100年停滞していたマネジメントシステムが、今になって進化をしている理由

2022.11.10

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

停滞していたマネジメントシステムがなぜ進化をしなければならないのか?

 

 

今日は
「ピープルマネジメントへの変化」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①100年停滞したマネジメントシステムの進化

②マネジメントシステムの進化が必要となった最大の理由

③訓練を受けていないマネージャーたちは適切に対応が出来ていない

 

 

■100年停滞したマネジメントシステムの進化

 

 

「ピープルマネジメント」という言葉は聞いたことはあるでしょうか?

 

 

最近になって移行が必要となっている
「マネジメントのカタチ」
です。

 

 

「ピープル=人」に対してのマネジメントです。

これまでも「人」に着目したマネジメントは行われていますが、何が違うのでしょうか?

 

 

従来型のマネジメントでも
「人」
に向き合うものもあります。

 

 

メンバーの持つスキルや経験を最大限に活かすために
「配置や育成を戦略的に実行するタレントマネジメント」
です。

 

 

タレントマネジメントでは
「一人ひとりの状況をデータ化して管理や分析」
をツールを活用して行われるものです。

 

 

ピープルマネジメントは少し異なる概念のマネジメント法です。

 

 

ピープルマネジメントは
「仕事自体の成果」
にフォーカスをしません。

 

 

パフォーマンス

モチベーション

エンゲージメント

キャリアなど

 

 

メンバー一人ひとりの成功や成長にフォーカスするマネジメントです。

 

つまりメンバー一人ひとりの持つ能力を
「最大限発揮させ、結果として成果が出る」
というマネジメント法です。

 

 

私はようやく100年停滞していたマネジメントが進化したと思っています。

 

 

■マネジメントシステムの進化が必要となった最大の理由

 

 

ではなぜマネジメントシステムの進化が必要になったのでしょうか?

 

 

言うまでも無く
「環境の変化」
によって必要となったということです。

 

 

終身雇用制の崩壊

ダイバーシティの推進

海外人材の流入

テクノロジーの進化

AIの発達

 

 

従来の方法では対応できなくなりました。

今まで必要とされていた人材も、簡単に職を失う時代です。

 

 

そして決め手となったのは
「リモートワーク」
の登場です。

 

 

従業員にとって最も大きな変化です。

 

 

これまでは会社にきていれば
「仕事をしている」
と見なされました。

 

 

マネージャーも部下の実際の姿を見れば、コンディションも含め把握できます。

一緒の空間に存在することで、周辺情報は手に入りました。

 

 

しかし、全く顔を合わさなくなると状況は全く異なります。

 

 

そもそも人間は
「集団で生活することを選択してきた種族」
です。

 

 

教育も関わっていますが
「単独で行動する」
という遺伝子を持っていません。

 

 

空間を共有し他人との違いをもって
「自分の存在」
を決めることで生きてきました。

 

 

しかしリモートワークも含め
「職場環境の変化」
が大きくなり、メンバーの行動もかわりました。

 

 

人間の行動は
「人間の特性と環境とが相互に作用して生じるもの」
とされています。

 

 

上記は
「クルト・レヴィンの法則(場の理論)」
と呼ばれるものです。

 

 

つまり
「関わる環境で行動が変わる」
ということです。

 

 

働く環境の変化の中で
「自己実現欲求」と「関係性欲求」
を満たすマネジメントが必要となったということです。

 

 

そして上記を実現するためのマネジメントの体系が
「ピープルマネジメント」
ということです。

 

 

■訓練を受けていないマネージャーたちは適切に対応が出来ていない

 

 

ピープルマネジメントで最も変わるのが
「マネージャーと部下のかかわり」
です。

 

 

従来の結果マネジメントは年に数回だけ
「評価面談」
を行っていました。

 

 

結果に対して原因と所感をヒアリングする時間です。

結果にフォーカスするので、実行した人にはあまり目が向けられていません。

 

 

極端な話
「なんでできなかったんだ?次の期はどうするんだ?」
という尋問が行わているだけです。

 

 

そこにきて
「仕事の環境が大きく変化した」
となれば、その場所の存在理由が見つからなくなるでしょう。

 

 

マネージャ-としても楽だったはずです。

決まった時期だけ部下に接すればよく、自分もプレイヤーとして動いていればよかったからです。

 

 

ただし繰り返しますが
「環境の大きな変化」
に直面をしています。

 

 

環境の変化に対応できなければ
「生物は絶滅する」
ことは誰もが知っていることでしょう。

 

 

マネージャーが今の環境で見るべきは
「現状の結果」
だけではないということです。

 

 

メンバーのスキルやパーソナリティを考慮し
「目標達成のステップアップを導く存在」
ということです。

 

 

従来以上に
「コミュニケーションスキル」
が求められることとなりました。

 

 

そして高いレベルのコミュニケーションを実現するには
「脳のメカニズムを先回りする」
ことが重要です。

 

 

部下の目の前に出す情報を変えることで
「部下のモチベーションやスキルを発揮するマインドセット」
を作ることが求められます。

 

 

しかも、好き嫌いなどのバイアスは排除し、公平に科学的に行う必要があります。

ただし普通のマネージャーではやり切れるはずもありません。

 

 

現在必要なコミュニケーションの訓練を受けていないからです。

1on1の仕組みだけ導入しても、むしろマイナス効果しか生み出しません。

 

 

ただ幸いにも
「最適な訓練方法」
は存在しています。

 

 

行動創造理論によるマネジメントトレーニングです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

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今日は「ピープルマネジメントへの変化」というテーマに触れてみました。

 

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行動創造理論第一人者
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