1週間でどれだけメールに時間を費やしているのか?

2019.09.10

 

今日は

「メールチェックの頻度」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

①あなたはメール中毒者?「ビジネスマンのメール平均時間」

②行動主義心理学者B・F・スキナーの実験でわかったこと

③人の行動メカニズムから明らかな「マネージメントの限界」

 

 

■ビジネスパーソンは全員「メール中毒者?」

 

あなたは

「1日どのくらいの頻度」

でメールのチェックをしますか?

 

1時間おき?

15分おき?

それとも絶えずチェックしているでしょうか?

 

いずれにせよ

「かなりの頻度でメールに触れている」

と言えるのではないでしょうか?

 

最近のオーストラリアの調査結果があります。

 

ビジネスパーソンの

「メールに触れている時間」

です。

 

メールを書く

メールを読む

整理する

削除する

 

これらの作業で

「週どのくらいの時間」

を費やしていると思いますか?

 

結果は

「週平均14.5時間」

です。

 

つまり

「2日分」

の労働時間をメールに費やしているということです。

 

さらに

SNS

チャット

ニュースグループ

など様々なオンライン上の交流を含めれば、倍以上かもしれません。

 

 

■あなたに届くメールの種類はどう分類できるか?

 

オンラインでのつながりは

「仕事の効率」

「関係性の継続」

において大きな役割を果たしています。

 

しかしその反面

「どうでもよいもの」

もたくさん届くようになっています。

 

メールの種類は

・すぐ削除してよいスパム

・自分にとって重要でないメール

・関心のあるメール

・後でじっくり検討する資料付きメール

・すぐに返事しなければならないメール

など様々です。

 

これらたくさんのメールを絶えず処理しています。

 

このメールの種類が

「あなたの行動」

に影響を与えていることをご存知でしょうか?

 

 

■行動主義心理学者B・F・スキナーの実験

 

ビジネスパーソンが

「メールに触れ続けてしまう理由」

をある実験が明らかにしています。

 

元々これはメールの実験ではなく

「ある実験の結果が類似している」

ことがわかりました。

 

「スキナー箱」

を使った実験です。

 

・定率スケジュール

・変率スケジュール

という区別を確認する実験です。

 

 

【定率スケジュールの実験】

 

この実験ではラットが決まった回数レバーを押すと

「餌の報酬」

が得られます。

 

例えば

「100回押すとエサがもらえる」

というものです。

 

これをビジネスで例えると

「自社製品を100個売ったらインセンティブ」

がもらえるといったものです。

 

 

事前に決められた数をやり遂げれば

「報酬がもらえる」

というものです。

 

 

【変率スケジュールの実験】

 

ラットが適当な回数を押すと

「餌がもらえる」

というものです。

 

ビジネスでいえば

「何個かわからないけれど商品を売れば」

インセンティブがもらえるようなものです。

 

つまり変率スケジュールでは

「いつ報酬がもらえるかわからない」

という状況です。

 

■どちらがモチベーションを高めるかわかりますか?

 

恐らくあなたは

「定率スケジュール」

の方がやる気を引き出すと考えたのではないでしょうか?

 

この方が自分が働いた成果を

「想像するようになる」

からです。

 

ところがスキナーは

「変率スケジュール」

のほうがやる気が起きることを発見しました。

 

最も印象的な結果は

「報酬がなくなった時の反応」

です。

 

定率スケジュールのラットは

「すぐに働かなくなる」

という反応を示しました。

 

しかし

「変率スケジュール」

のラットは長い間働き続けました。

 

■変率スケジュールは「黒魔術」

 

スロットマシーン

宝くじ

競馬

 

これらのギャンブルの根底にある

「黒魔術」

と言えます。

 

もしスロットで

「9回負けた後、1回勝つ」

ということが明らかであれば熱中する人はいないでしょう。

 

ギャンブルは

「いつ勝つかわからない」

ためにやり続けるということです。

 

この実験の話が

「メール」

と何の関係があるというのでしょうか?

 

ほとんどのメールは

「ジャンクメール」

です。

 

スロットでいう

「はずれ」

と同じです。

 

その中でたまに

「本当に欲しかったメール」

が届きます。

 

その喜びをもっと求めるため

「都度メールをチェックする」

という行動を取ることになります。

 

スロットマシーンのレバーを引き続けるように・・・

 

 

■人の行動メカニズムから明らかな「マネージメントの限界」

 

人に継続的な行動を取らせるには

「変率スケジュール」

を採用すると良さそうです。

 

このことは

「営業マネージメント」

でも同様です。

 

「変率で与えるインセンティブ」

でモチベーションを維持させるだけではありません。

 

営業活動でも

「成功より失敗が多い」

というスロットと同じ特徴があります。

 

その中で

「あたり」

を引くことができるので続けられるということです。

 

ただこの当たりを

「成約のみ」

にしては行動が消えていきます。

 

当たりに出会うのに

「確率が低すぎる」

可能性があるからです。

 

「なかなか当たりが出ない」

「その割に報われない」

と営業が感じていたら積極的に行動は生まれるでしょうか?

 

恐らくは

「会議で取り繕うためだけの行動」

しか生まれなくなるでしょう。

 

この人の行動のメカニズムに

「成果マネージメントの限界」

があります。

 

成果マネージメントをしている組織は

「1日でも早く行動マネージメント」

に移行する必要があるでしょう。

 

日に日に営業が消耗し

「行動のマンネリ」

になっていくかもしれません・・・。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する

「行動創造理論」

はこのような脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

・脳科学

・心理学

・行動科学

の数多くの研究や知見を

 

「ビジネスの行動」

に体系的に落とし込んだものです。

 

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばす

「営業研修」

「セールストレーニング」

のプログラムのご提供をしています。

 

ビジネスで成果を出すというのは

「人の行動を継続的に変化させる仕組み」

を本能の行動に合わせてを考えてあげればよいだけです。

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

 

【ご連絡フォーム】

 

行動創造理論により

「ビジネスの課題を解決できる」

こととなるでしょう。

 

P.S.

「メールチェックの呪縛」

から解放される方法があります。

 

それは

「メールの通知」

「メールの自動受信」

をオフにすることです。

 

 

今日は

「メールチェックの頻度」

というテーマに触れてみました。

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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