100年前から当たり前にあるビジネスチャンス

2018.08.06

 

今日は

「当たり前」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

ビジネスには

「習慣」

が存在しています。

 

 

言い換えれば

「当たり前」

ということです。

 

 

その習慣はよほど注意をしないと

「気づかない」

モノになります。

 

 

実はそこに

「大きなビジネスチャンス」

があるかもしれません。

 

 

これは実は

「約100年前」

から明らかにされていることです。

 

 

1920年ごろのアメリカでは

「10社ほどのビール会社」

が精力的に競い合っていました。

 

 

その中で下位に位置する

「8番目の会社」

が巻き返しを図ってマーケティングコンサルを雇い入れました。

 

 

これまでこの会社の売りは

「純度」

というものでした。

 

 

そこでコンサルタントはまず

「純度とは何か」

という情報収集のために製造工程を見てまわりました。

 

 

まず水は?

深さ1500メートルからミネラル豊富な水をくみ上げている

 

 

酵母の開発は?

5年以上かけて1623回の実験を重ねて最適な元菌を見つけた

 

 

蒸留方法は?

276度まで熱し冷却する

しかも完全に不純物を取り除くために3回行う

 

 

ビン詰めは?

ビールの味に影響を与える微生物を完全に取り除く

そのために870度の蒸気に当てている

 

 

製品チェックは?

純粋な味を確認するため、必ず醸造ごとにテイスティングをしてから出荷している

 

 

「これは素晴らしい!」

とコンサルタントは唸りました。

 

 

経営陣に

「この工程を知らせるべきです」

と進言をしました。

 

 

すると経営者は

「何と答えたでしょうか?」

 

 

答えは

「そんなことに意味はない」

「こんなことはどこでもやっている」

というものです。

 

 

メーカーでは

「当たり前」

なのでしょう。

 

 

しかしこの時点で

「顧客」

はそれを知りません。

 

 

まだ

「どこもアピールしていない情報」

です。

 

 

そしてこの会社は

「当たり前の製造工程を宣伝」

することにしました。

 

 

これが

「ビール愛飲家」

に大うけしました。

 

 

その後半年間で

「見事シェア1位」

を獲得することとなりました。

 

 

このように

「何気なくやっている当たり前」

というのは

 

 

他者にとっては

「素晴らしい」

と映ることがよくあります。

 

 

それを体系的にまとまれば

「強力なコンテンツ」

となってビジネスの拡大を実現できます。

 

 

私の場合

「企業向けビジネストレーニング」

の中でこのことによく出会います。

 

 

製品/サービスの強みと機会

プレゼンテーション

これらのプログラムを行っているときです。

 

 

「なぜ、そうなっているの?」

という素直に疑問を投げかけると、裏側にものすごい強みがあったりします。

 

 

当然それはプログラムの中で

「強み」

として体系的にまとめていきます。

 

 

またそれを

「違う業界への情報コンテンツビジネス」

としての提案を経営陣にすることもあります。

 

 

セミナーの段取りも含めて

「新しい取り組み」

に発展することもあります。

 

 

これには私自身が

「トレーニングコーチという外部の視点」

であるから見つけやすいというのもあると思います。

 

 

ただかなりの確率で

「当たり前」

の中にビジネスチャンスが眠っていることがあります。

 

 

当たり前を疑いながら

「友人や別業界の人と情報交換」

をしてみるのもいかもしれないですね。

 

 

今日は

「当たり前」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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