新の情報として更新されるだけです。
つまり後悔として残り続けます。
やっておけばよかった
やっておいてよかった
今日の記事でづれて来た
「似ている2つの言葉」
のメカニズムを整理していただけたでしょうか?
私は
「企業向けの営業研修」
がメインの仕事です。
企業研修の受講者の中には
「会社から言われて参加した」
という人がほとんどです。
最初は
「なぜ私が参加しなければならないんだ」
と思って参加してくる人も少なくありません。
しかしそんな受講者にも
「やっておいてよかった」
気づきを得ていただくことも私の仕事でもあります。
言い換えれば
「最低限のコミット」
です。
幸いにも9,000人以上がトップセールスになっているので
「やっておいてよかった」
と思っていただけていると思います。
また採用をいただいた企業からは
「100%のリピート」
をいただいております。
幸いにも
「やらなければ良かった」
という後悔にはなっていないようです。
私の研修は営業やマネジメントのビジネスの全てを
「科学の視点」
でとらえた行動創造理論が基軸となっています。
今日の記事も視点は異なりますが
「2つの言葉」
も脳科学の目線でとらえたものです。
自身の行動
お客様の行動
部下の行動
全ての行動を創造する科学を基軸としたプログラムです。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
-
脳科学
-
認知心理学
-
行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
-
営業研修
-
マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「似ている2つの言葉」というテーマに触れてみました。