本日の記事の見出し
自己紹介で一番気を付けるべき言葉は?
今日は
「自己紹介」
に触れてみたいと思います。
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■問題です。あなたは5秒でいくつ覚えられますか?
まず1つ問題です。
セミナーのアイスブレイクでも使っているものです。
ぜひやってみてください。
こちらの単語を5秒間で覚えてください。
リンゴ
サッカー
チューリップ
船
キャンプ
サソリ
バイオリン
カツオ
ロシア
さて、いくつ覚えることができましたか?
さすがに5秒では全部覚えるのは難しかったでしょうか?
ただ、この実験に参加した人
「全員が必ず覚えている単語」
があります。
それは何でしょうか?
■「結論から述べるべき」には科学的根拠がある
全員が覚えている言葉は
「リンゴ」
です。
ではなぜリンゴだけはみんな覚えているのでしょうか?
みんな好きだから?
丸いから?
赤いから?
理由は
「一番最初に出ているから」
です。
セミナーでも
「当たり前の話だ」
という声が出ます。
しかし、その当たり前が
「脳のメカニズム」
なのです。
1番最初のことが記憶されやすいことを
「初頭効果」
と心理学では呼びます。
初頭効果を
「ビジネス」
で活用するとどうなるでしょうか?
プレゼンテーションでは
「結論から述べるべき」
となります。
上司への報告、部下への指示も
「結論から述べるべき」
です。
結論から伝える理由は
「初頭効果」
があるからです。
人と会うときに
「第一印象が大切」
というのも初頭効果が働いているからです。
第一印象と初頭効果の関係を証明した
「アメリカの大学での実験」
があります。
■最初の言葉だけで人の評価は変わってしまう
講義に新しい教授が来る際に
「2種類のプリント」
を配りました。
新しく来る教授の簡単な紹介分が書かれたものです。
A 温かくて、批判力に優れ、実際的で決断力がある
B 冷たくて、批判力に優れ、実際的で決断力がある
講義が終わった後、生徒たちに
「教授の印象」
を訪ねました。
Aのプリントを受け取った生徒は
「好意的」
な印象を持っていました。
Bのプリントを受け取った生徒は
「悪印象」
を持っていました。
AとBの違いは冒頭のプリントに書いてあった
「温かい」「冷たい」
の違いだけです。
それだけでも
「人に与える印象は変わってしまう」
ということです。
自己紹介をするとき
紹介文を書くとき
商品説明をするとき
そんな時は
「一番最初の言葉に気をつける」
ということが重要です。
その
「一言」
でその後の結果が変わります。
あなたも
「キャッチコピー」
で購入した経験があるはずです。
その行動は
「商品に与えられた初頭効果」
によって作り出されたものです。
「どんな言葉を使うと効果的か?」
も科学的に明らかになっています。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
-
心理学
-
行動科学
上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動変革スキルを身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
-
能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人のを本能の行動に合わせる」
ことが一番早く、大きく成果が出せます。
プログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。
今日は「自己紹介」について触れてみました。