本日の記事の見出し
適当に仕事の時間を割り振っていると大きな損をする!?
今日は
「仕事を行う最適な時間帯」
というテーマに触れてみたいと思います。
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■あなたは1日の仕事の割り振りで時間帯を気にしていますか?
あなたは普段どんな仕事をしているでしょうか?
当然、職種や役割によっても異なります。
小売店や飲食店の店員など
「シフトや仕事がある程度固定されている」
という人は割り振りは出来ないのかもしれません。
もしあなたが
「仕事の時間の割り振り方が自由」
だとしたら時間帯は意識していますか?
例えば営業であれば
「お客様との打ち合わせ」
が中心になってくるでしょう。
午前 10:00~1件
午後 13:00~ 15:00~ 2件
16:30~ 報告書の作成
17:00~ 次の提案書の作成
上記のようなスケジュールを組んでいるでしょうか?
マネージャだと午前中会議
午後 1件お客様と打ち合わせ
終わってから会議
夕方 次の会議用の資料を作成する
多くの人は
「お客様の打ち合わせの時間や会議の時間」
を軸に空いた時間で、資料作成等を行っているのではないでしょうか?
実は多くの人が取っている仕事の割り振り方は
「仕事の質を落としている可能性がある」
ということはご存じですか?
■あなたの生活のリズムは、24時間11分で刻まれている
生き物はすべて
「体内時計」
というものを持っています。
そして体内時計が刻むリズムで
「時間帯によるパフォーマンスの違い」
を生み出しています。
体内時計は18世紀フランスの
「ある仕事部屋」
から発見されました。
その仕事部屋は高名な天文学者
「ジャック・ドルトゥス・ドゥ・メラン」
のものでした。
ドゥ・メランの仕事部屋には
「鉢植えのオジギソウ」
が置かれていました。
夕方になると窓辺のオジギソウが
「葉を閉じる」
事に気づきます。
その日の昼間、日の光が入っているときは
「オジギソウの葉は開いていた」
事を覚えています。
ドゥ・メランは
「晴れた朝に葉を開き、日が落ちるころに葉を閉じる」
ということを発見しました。
すぐさま彼の中に疑問がわきました。
「オジギソウはどうやって周囲の状況を感知するのだろうか?」
ドゥ・メランは自分の仕事を先延ばしにして
「人類に貢献することとなったある実験」
を行うことにしました。
鉢植えを戸棚の中に移し日光を遮断しました。
翌朝、戸棚を開けてみると真っ暗なのに
「オジギソウの葉は開いている」
ことを見つけました。
ドゥ・メランはこの実験を数週間続けます。
部屋に一筋の光も入らないように
「黒いカーテン」
をかけて確認をしました。
それでも葉のパターンは変わりませんでした。
オジギソウの朝に開いて夜に閉じるというパターンは
「光に反応しているわけではない」
ことが明らかになりました。
オジギソウの内部に組み込まれた
「時計」
に従っていたということです。
ドゥ・メランの発見以来
「すべての生物に体内時計がある」
ということが科学者たちによって証明されました。
そして体内時計は
「生物が適正に機能する重要な役割」
を果たしています。
体温を適正に保つ
ホルモンを調節する
夜眠り朝起きるというリズムを作る
人間の体内時計が司る1日は
「24時間11分」
となっています。
人間もオジギソウと同様に
「規則正しく活動している」
ということが明らかになっています。
■あなたのパフォーマンスを飛躍的に上げる「時間帯仕事術」
夜眠り朝目覚めるというリズムの中では
「時間帯によってもリズムが異なる」
ということです。
顕著にあらわれた例があります。
デンマークの小学生は
「全国標準テスト」
をパソコンで受けなければなりません。
しかし全生徒分のPCが無いので
「午前の部」「午後の部」
と別れて試験を受けることになります。
このテストの結果で顕著な差が見られたのです。
午前中にテストを受けた生徒の方が
「テストの点が良い」
という結果になりました。
しかも1時間単位で遅くなればなるほど
「テストの点数が下がっている」
ことが明らかになりました。
タイミングが全てではありませんが
「大きな影響力がある」
事だけは明らかになっています。
人間のエネルギーレベルは
「午前中に上昇し、正午に最高潮に達する」
ということです。
そして
「午後は急下降し、夕方から少し戻る」
というリズムを刻んでいます。
集中力
自己抑制力
分析力
これらの能力は
「ある植物と同様に閉じる」
こととなります。
時間帯によるパフォーマンスの差に気づけました。
さて、あなたはこれまでと同様に
「時間帯を気にしないで仕事を割り振る」
ことを続けますか?
同じ仕事を行うにしても
「時間帯によってパフォーマンスがかなり変わる」
ということです。
いつお客様と商談すべきか?
いつ企画書の作成をすべきか?
いつ経営会議を行うべきか?
いつ投資家に対して収支報告を行うか?
あなたが選択した時間帯によって
「成果がかなり異なる」
ということです。
「優秀なビジネスパーソンが早起きである」
という科学的根拠を示していると言っても良いでしょう。
私も絶対に
「商談を行わない時間」
というものを決めています。
自分が営業する場合と営業を受ける場合でも変えています。
また
「重要な仕事を行う時間帯」
というのも決めています。
理由は同じことをやっても
「パフォーマンスに差が出る」
からです。
生産性にかなりの差が出ることを時間出来ます。
私の提唱している
「行動創造理論」
にはマネジメントにおける科学が詰まっています。
・組織の生産性をあげたい
・マネジメントスキル上げたい
・業績を向上させたい
上記の課題を抱えている組織は
「行動創造理論によるマネジメント研修」
を導入しても良いかもしれません。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネジメント研修
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能力開発トレーニング
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。
売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。
すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。
今日は「行動の選択で頼りにするもの」というテーマに触れてみました。